こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は海外ミステリの新刊紹介をお届けします!今回紹介するのは、ジョン・ディクスン・カーの新訳本です。
東京創元社より、ギディオン・フェル博士シリーズ『盲目の理髪師』が新訳版で登場しますよ!発売日は5月31日です!
▼ジョン・ディクスン・カー、カーター・ディクスンの新訳版をまとめています!
ギディオン・フェル博士シリーズ『盲目の理髪師』が新訳版で登場しますよ!
ジョン・ディクスン・カーです!ギディオン・フェル博士シリーズの『盲目の理髪師』が新訳版で登場です!
東京創元社がコツコツと新訳版を出しているシリーズですよ!まずはあらすじから紹介していきます٩( ''ω'' )و
大西洋上の豪華客船で重大な盗難事件と奇怪な殺人事件が発生する。
なくなったはずのエメラルドがいつの間にか持ち主のもとにもどったり、被害者が消えたあとに〈盲目の理髪師〉が柄(え)にあしらわれた、血まみれの剃刀(かみそり)が残っていたり。
すれ違いと酔っ払いの大騒ぎに織り込まれる、不気味なサスペンスと度肝を抜くトリック。フェル博士が安楽椅子探偵を務める本格長編、新訳で登場。
あべし的クラシックミステリ分類!
ぼくの中では、いわゆるクラシックミステリについてざっくりとした分類があります。有名どころの作家さんを例に挙げながら分類していくと、以下のような雰囲気になります。
【入り口】
- シャーロック・ホームズ(コナン・ドイル)
- ポアロ、マープル(アガサ・クリスティ)
【もう少し!】
- エラリー・クイーン(エラリー・クイーン)
【もっと知りたい!!】
- ファイロ・ヴァンス(S・S・ヴァン・ダイン)
- ブラウン神父(G・K・チェスタトン)
【戻ってこれなくても構わない…】
- ギディオン・フェル博士シリーズ(ジョン・ディクスン・カー)
- ヘンリー・メリヴェール卿シリーズ(カーター・ディクスン)
最初は誰でも知っている有名どころから入っていきますが、ミステリ好きの人は入り口だけでは満足できないと思うんです笑!
気がついたら、もう少し!もっと知りたい!!戻ってこれなくても構わない( ゚Д゚)!!と、読みたい欲求が抑えられなくなってしまうものなのです。
そうです。今回紹介するギディオン・フェル博士シリーズ『盲目の理髪師』は、最深部に属しているジョン・ディクスン・カーの作品。知る人ぞ知る系の作家さんです(*´▽`*)!
日本では人気の作家さんで、発表作品がめっちゃ多いにも関わらず、そのほとんどが翻訳されているという奇跡!!ミステリを扱っている古本屋さんに行くと、たいていのお店に置いてあると思いますよ。
まず新訳版から制覇していきたい!
カーター・ディクスンのヘンリー・メリヴェール卿シリーズの1冊『ユダの窓』を読んでいます。ギディオン・フェル博士シリーズはまだ読んだことがありません。
せっかくの新訳版が出版されますので、せめて新訳として出ているものは新訳版で読んでいきたいと思いました。クラシックミステリって、読もう読もうと思っていても結局後回しになってしまっているんです(;´Д`)。
読みやすくなっていることはもちろん、巻末には最新版の解説もついてきます。思いっきり本格ミステリ(カーは主に密室殺人…)を読みたいという方におすすめです!
まとめ
というわけで、ギディオン・フェル博士シリーズ『盲目の理髪師』が新訳版で登場します!新訳版の新刊紹介をしている時には毎回毎回思うことですが、『東京創元社さん、新訳版を出してくれて本当にありがとうございます٩( ''ω'' )و!』ということです。
昔のミステリは、新訳版が出てこないと図書館や古本でしか読むことが出来ません。もし見つけることができなかったら、一生そのお話を読むことが出来ないのです(;´Д`)。
新訳版は5月31日に発売です! 戻ってこれなくなることはありませんので、ぜひ気軽に読んでみて下さい笑!それではー!