あべろぐぷらす

元SEが半農半Xな暮らしを目指して頑張る様子を福島から発信するブログ

海外ミステリを扱うレーベルがなくなっていくのは悲しい。嶋中文庫『グレート・ミステリーズ』編

こんにちは、あべし(@honjituno)です。嶋中文庫の『グレート・ミステリーズ』というレーベルをご存じでしょうか?知らない人の方が多いはず。というか、その出版社自体もう存在していないのですから…。そんなわけで、今日は少し切ないお話です。

海外ミステリを扱うレーベルがなくなっていくのは悲しい。嶋中文庫『グレート・ミステリーズ』編 

ぼくが『グレート・ミステリーズ』というレーベルの存在を知ったのは、つい先日のこと。近所のブックオフで、ある本を目にしたからです。ある本とはヴァン・ダインの『僧正殺人事件』です。有名な古典ミステリであり、最近は新訳で出版されたりしています。 

この作品自体は元から知っていたのですが、ブックオフで発見した本は、見たこともない装丁で、聞いたこともなかった出版社から、初めて聞くレーベルとして世に出ていたものでした。しかも少し新しめ。

 

『こんな装丁のものもあるのかー!』なんて見ていたら、グレート・ミステリーズというレーベルで、第1期全10作品刊行予定!と書かれているではないですか!!しかも、その僧正殺人事件は3冊目。

 

ただ出版年は今から10年以上前だったので、そこだけが気がかりでした。その後無事に刊行されているならいいのですが、もしかしたら途中でなくなってしまっている可能性も大です。家に帰ってから調べてみたら、悪い方の予感が的中してしまいました。うぅ。

yuseum.blog.so-net.ne.jp

紹介させて頂いたブログによると、どうやら第1期は無事に刊行された様子で、第2期の出版の途中で廃業ということになってしまったらしいです。 第1期と合わせて、全部で12冊で終了してしまったのです。

 

なんにせよ、切ないですね。ただでさえ貴重な海外ミステリを扱うレーベルがなくなってしまうのは。我が家は夫婦ともにミステリ小説好きで、よく古本で集めているのですが(というか古本に関しては、ぼくが引き込んでしまった感がありますが)、ランダムハウス講談社文庫の話になると、いつも『うーん…。』となっています。

 

自分が好きで集めている本のレーベルや出版社が、今はもうないなんて、本当に切ないです。もし、今早川書房が倒産して、ポケミスの出版がなくなってしまったら、ショックでおそらく1ヶ月ぐらいは起き上がれません。今回、グレート・ミステリーズの顛末を知り、久々に切なさ全開になってしまいました。

 

このブログでよく海外ミステリを紹介しているのは、あまり売れないといわれている海外ミステリを少しでも応援したいからです!自分じゃ買えないから、ブログを通して知ってもらい、買ってもらい、読んでもらって、ぼくにも僅かな紹介料がAmazonさんや楽天さんから頂けるという、まあWin-Winというやつです笑。

 

ジェフリーディーヴァーやマイクルコナリーはよく売れているので、少しは貢献できているのかなと思っています。本当に微々たるものですが、これからも面白そうな小説、読んで面白かった小説、どんどん紹介していきます!そしてもちろん、古本屋でグレート・ミステリーズを見かけたら少しずつ揃えてやろうと思います!それではー!