こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日はおすすめの新刊紹介です!
国書刊行会より、マーティン・エドワーズ 『探偵小説の黄金時代』が発売します( ゚Д゚)!!!
【近刊】『探偵小説の黄金時代』(マーティン・エドワーズ/森英俊・白須清美 訳) https://t.co/suc4qLiepR チェスタトン、セイヤーズ、クリスティーら錚々たる面々が揃う団体〈ディテクション・クラブ〉を背景に英国探偵小説黄金時代の作家肖像を生き生きと描き出した超話題作。今月25日搬入です。 pic.twitter.com/cjzbC2Lwgi
— 国書刊行会 (@KokushoKankokai) 2018年10月16日
タイトルを一目見ただけで、心をわしづかみされてしまいました(>_<)!
クラシックな海外ミステリファンは必読の一冊となることでしょう!今回は新刊情報をお届けしていこうと思います٩( ''ω'' )و!
マーティン・エドワーズ 『探偵小説の黄金時代』が10月25日発売ですよー!
今回紹介するのは、マーティン・エドワーズ 『探偵小説の黄金時代』です!
紹介されているのもチェスタトン、セイヤーズ、クリスティー…!名前を見ただけで手に取ってしまう作家さんたちです(*´▽`*)!
いつも通り、まずあらすじを紹介していきます٩( ''ω'' )و
1930年、チェスタトンを会長とし、セイヤーズ、クリスティー、バークリーら錚々たる顔ぶれが集まり、探偵作家の親睦団体〈ディテクション・クラブ〉が発足した。
英国探偵小説黄金時代そのものと言っていい同クラブの歴史と作家たちの交流、フェアプレイの遵守を誓う入会儀式の詳細、リレー長篇出版などの活動、興味津々のゴシップまで、豊富なエピソードによって生き生きと描き出し、MWA賞(研究・評伝部門)を受賞した話題作。
図版多数の一大人物図鑑。
今回紹介する『探偵小説の黄金時代』は、海外ミステリ小説ではありません!
『図版多数の一大人物図鑑。』と書かれているように、
海外ミステリファンのための一冊となっています(*´▽`*)!
冒頭でも書きましたが、タイトルを一目見ただけで手に取り、表紙を見て即買いという方が多いのではないでしょうか笑??
あらすじにも書かれている通り、紹介されている作家の顔ぶれが大変なことになっています( ゚Д゚)!
古本好きでよく買い集めているのですが、いわゆる探偵小説黄金時代の作品はドンピシャなんですよね(>_<)!
戦後日本で起こった海外ミステリ翻訳ブーム(?)で、早川書房や東京創元社からたくさんの海外ミステリ黄金時代の作品が翻訳出版されてきました。
早川ポケミスや、創元推理文庫がその代表で、神保町や西荻窪の古書店街に行った時には真っ先に探す作品群です。
そんなわけで、いつも追い求めていて、見慣れている作家さんたちなのですが、
その作家さんご自身についてや、作家にまつわるエピソードみたいなことはあまり詳しくは知りません。(ミステリ本や作家さんを紹介した本って好きなんですけどね…!)
有名なお話だと、クリスティーの失踪事件についてのお話も登場するそうです!
『探偵小説の黄金時代』第4章は、アガサ・クリスティーの失踪事件の話。国中が注目したこの騒動の体験は当然、作品にも影響を及ぼし、彼女のミステリには、普通の人々の人生が殺人事件によって破壊される、というテーマが繰り返し現れるようになった。 pic.twitter.com/mhs708fs4b
— 藤原編集室 (@fujiwara_ed) 2018年10月20日
チェスタトンが会長で発足した『ディテクション・クラブ』というものがあったことも当然知りませんでした…。
当時をリアルタイムで生きていたとしたら、所属する作家作品を読みながら、クラブの動向を追い続けたことでしょう。
単行本で480ページと超大作になっていますが(さすが国書刊行会!)、一冊まるまる読み込むことで当時の時代背景や作家への理解が深まり、より作品を楽しむことが出来そう!
チェスタトンといえば『ブラウン神父シリーズ』!まだ読めていないシリーズなので、こちらの作品を読んでから、チャレンジしてみようと思います(*´▽`*)!
まとめ
マーティン・エドワーズ 『探偵小説の黄金時代』が10月25日発売しますよー!
読書の秋ですし、お気に入りの作家さんについて深く知る読書というのもいいですね(*´▽`*)!
ただし!本書を一冊読み終える頃には、気になる作品(シリーズもの含め)が大量に出てきていると思うので、すでに積読本が手に負えなくなっている方には注意が必要です!
発売日までもう少し時間がありますので、お気に入りのクラシックミステリを読みつつ、発売日を待つことにします٩( ''ω'' )و!それではー!
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