こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日は名作クラシックミステリのレビューを書こうと思います!
エラリー・クイーン『Yの悲劇』を読んでみました!
名作中の名作すぎることは今さら言うまでもないエラリー・クイーンの『Yの悲劇』を角川文庫の新訳版にて何度目かの再読。事件とその解決の意外性と革新性、そしてあまりにも印象的かつ衝撃的なラスト中のラスト。常に本格推理のベスト1にランクされ続けるのも当然と言えば当然か。#海外ミステリー pic.twitter.com/GzV4RZnNuM
— 梶研吾 (@kajiken7) 2017年1月16日
名作中の名作中の名作!定番中の定番!レーン四部作の第二作をついに読破!
今回もネタバレなしで、さらっとレビュー記事を書こうと思います(*´▽`*)!
名作中の名作!レーン四部作『Yの悲劇』を読んでみた!
今日は話題のクラシックミステリの名作を紹介!エラリー・クイーン『Yの悲劇』を読んでみました(*´▽`*)!
いつも通り、まずは内容紹介をしていきます!
大富豪ヨーク・ハッターの死体がニューヨークの港で発見される。毒物による自殺だと考えられたが、その後、異形のハッター一族に信じられない惨劇がふりかかる。
ミステリ史上最高の傑作が、名翻訳家の最新訳で蘇る!
今回紹介する『Yの悲劇』は、エラリークイーンの中でも名作といわれていて、オールタイムベストでは常連の作品です。
エラリー・クイーンといえば『国名シリーズ』が有名ですが、Xの悲劇から始まる『レーン四部作』も人気!
今回読んだ『Yの悲劇』もレーン四部作の一作です。
物語は大富豪のヨーク・ハッターの死体が発見されるところからスタートします。
死体の発見から、世間から『マッド・ハッター(いかれた帽子屋)』と呼ばれているハッター家でぞくぞくと事件が起こり始めます。
盲目で聾啞の女性、ルイーザ・キャンピオンのエッグノッグにストリキニーネが混入された…。
エミリー殺害に用いられた『マンドリン』。なぜマンドリンなのか…。
犯人の手掛かりとなる『甘いヴァニラ』のような香り…。
犯人は一体誰なのか…。
事件の真相を解明しようと推理する探偵ドルリー・レーン。
ネタバレなので詳細には書くことができませんが、事件に対してここまで苦悩する名探偵はなかなか見たことがありません。
犯人も衝撃的、そして物語のラストもなんとなく悲しい…。
ぜひ手にとって事件の真相、どうしてレーンがそこまで苦悩してしまったのか、その理由を確認してみて下さい!
エラリー・クイーンは探偵小説黄金時代の作家さんですので、かなり昔に活躍されていた作家のひとり。
ですが!今でも新訳で読むことが出来るのですよ!
今回は角川文庫から出ている新訳版を読みました!
また、噂ですがヴァンダインの『グリーン家殺人事件』と似てる!?というものもあります笑。関連作品として同時代の作品を読んでみるのもいいかもしれません!
最後に!名作が故の宿命ですが、ネタバレリスクが相当高い作品でもあります。
ネタバレは嫌なのでかなり気をつけていたのですが、軽くネタバレ被害にあってしまいました…。
直接的に『犯人は〇〇だ!』といったものではありませんでしたが、みなさんはぜひ気をつけて下さいね…。
さっさと読まなかった自分が悪いのです…。はい…。
まとめ
エラリー・クイーン『Yの悲劇』を読んでみました!
クラシックミステリの中でも名作といわれ、現在まで読み継がれてきた作品です!
新訳版で今でも読むことができますので、ぜひ手に取ってみて下さいね!
シリーズの順番で言うと次は『Zの悲劇』です!引き続き読んでいこうと思います!それではー!