こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日から3月がスタートしますね!3月の1発目は、新刊情報をお届けします!新刊は、早川書房から!
14年ぶりの新刊!?沢崎シリーズ最新作、原尞『それまでの明日』が発売してますよ!
14年ぶりの新刊!?沢崎シリーズ最新作、原尞『それまでの明日』が発売してますよ!
正直にお話すると、 沢崎シリーズも、原尞さんも全く知りませんでした。というのも、今日ご紹介する『それまでの明日』の作者の原さんは、超が付くほどの寡作な作家さんなのです!
今回の最新作は、なんと14年ぶりの新刊というのだから驚きですね。とりあえずあらすじを紹介したいと思います(Amazonより引用。)
渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。沢崎が調べると女将は去年亡くなっていた。
顔立ちの似た妹が跡を継いでいるというが、調査の対象は女将なのか、それとも妹か? しかし当の依頼人が忽然と姿を消し、沢崎はいつしか金融絡みの事件の渦中に。
切れのいい文章と機知にとんだ会話。時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。14年もの歳月をかけて遂に完成した、チャンドラーの『ロング・グッドバイ』に比肩する畢生の大作。
話はそれてしまいますが、引用に先日紹介したチャンドラーが出てきたのが驚きでした。原さんはハードボイルドの方なのですね!
この方を知ったきっかけは、早川書房から出ているミステリマガジンです。新刊が出るということで、特集が組まれていました。
それによると、なんとシリーズの作品がポケミスから出版されるそうなんです!ポケミスで扱っている日本人作品は、浜尾四郎『殺人鬼』(195) 、小栗虫太郎、『黒死館殺人事件』(240 )、夢野久作『ドグラ・マグラ』(276)の3作品のみ!
もう一度言います!このビックネームの方々の3作品のみです!!!
ここに記念すべき4冊目が加わるというのは、なんかもうそれだけで衝撃的というか…。期待せざるを得ないというか…。一体、何が起ころうとしているのでしょうか??
ポケミス収集家としては、絶対に手に入れないとですね笑!そちらの作品も、発売する時には、しっかりと新刊情報をブログで紹介したいと思います!
まとめ
原尞さん『それまでの明日』の新刊情報エントリでした!デビュー当時からのファンの方、おめでとうございます!今まで知らなかったけど、この瞬間に偶然立ち会えている方、おめでとうございます笑!
シリーズ作品も読んでいないし、作者の原さんも知らないけれど、何かすごいことが起ころうとしていることだけは分かります。もちろん、わがブログではこれからもウォッチしていきますよー!次はおそらくシリーズ紹介をすることになると思います!それではー!