あべろぐぷらす

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【書評】芦沢央『火のないところに煙は』を読んでみた!【ネタバレなしレビュー】

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日は芦沢央さん『火のないところに煙は』を読んでみました!

ホラーとミステリーが融合!ホラー初心者にピッタリだと思いますが、夜に読んではいけません…!

今回もネタバレなしでレビュー記事を書こうと思います!

 

※Youtubeにも書評動画をアップしています!こちらも合わせてどうぞ!


【本屋大賞ノミネート作品】芹沢央『火のないところに煙は』ネタバレなしで紹介!【実話系怪談!?】

【書評】芦沢央『火のないところに煙は』を読んでみた!【ネタバレなしレビュー】

今回は芦沢央さん『火のないところに煙は』を読んでみました!

 

いつも通り、まずは内容紹介をしていきます!

本年度ミステリ・ランキングの大本命! この面白さ、《決して疑ってはいけない》……。

 

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。

 

解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。

 

驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!

 

今回は芦沢央『火のないところに煙は』を読みました。人生初のホラー小説。しかもホラーは苦手です。

 

ではなぜ『よし!読んでみよう!』と思ったのかというと、2019年本屋大賞にノミネートされている作品ということが理由でした。

一編一編のストーリー抜群に怖くて面白い短編集!全体で200ページ弱と読みやすい分量で一気読み必至です!

一言で感想を述べると…『怖すぎ』でした。

 

しかもホラー初心者なのに夜に挑んでしまい、怖いけど面白すぎて引き返すことができないというトラップにも見事にはまってしまい…。

 

Twitter上の感想ツイートも高評価&恐怖のオンパレードでした!

その恐怖から逃げるため、駆け抜けるような一気読みとなります笑。

物語は『神楽坂を舞台に怪談を書かないか』という出版社の提案を受ける場面から始まります。

 

断ろうかと迷いつつも『神楽坂』という言葉から自身の体験を思い出した主人公は、そのエピソードについて綴り始めます。

 

読み始めて思ったことは『これ、ノンフィクションなの!?』ということです。

 

フィクションをドキュメンタリー風に描く『モキュメンタリー』という手法を使って書かれています。

少し紛らわしいですが、全て著者芦沢さんの実体験なのでは?と思ってしまうような仕掛けがたくさんあるということ。

 

つまり、リアリティがすごいです…。

 

作中はもちろん、実は本自体にも仕掛けが施されていたり(!)、物語を読み進めながらずっと背筋がゾワゾワしていました。

読後『 もちろんホラー的な個所はフィクションです!』とお答えしている芦沢さんのインタビュー記事やツイートを見つけました。よかった…。

ネタバレになってしまうので詳細は書けませんが、ラストに向かっていくにしたがい、怒涛のどんでん返しが待ち受けています。

 

ホラーでさんざん怖い思いをしたと思ったら、ストーリー終盤ではミステリーのように伏線が回収されていく…。

 

こわいから嫌だけど読み返して確認したくなり、分かってはいたけどその通りになっている…。

 

確認できたからといって恐怖が薄れるはずもなく、むしろますます恐怖度は高まっていく。

心の中で『もうやめて…。』と何度つぶやいたか分からない…笑。 

著者の芦沢さんの掌の上できれいに転がされているような、そんな感覚になりました。

 

やはり『怖い』の一言に尽きます。

 

ホラーとミステリーの融合という新感覚の読書を体験したい方はおすすめです!ただし決して夜に一人で読んではいけません!

一つだけ確実なことがあるとしたら、当分神楽坂には近づきません…。読んだ方はきっと同じ気持ちになるハズです…。

まとめ

芦沢央さん『火のないところに煙は』を読んでみました!

 

まるでノンフィクションのようなホラー小説。夜に読むことさえなければホラー初心者でも大丈夫ですよ!

 

一気読み確実ですので夜に読み始めて寝不足にならないように注意してくださいね!

最後に!2019年本屋大賞の発表は4月9日(火)です!本作の他にもノミネート作品が9作品ありますので気になる方は合わせてチェックしてみて下さい!それではー!

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