あべろぐぷらす

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ホリエモン(@takapon_jp)の『属さない勇気』を読んでみて心にささった3つのこと

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は久々に書評を書いていきます!ホリエモンの『属さない勇気』を読んでみましたよー!

ホリエモン(@takapon_jp)の『属さない勇気』を読んでみた!

久々の書評です!今回の本はホリエモンの『属さない勇気』です!そして、サブタイトルにあるようにまんがでわかるシリーズ!

 

なので、とても読みやすかったです!といってもぼくは読むのが遅いので、1時間ぐらいはかかりましたが…。

 

今回はこの本を読んで心にささった部分について紹介していきたいと思います。とりあえず、あらすじから紹介していきます(Amazonより引用)!

今回の主人公は、テレビ局の女性AD。憧れの仕事に就くも、同僚への嫉妬や上司のパワハラなど、悩みは尽きない。

 

そんな中、近未来的な生き方や働き方を模索する人々の姿を目の当たりに。自身の価値観や思考に疑問を持ち始めた女性は、勇気を持って行動し…。

 

忙しい現代人のために、ホリエモン流の成功術を、まんがで超速解説!

 

人生の4大コストの話

人生には4大コストといわれているものがあります。人生における大きな買い物というところでしょうか。

 

まず本の冒頭でホリー(ホリエモン)が紹介しています。額は生涯の平均コストです。以下の4つです。

  1. 家族:6500万円
  2. 家:6000万円
  3. 自動車:4200万円
  4. 結婚:550万円

総計1億7250万円。気の遠くなる、というか額が大きすぎて実感が湧きません。でも、これら4つは今のサラリーマンなら背負って働いている人は多いと思います。

 

ホリーの主張はこうです。

 

『天才>バカ>小利口』とし、天才にはなれなくても、バカとして生きるべき!そして、バカとして生きていくために、上で紹介した4大コストをカットすること!!

 

そう、これらの4大コストを手に入れなければコストは0円。この状況ならば、これらのコストに縛られず、好きなことにも挑みやすいということです。

 

『そんな!それは乱暴すぎます!』と思われた方もいると思います。でも、一般的に結婚はするものだし、結婚したらマイホーム買って、車も買って、子供も育てて…。と、そういうものだからやる。それが社会人として立派な生き方だから目指す!と思ってしまっている部分もあります。

 

ぼくもサラリーマンを続けていたとしたら、ほぼ躊躇なくこの4大コストを背負っていたはず。

 

わが家の場合も、結婚していて、かつ田舎暮らしなので車は必要ですが、家のローンもないし、まだ子供もいません。

 

4つのうち2つは当てはまりますが、残る2つはないのでなんとかやっていけているところがあります。

 

周りを見ると自分たちの状況と比較して落ち込んでしまうことや、怖くなってしまうこともあります。

 

しかし、よく考えてみると、この4つを持っているから立派、そうでない人はダメということは全くありません。ただ自分で考えて、欲しいものを選べばいい話なんだなと思いました。

親との関係の話

この本の中で親との関係についての話も出てきます。親との関係って難しいですよね!

 

またわが家の話をしてしまうと、何にも属さず、イレギュラーな生活をしているので、心配されることが非常に多いです。

 

結婚しているので、当然自分の親だけではなく、相手のお義父さん、お義母さんも心配をしている状況。『元気で生きていればそれでいい!』という穏健派から、『周り(親戚)の目もあるから、一般的な生き方をしてほしい!』という過激派(?)まで、4人の意見はそれぞれバラバラ…。

 

育ってきた時代背景が親世代とは違うので、子供世代が目指そうとしている理想的な生き方もなかなか理解してもらえなかったりします。

 

本の中で、ホリーが言う通り、『世間の常識に従属して生きてちゃいけない!!』ということが結局は大切。

 

世間の常識はほぼ親世代の価値観。自分もその中で生きていきたいと思うなら、それで何も問題ありませんが、そうでない場合、世間の常識の中で生きるのは子供にとって不幸になってしまうこともあります。

 

自分がやりたいと思うことに後ろめたさがないなら、自分の価値観の中で好きなことをやって生きていけばいいんだと思えました。

褒められたがりとグリップの話

ここのパートは読んでいて『確かに…!!』とグサグサきてしまったところ。普段意識することはありませんが、思考の根本的な部分で褒められたいと考えてしまっている!?と思いました。

 

どうして褒められたがりになってしまうのか、この本の中で主人公が疑問に思っていると、ホリーさんが主人公に『学校の先生に褒めてもらいたかったか?』と問います。

 

そしてそれは教師という権力者に思考を『グリップ』されていたからだと説明します。ホリーさんはグリップ力という言葉をこのように説明しています。

上の者が下の者の思考を停止させ、下の者を思いどおりに利用するちからのことだ。

自分のことを思い返すと、確かに先生には怒られないように学校の規則はとにかく守っていたし、試験でいい成績をとって褒められた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。

 

その経験が、この年になってまで考え方の癖のようになってしまっているということなのでしょう。何をするにも誰かに迷惑が掛からないようにとか、怒られないようにということを意識してしまってます。

 

そしてその『怒られないように』の裏返しで、それが出来ているから『褒められたい』という気持ちが出てきてしまっているのかなと思いました。

 

例としては教師が挙げられてしましたが、褒めて貰いたいと思うのは他にも親とか、職場の上司とか、色々ありますよね。

 

その気持ちのせいで、逆に誰かに迷惑をかけてしまうこともあるのですね。褒めて欲しいと常日頃から願っているわけではありませんが、この本を読んで深層心理ではそう感じていることに気がつけて良かったです。

まとめ

ホリエモンの『属さない勇気』を読んでみました!世間の常識からは外れている側にいると思っていましたが、読んでいて『はっΣ(゚□゚;)!!』とすることが多かったです。

 

すでに何にも属してない生活を開始して丸4年が経とうとしています。ホリエモンの本を読むと本当に勇気づけられます。

 

この生活でも別にいいじゃん!って言ってもらえているような気がしました。エピローグの主人公の生き方、めっちゃ理想的です笑。

 

この他にもどうやらホリエモン×ウシジマくんシリーズがあるみたいですね!そちらも読んでみたくなりました!今日紹介したほかにも1度読めば、色々な気づきがあるはずです!気になる方は、ぜひ読んでみて下さい!それではー!