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【アガサ・クリスティー】『そして誰もいなくなった』オマージュ作品をまとめて紹介!

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『そして誰もいなくなった』にはオマージュ作品があるって聞いたんだけど、どの作品がそうなのか分からないな…。できればたくさん知りたいんだけど…。とお考えの方。こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日紹介するのはアガサ・クリスティー名作『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品たちです!

アガサ・クリスティー代表作&超有名作品!実はオマージュ作品たくさんあるんですよ!

名作ゆえ多くの作家たちにインスピレーションを与えてきた『そして誰もいなくなった』。

 

オリジナルが好きでオマージュ作品を読みたいと探している方も、そうとは知らずに読んでいた方もたくさんいると思います!

 

今回は『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品をまとめて紹介していきます٩( ''ω'' )و!

海外古典ミステリー『そして誰もいなくなった』オマージュ作品まとめて紹介します!

今回紹介するのは『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品!

 

『そして誰もいなくなった』はアガサ・クリスティーの代表作であり、海外古典ミステリーとしても名作といわれている作品です。

多くの人に読まれただけじゃなくて、多くの作家さんにインスピレーションを与えてきたんだよ!

クローズド・サークルや見立て殺人といった手法は今ではよく見かけるものになりましたが、当時はやはり画期的なアイディア!

 

発表後は多くの作家さんに影響を与え、その結果数多くのオマージュ作品が発表されています!

 

オマージュ作品でも最も有名(だと思っている)な作品は綾辻行人さん『十角館の殺人』です!

『館シリーズ』第一作!この作品で新本格ブームが到来しましたね! 

これだけオマージュ作品がたくさんあるとネタバレリスクと常に隣り合わせですが、オリジナルを読んでおけばこれから紹介するオマージュ作品をより深く楽しめるということです!

クリスティ作品はたくさんありますが、『オマージュ作品を楽しむ!』という観点からも『そして~』を最初に読んでおいた方がよさそうです!


【アガサ・クリスティー】最初の一冊のおすすめ作品を紹介します!【どれから読めばいいか分からない方へ】

『そして誰もいなくなった』オマージュ作品紹介!

今回紹介するのは『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品で、全7作品をリストアップしました(※随時更新予定)!

 

すべて国内ミステリーでリストを作成してみましたよ!

 

それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!

十角館の殺人

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。

 

館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。

 

ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!

www.abelog-plus.com

こうして誰もいなくなった

こうして誰もいなくなった (角川書店単行本)

こうして誰もいなくなった (角川書店単行本)

 

あの名作『そして誰もいなくなった』を再解釈し、大胆かつ驚きに満ちたミステリに仕上げた表題作をはじめ、ラジオドラマ脚本として描かれ、小説としては世に出ていない掌編や、

 

自殺志願者の恐怖と悔恨を描く傑作ホラー「劇的な幕切れ」、書店店長の名推理が痛快な日常ミステリ「本と謎の日々」など、一作たりとも読み逃せない名作揃い。

 

有栖川有栖作家デビュー30周年記念を飾る、華麗なる傑作作品集!!


【有栖川有栖】『こうして誰もいなくなった』ネタバレなしで紹介します!【デビュー30周年で完成した有栖川作品見本市/書評】

ジェリーフィッシュは凍らない

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船“ジェリーフィッシュ”。

 

その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー六人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。

 

ところが航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。

 

脱出する術もない中、次々と犠牲者が…。二十一世紀の『そして誰もいなくなった』登場!

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殺しの双曲線

差出人不祥の、東北の山荘への招待状が、六名の男女に届けられた。しかし、深い雪に囲まれた山荘は、彼らの到着後、交通も連絡手段も途絶した陸の孤島と化す。

 

そして、そこで巻き起こる連続殺人。クリスティの『そして誰もいなくなった』に挑戦した、本格ミステリー。西村京太郎初期作品中、屈指の名作。

インシテミル

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。

 

とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。

 

いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。

獄門島

「おれがかえってやらないと、三人の妹たちが殺される…代わりに獄門島へ行ってくれ」―ニューギニアで共に戦った鬼頭千万太の最後の言葉を胸に、鬼頭家が網元として君臨する獄門島に降り立った金田一耕助。

 

耕助がそこで見たのは、雪枝・月代・花子の三姉妹がいる本家と、志保・儀兵衛が取り仕切る分家とが反目し合う鬼頭家一族の姿だった。

 

やがて千万太の予言どおりに、血も凍る殺人事件が発生…。瀬戸内海の孤島に渦巻く、世にもおぞましい計略に耕助は気づくことができるのか?

 

著者自身『本陣』と並ぶ傑作と自負した、横溝ミステリーの最高峰。

そして誰もいなくなる

名門女子校の式典の最中、演劇部による『そして誰もいなくなった』の舞台上で、服毒死する役の生徒が実際に死亡。

 

上演は中断されたが、その後も部員たちが芝居の筋書き通りの順序と手段で殺されていく。

 

次のターゲットは私!?部長の江島小雪は顧問の向坂典子とともに、姿なき犯人に立ち向かうが…。戦慄の本格ミステリー。

以上、7作品です!

まとめ

『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品をまとめて紹介してみました!

 

アガサ・クリスティーの代表作、そして海外古典ミステリーの名作というだけあってたくさんんのオマージュ作品が誕生しています。

 

『そして誰もいなくなった』を読んだ方はぜひオマージュ作品にもチャレンジしてみて下さい!

未読の方はもちろんオリジナルから!異論は認めません笑!今読んでも楽しめる作品ですのでぜひ手に取ってみて下さいね!それではー!