こんにちは、あべし(@honjituno)です。毎度おなじみ中央線沿線古本めぐり!今日でこつこつ書きためてPart6です!
今回の訪問先は『高円寺のサンカクヤマ』!このお店で軽めの奇跡が起こりました笑。新旧フレンチミステリの奇跡のコラボに遭遇しましたよー!!
※前回の中央線沿線古本さんぽはこちら↓
中央線沿線古本めぐりPart6!『高円寺のサンカクヤマ』で新旧フレンチミステリ奇跡のコラボに遭遇!!
さて今日のお店は『高円寺のサンカクヤマ』です!吉祥寺から始まった旅はようやく終点の高円寺までやってきました。
目的地のサンカクヤマは、駅北口の純情通り商店街、庚申通り商店街と進んでいくと、その終点あたりにお店があります。
商店街を抜けていくので、途中に面白そうなお店がたくさんあります。この商店街だけでも一日楽しめそうな雰囲気です。
そうこうしながらお店に到着!あたりはすっかり暗くなってしまいました。まずは外の均一台のチェックからです。
入口にはお店の看板が立てかけてあります。おしゃれです!お昼から21時までの営業ですね!
店内の雰囲気は、何となくですが下北沢を彷彿とさせる感じでした。サブカル感がただようというか、古本屋さんなんですが、それだけではないという空間。お店の個性が出ていてとても面白いお店でした!
サンカクヤマ戦利品メモ
ブログの冒頭から引っ張っていますが、このお店では軽めの軌跡が起きました!まずはこのお店で買った本をご覧下さい!
まずピエール・ルメートル『その女アレックス』。このカミーユ警部シリーズは好きなシリーズで、図書館で借りて一度読んでいて、ブックオフでいつも買おうかどうか迷っていた作品。均一棚で50円だったので、そっと手にとりました。
まだカミーユシリーズを読まれていない方は、以下のエントリにて軽く順番を紹介していますので、ぜひ読んでみて下さい!
続いてジョルジュ・シムノン『モンマルトルのメグレ』。
お気づきの方もいると思われますが、
まさかの出会い、新旧フレンチミステリの奇跡のコラボでした笑!
このジョルジュ・シムノンという作家さんは、昔のフランスミステリの巨匠です。そしてめっちゃ作品を書き残した人です。
本の裏表紙の紹介文を見てみると、400冊以上の小説を書き、メグレシリーズは102篇もあるそう!すごい長編シリーズなのです。
ジョルジュ・シムノンのメグレシリーズは、昨年吉祥寺のよみた屋さんで1冊発見していて、このレーベルも発見したら集めていこう!と決めていたものの、それ以降全く出会えていませんでした。
このメグレシリーズは全部で36巻出ていたみたいです。今から30年以上前のシリーズなのですが、よく見ると新装版となっていますね!そうなると旧版も気になってきます笑。
この1冊は外の均一台ではなく、店内価格で300円でしたが、サンカクヤマで出会った記念として、思い切って購入することにしました。状態もいいし、初版なのも嬉しいポイント。いい本に出会えました。
以上、高円寺サンカクヤマの古本さんぽレポートでした!『これだから古本屋めぐりはやめられない!』という出会いがありました。
こんなことってあるのですね。新旧のフレンチミステリ作家の作品を手にしながら、嬉しさとあわせて、なんとなく不思議な気持ちになってしまいました。
夜になってしまったけど、高円寺にも立ち寄ってみて良かったです。高円寺には今回立ち寄ってサンカクヤマさん以外にも、『古本酒場コクテイル』や『古書一五時の犬』など気になる古本屋さんがまだまだあります。
商店街めぐりをしつつ、古本さんぽをするのも楽しそうですね!ぜひぜひお出掛けしてみて下さい!それではー!