こんにちは、あべし(@honjituno)です。こんなレーベルがあったとは。マイナーだけど絶対必要!これからも応援していきたいです。
このレーベルがすごい!未訳の海外ミステリを出版し続ける『論創海外ミステリ』を応援していきたい!
応援したい気持ちが強すぎて、思わずブログで紹介させていただきます!本日紹介したいのは、『論創海外ミステリ』というミステリ小説のレーベルです。
ぼくの拙い文章で説明するよりも、論創社さんの説明をご覧いただいた方が100倍分かりやすいと思うので、サイトのリンクを貼っときますね。
論創社のサイトを見てレーベルの新刊をチェックしていくとわかるのですが、どの作家さんもどの作品も、ぜんぜん知らない、聞いたこともないものばっかりです。
海外ミステリのレーベルだから、ミステリ小説なんだろうということしか分かりません。2016年12月現在、新刊を少しだけ紹介してみるとこんなラインナップです。
『え、これはどんな方が読まれるの?』といった雰囲気なんですが、
こういうレーベルって、なかなか大量に部数を伸ばすことってないと思うんですが、
翻訳業界全体にとっては絶対に必要な存在だと思うんです。
全然翻訳業界の人間じゃないのに大きなことを言いだしちゃいましたけど、
だって、当たり前だけど、ここで翻訳してくれなかったら原書じゃないとその本読めないんですよ!
どうしてこのレーベルの発見に至ったかというと、最近よくブログにも書いていますが、江戸川乱歩さんの『幻影城』を読んだからです。
abeshi-syokupan.hatenablog.com
もちろん本の中で直接紹介されているわけじゃないです。その中で紹介されている、魅力的な海外ミステリの作家さん、そして未訳の作品群。当然古い海外ミステリなわけですけど、読めるなら読んでみたいなと思ったわけです。
海外では評価されているけど、日本ではあまり評価されなかった作家さんの作品は残念ながら邦訳されることはなかったみたいで。有名な作家さんでも、全ての作品が邦訳されているわけではありません。
ここで紹介されていた作家さんの本って出てるかなー?と思って検索していて、このレーベルにたどり着きました。
スゴイですね。いや、本当に。このラインナップでもそろそろ200冊に達しようとしています。
これでも未訳の海外古典ミステリの中の、ほんの一握りだと思います。これからも一冊一冊、みんなには読まれないかもしれないけど、誰かは絶対に読んでくれる本を出版していって欲しいです。応援してます!それでは!