こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は海外ミステリの新刊情報をお届けします!今日紹介するのは、2017年に『このミステリがすごい海外編』で1位になった作者が贈る人気シリーズ作品です!
早川書房より、グレーンス警部シリーズ第3弾!アンデシュ・ルースルンドの『死刑囚』が発売してますよー!
▼アンデシュ・ルースルンドについてのエントリはこちら!
グレーンス警部シリーズ第3弾!アンデシュ・ルースルンド『死刑囚』が発売してますよ!
作者のアンデシュ・ルースルンドという名前を聞いても、ピンとくる方は少ないかもしれません。
しかし、2017年のこのミステリがすごいで1位に輝いた『熊と踊れ』の作者と聞けば、『あー!あの作者ね!』と納得する方もいるのではないでしょうか??
ルースルンドは『熊と踊れ』が、あまりにも華々しくバーン!!と登場してしまったために、影に隠れてしまっている人気シリーズがあります。
それはグレーンス警部シリーズ!以前にも新刊情報(ボックス21)を書いています。
今回出版されたのは、シリーズ第3作目『死刑囚』です。元は武田ランダムハウスジャパンから出版されていた作品です。
最近は注意して新刊情報をチェックしていたおかげで、そこまで遅れることなく新刊情報をお届けすることが出来ました笑!早川書房さんのツイッターで気が付きました!
日本ではグレーンス警部シリーズ第3作『死刑囚』が復刊されたばかりですが、スウェーデンではシリーズ第8作『三時間(仮)』が刊行され話題になっているようです。
— 早川書房 (@Hayakawashobo) May 11, 2018
『熊と踊れ』のルースルンドが放つ傑作シリーズ。ぜひ既刊をお手にとってみてください。https://t.co/w7cJhDnNER pic.twitter.com/q225Km12Lu
ここまで書くのを忘れていましたが、この作品はスウェーデン産です!今はやりの『北欧ミステリ』なんですよ(*´▽`*)!スウェーデンではすでに第8作まで出版されているみたいですね。羨ましすぎます…。
まずは熊と踊れがおすすめ!
今回は人気シリーズの新刊紹介ですが、まずはノンシリーズ作品『熊と踊れ』をおすすめしたいと思います。
熊と踊れは事実に基づくという作品の性質のせいか、あまりミステリという感じがしませんでした。ただとても衝撃的な作品で、『この作者の他の作品があったら絶対に読もう!』と思った記憶があります。
北欧ミステリ特有の(!?)重たいテーマですし、上下巻ですし、読むのに時間がかかると思いますし…。手に取る前から『うぅ(;´Д`)。』となってしまうと思われます。
でも、読み終わった時には、『もっと早く読んでおけばよかった_(:3 」∠)_。』と思いました。これから読む方もきっと同じ状態になるはずです_(:3 」∠)_。
というわけで、シリーズものに行く前の入り口としては若干重ためですけど、『熊と踊れ』はぜひチェックしてみて欲しいです٩( ''ω'' )و!
まとめ
グレーンス警部シリーズ第3弾!アンデシュ・ルースルンド『死刑囚』が発売していますよ!シリーズ作品の紹介ですが、個人的にはルースルンド作品の熊と踊れから読み進めることをおすすめします。
ルースルンド作品はもともと武田ランダムハウスジャパンから出版されていました。もしも北欧ミステリブームが来なければ、もしも『熊と踊れ』がこのミス1位でなかったら、早川書房から出版されることはなかったかもしれません。
スウェーデンではシリーズ第8作まで出版されているそうですので、日本でも最新作まで順調に翻訳していって欲しいですね!早川書房さん、翻訳家のヘレンハルメさん、いくらでも待ちますし、応援しています٩( ''ω'' )و!ぜひぜひよろしくお願いします!!それではー!