こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は人気海外ミステリのレビューです!ついにダン・ブラウンのラングドンシリーズ最新作『オリジン』を読み終えました!!
今回の新作もすごいパワーを持った作品でした。上下巻ありますけど、3日で読みました!今日はオリジンを読み終えたので、ネタバレしない程度にレビューしていきます!
※Youtubeにシリーズ解説動画をアップしています!合わせてどうぞ!
【ダン・ブラウン】『ラングドンシリーズ』解説!【だいたい5分で紹介シリーズ】
人類の起源に迫る!?ダン・ブラウン、ラングドンシリーズ第5弾『オリジン』を読み終えました!!
ダン・ブラウンの最新作が出たと聞いたら、読まないわけにはいきません!今回の新作でラングドンシリーズは5作目!
ぼくは『ダヴィンチ・コード』からのファンで、ラングドンシリーズはもちろん、ノンシリーズ作品も全て読んでいます!まずは、あらすじを紹介していきますね٩( ''ω'' )و
宗教象徴学者ラングドンは、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を訪れていた。
元教え子のカーシュが、“われわれはどこから来たのか”“われわれはどこへ行くのか”という人類最大の謎を解き明かす衝撃的な映像を発表するというのだ。
カーシュがスポットライトを浴びて登場した次の瞬間、彼は額を撃ち抜かれて絶命した。
カーシュ暗殺は、宗教界によるものか?もしくは、スペイン王宮の差し金か?
かくして、誰も信用できない中で、ラングドンと美貌の美術館館長・アンブラは逃亡しながら、人工知能ウィンストンの助けを借りて謎に迫る!
美術作品バンバン出てきます!
内容盛りだくさんでした。今回もラングドンシリーズ最大の特徴である『美術作品に関する知識』が、バンバン出てきます。象徴に関する知識も面白いけど、美術関連のお話が多めです。
特に今回は魅力的な建築物がたくさん登場しました!
『グッゲンハイム美術館』やガウディの『サグラダファミリア』など、スペインに行って実際に自分の目で見て回りたくなること間違いなしです(*´▽`*)!
国内ミステリだと、原田マハさんが美術をテーマにした作品を書かれていますよね。小説に出てくる美術作品を眺めながらなんて、贅沢な読書をしてみたいです!
人類の起源に迫る!?
今作のテーマは『われわれはどこから来たのか。われわれはどこへ行くのか。』です。『オリジン』でもダンブラウンの攻めの姿勢は健在です笑!!
この大きなテーマを軸に、宗教、科学、人工知能、進化論などなど、こちらも1つ1つが重めなパーツで構成され、ストーリーは進んでいきます。
ダンブラウンの作品は、読んでいる最中はもちろん、読み終わった後に必ずといっていいほど『これ、本当なの!?これって実在するの??』という気持ちになります。
ぼくも小説に出てくる全てのものを調べたわけではないので、本当のところは分かりません。しかし、シリーズを通して巻頭に『事実』として、すべて現実のものだと書かれています。ここが、読者をひきつける一つのポイントになっているのでしょう!
ネタバレになってしまうので詳細は書きませんが、ラストが衝撃的でした。少しぞわっとしました(;´Д`)。読んでいただければ分かります。
訳者あとがきがついている!
何気に嬉しかったのが、単行本なのに訳者あとがきがついています( ゚Д゚)!国内ミステリでは、だいたい文庫本が出版されたタイミングで巻末に解説がついてきます。
その解説ページを読むのが結構好きで、いつも楽しみにしています。思いがけず読むことが出来て嬉しかったです!
まとめ
ダン・ブラウンのラングドンシリーズ最新作『オリジン』を読みました!前作のインフェルノが出版されてから4年が経過していました。納得というか、4年間でよくこれだけのことを調べ上げ、小説という形で発表出来たな( ゚Д゚)!!という驚きの方が強いです。
物語を通して、『宗教VS科学』といった構造になっています。踏み込んだ内容になっているので、『作者のダンブラウンさん、今も元気で暮らしてるよね?何者かに狙われたりしてないよね?』と、心配になってしまいます(;´Д`)。
それぐらい、リアルだし、面白かったです!!
もちろん(まんまと?)、ラングドンシリーズを最初から読み直してみたくなってしまいました笑。シリーズ作品を1冊も読んだことがない方は、やはり第1作『天使と悪魔』から順番に読んでいくことをおすすめします!
www.abelog-plus.comまだ全く読んでない人は羨ましいです。これからシリーズ作品一気読みできる幸せな時間が待っているのですから!!(←前から言ってみたかったセリフです笑。)
ラングドンシリーズに加えて、ノンシリーズ作品もありますので、ダン・ブラウンの作品がまだ少ない今のうちに全作品制覇してみて下さい٩( ''ω'' )وそれではー!