こんにちは、あべし(@honjituno)です。アガサクリスティの『そして誰もいなくなった』が昨日、今日と2夜連続でドラマ化されていましたね!
ドラマ見た人も、見てない人も、まだ原作を読んでいない方はぜひ読んでみて下さい!
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どれから読もう?アガサクリスティの最初の一冊は『そして誰もいなくなった』がおすすめです!
アガサクリスティの作品はアガサクリスティ文庫(赤い背表紙が目印です!)として早川書房から出版されています。
なんと、100冊ちかくも!!
すると当然、どれから読もうかという問題が出てくるわけです 笑。
気になった作品から読んだらいいというのはもちろんですが、今回はあえて一番最初にアガサクリスティを読むならこの作品ということで提案させて頂きたいと思います!
その作品とは、タイトルとか冒頭で書いている『そして誰もいなくなった』です!
アガサクリスティの作品にはポアロとかマープルとか、いわゆるシャーロックホームズのような探偵が出てくるシリーズものがあります。
どちらも従来の探偵のイメージであるシャーロックホームズ的な探偵ではありません。ポアロはおじさん、マープルはおばあさんです。
しかし、そして誰もいなくなったはこのどちらのシリーズではありません!
というか、物語に探偵自体出てきません。
それでいて、当時の探偵小説ではまだ書かれていなかった『孤島』、『見立て殺人』などをストーリーに取り入れてしまったというスゴイ作品なのです。
どうしてこの作品を最初に読む作品としておすすめしたかというと、名作であるがゆえの宿命として『ネタバレリスクが非常に高い』ことがあります。
今回ドラマ化されたように、色々なメディアにネタバレの危険が潜んでいるわけです。タイトルから想像できるとおり、そんな感じのお話なんですけど、せっかくなら、本を読んで新鮮に驚きたいですよね。
そして、先ほども書きましたが、シリーズものではないところもおすすめポイントの一つです。
探偵が出てこないので、よくある探偵が推理を披露するコナン君的なシーンが出てきません。
そんな状況で物語が進んでいくので、物語全体を通して不穏な雰囲気が漂っています。読んでるこちらまでリアルな不安を感じてしまいました。
そんなわけで、アガサクリスティの最初の一冊どれから読もうか迷っている人は、はぜひ『そして誰もいなくなった』を読んでみて下さい!
ちなみにぼくも最初はこの作品でした 笑。アガサクリスティにはこの他にも、『オリエント急行の殺人』とか、『アクロイド殺し』など、有名な作品がありますので、そちらもぜひ読んでみて下さいね!それではー!