あべろぐぷらす

ミステリー小説専門ブックチューバーのブログ

プロフェッショナルで紹介された『いわた書店さんの一万円選書』のエピソードが感動的!

f:id:abeshi01:20180426205502j:plain

こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は本のお話です。いわた書店さんの『一万円選書』ってご存知でしょうか??

 

北海道にあるいわた書店。その書店の店主のいわたさんが、1万円分の本を選書してくれます。手数料は取っておらず、かかる費用は書籍代と送料のみ。

 

全国から応募が殺到して、3000人待ちという状況らしいです。すごい人気ですね!人気すぎて、途中から抽選になったり、募集を停止していたりしたそうです。

 

先日放送されたプロフェッショナルで紹介されていました。今日は一万円選書について書いていこうと思います!

プロフェッショナルで紹介された『いわた書店さんの一万円選書』のエピソードが感動的だった!

ぼくは数年前にたぶんネットで話題になっていて知った気がします。ですので以前から一万円選書自体は知っていました。

 

1万円分で自分に合った本を選んでもらえるって、かなり面白いアイディアです!そして嬉しい!普通にやってもらいたいって思いますよね!

 

その人が普段は読まないような分野の本を選んでくれるそうですので、ここで出会わなければ一生出会わなかったような本に出会えるというわけですね。

応募者のカルテが大事!

選書をする際にいわたさんが参考にするのは、応募者に書いてもらう『カルテ』と呼ばれるアンケート(質問リスト)です。

 

応募する際に、これまでの読書歴はもちろん、今までの人生を深く考えさせられるようなたくさんの質問リストに答える必要があります。

 

そうして浮かび上がってきたその人の人生、人物像を参考に、その人にあう本を選んでいくという流れになっているそうです。

実は苦労人だったいわたさん 

プロフェッショナルを見た方はご存知だと思いますが、一万円選書を始める以前はとても苦労されていた岩田さん。

 

バブルがはじけて以降、売り上げが減り、周りの書店もどんどん閉店していってしまったそう。毎月月末が来ると、食事がのどを通らなくなる、眠れなくなるという状況だったようです。当時の世の中のことを考えると、本当に厳しい時代だったんだなと思います。

 

そして、そこへ追い打ちをかけるように、ご病気で倒れられています。

 

ただ、そこで『自分は何のために本屋をやっているのか?どんな本を売りたいのか??』について考えたそうです。

 

状況を変えるために、自分が売りたいと思った本をお店に置くようにしたり、お店のホームページや地元紙に書評を書いたりしたそうです。

 

厳しい状況の中でも、あきらめずに、いい本を探すためにますます本を読んでいきました。普通に考えて、こんな状況でも本を読み続けられるって本当にすごいことです。毎月赤字の生活を送っていると、頑張るための精神力ってなかなか保てないものだと思うので。

 

そんな時、高校時代の先輩にご相談されたそう。そしたらその先輩が『一万円で俺にあう本を探してほしい。』とおっしゃったそうです。これが1万円選書のスタートになりました。最初は全く広まりませんでしたが、利用者の口コミで徐々に人気に火がついていきました。

 

というのが、一万円選書誕生までの物語です。

ネット上に当選者の喜びの声!

ネット上を探してみたら、見事当選された方で喜びのブログを書いている方がいらっしゃいました!おめでとうございます!うらやましいです笑!

haruusagi-kyo.hateblo.jp

tamastyle.com

lebeaujapon.hateblo.jp

次回の応募は10月!

現在は選書の申し込みを停止しているようですね!一万円選書への応募時期はいわた書店の公式サイトに書かれています。次は10月です!

H30第二回抽選申し込みについて 日時

H30年 10月10(水)午前9時~12日(金)午後6時まで

抽選申し込み場所 ここに申し込みフォームのリンクを張ります。

一万円選書 - いわた書店

まとめ

いわた書店さんの一万円選書について書いてみました!ぼくもいつかぜひ選書してもらいたい!!誰かに本を選んで貰えるって幸せですよね。

 

貯蓄を切り崩しながらの経済的に厳しい状況でも、それでも本屋を続けたい!と思い頑張り続けたいわたさんは本当にすごいと思いました。

 

わが家もそれにとても近いところがあります。夫婦そろって在宅の仕事で、赤字生活を脱出できていないし、出来るめども立ちませんが、蓄えは確実に減っていってます。それほど多くもないので、あとどれぐらいしか生活できないというところも見えてきています。

 

ここで頑張ると決めたので、動けるうちは動き続けますよ!このタイミングで一万円選書のエピソードを知れてとても良かったです。

 

精神的に辛かった時に助けて貰ったのが、図書館とそこに並んでいた本。今も決して楽な状況ではないので、またいい本に出あえたらいいなと思います。

 

次回の応募は10月で、その中から抽選だそうです!興味のある方はぜひ応募してみて下さい!それではー!