ミステリー小説だと特に『密室』ミステリーが好き!定番・おすすめの小説をたくさん知りたい!とお考えの方。こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは『密室ミステリー』のおすすめ小説です!
ミステリ。密室を中心に
— のり (@irorujp) 2015年9月29日
黄色い部屋の秘密
三つの棺
姑獲鳥の夏
密室殺人傑作選
見えないグリーン
続・幻影城
帝王死す
有栖川有栖の密室大図鑑
密室・殺人 pic.twitter.com/azFUXe2I1q
密室で起こる殺人事件…!『密室』を扱ったミステリー小説はとても多く、定番&人気のジャンルなのですよ!
今回は『密室ミステリー』のおすすめ作品をまとめて紹介していきます٩( ''ω'' )و!
『密室ミステリー』おすすめ作品をまとめて紹介!【全12作品~定番作品から最新作まで~】
今回紹介するのは『密室ミステリー』のおすすめ作品!
冒頭でも紹介した通り密室ミステリーは作品数豊富!ミステリー小説の中でも超定番で人気ジャンルの一つ!
三つの棺 カー読み終えました!
— kenbook (@kb19812) 2019年3月4日
傑作だときいていたのですが、本格推理の名作です。
物語の後半の密室講義は、凄かったです。 pic.twitter.com/GaGtqxdd6E
ジョン・ディクスン・カーの「三つの棺」を読了
— kkkohe (@kkkohe_sim) 2019年2月4日
古典本格推理もので密室ミステリの最高峰といわれる作品らしい。古典本格推理らしくリアリティはないが、ここまで複雑にひねった密室ものは読んだことがない。さすがにリアリティとかは度外視してお見事、凄い作品だと言わざるを得ないのである・・。
密室ミステリーといえばこの人!ジョン・ディクスン・カー!『三つの棺』に書かれている密室講義が有名だよね!
名探偵が登場するような『本格ミステリー』ではよく密室殺人が起こります!
部屋の中から悲鳴が聞こえたのでみんなで駆け付けると部屋には鍵がかかっていて。
誰かが『だめだ開かない!ドアをぶち破ろう!』と言い出して。
2人ぐらいで体当たりしてドアを壊すと部屋には血まみれの被害者が…!
そこで全員が一斉に『こ、これは…!密室殺人…!』と気がつく。(一応窓とか調べるけどやっぱり鍵がかかってる。)
今では部屋の悲鳴を聞いたらここまでの展開が予想できてしまうほど定番(定型化?)になっていて、実は世界初のミステリー小説『モルグ街の殺人』でも密室が取り上げられています。
古典の時代から現代ミステリーまで書き綴られてきたジャンル。一般大衆にも広く読まれ、特にミステリー愛好家を虜にしてきた密室ミステリー。
そのため作品数も豊富、というか膨大です。
こんな風にミステリー小説の定番中の定番となったジャンルがたどる運命なのですが、悲しいことに『すでに密室トリックは出尽くした』ともいわれていたりします…。
密室トリック考えたい
— 今村昌弘@『魔眼の匣の殺人』発売中 (@Imamura1985) 2018年10月19日
↓
思いつかねえ
↓
そもそも密室とは?
↓
閉じられている空間?
いや外でもいいし、わからんくなってきた。
↓
ふははは未熟者め。
定義に囚われ、思考の密室から出られぬのは貴様の方ではないか。まずはその壁を打ち壊せい!
↓
ええからトリックよこせ←今ここ
密室トリックを思いつこうとしたんですが、思いつきませんでした pic.twitter.com/bUwsd6KKFX
— 青崎有吾 (@AosakiYugo) 2019年5月13日
作家さんの苦労が生々しいですね…。この絶え間ない努力のおかげで今日でも密室ミステリーを読むことが出来るのです…!
『密室ミステリー』おすすめ作品紹介!
今回紹介するのは『密室ミステリー』のおすすめ作品で、全12作品をリストアップしました(※随時更新予定)!
定番の古典作品から現代の作品(2019年に出版された最新作!)まで幅広く選びました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
46番目の密室
密室の巨匠が殺された 自らのトリックで――!?
日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家、真壁聖一。
クリスマス、北軽井沢にある彼の別荘に招待された客たちは、作家の無残な姿を目の当たりにする。彼は自らの46番目のトリックで殺されたのか――。
火村&有栖川のコンビがはじめて世に出た、シリーズ第1作! 本格ミステリの金字塔!
時計館の殺人
鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。
角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。
館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!
屍人荘の殺人
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。
合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明け―。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった…!!
究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!
【おすすめミステリ】今村昌弘『屍人荘の殺人』ネタバレなしで紹介!【衝撃のクローズドサークル!?】
すべてがFになる
孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。
彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。
偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。
モルグ街の殺人
史上初の推理小説「モルグ街の殺人」。
パリで起きた残虐な母娘殺人事件を、人並みはずれた分析力で見事に解決したオーギュスト・デュパン。彼こそが後の数々の“名探偵"たちの祖である。
他に、初の暗号解読小説「黄金虫」、人混みを求めて彷徨う老人を描いたアンチ・ミステリ「群衆の人」を新訳で収録。後世に多大な影響を与えた天才作家によるミステリの原点、全6編。
【世界初】一番最初のミステリー小説ってどの作品!?【だいたい2分で紹介します】
本陣殺人事件
江戸時代からの宿場本陣の旧家、一柳家。その婚礼の夜に響き渡った、ただならぬ人の悲鳴と琴の音。
離れ座敷では新郎新婦が血まみれになって、惨殺されていた。枕元には、家宝の名琴と三本指の血痕のついた金屏風が残され、一面に降り積もった雪は、離れ座敷を完全な密室にしていた……。
アメリカから帰国した金田一耕助の、初登場の作品となる表題作ほか、「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」二編を収録。
ユダの窓
一月四日の夕刻、ジェームズ・アンズウェルは結婚の許しを乞うため恋人メアリの父親エイヴォリー・ヒュームを訪ね、書斎に通された。
話の途中で気を失ったアンズウェルが目を覚ましたとき、密室内にいたのは胸に矢を突き立てられて事切れたヒュームと自分だけだった??。
殺人の被疑者となったアンズウェルは中央刑事裁判所で裁かれることとなり、ヘンリ・メリヴェール卿が弁護に当たる。被告人の立場は圧倒的に不利、十数年ぶりの法廷に立つH・M卿に勝算はあるのか。
法廷ものとして謎解きとして、間然するところのない本格ミステリの絶品。
三つの棺
ロンドンの町に静かに雪が降り積もる夜、グリモー教授のもとを、コートと帽子で身を包み、仮面をつけた長身の謎の男が訪れる。
やがて二人が入った書斎から、銃声が響く。居合わせたフェル博士たちがドアを破ると、絨毯の上には胸を撃たれて瀕死の教授が倒れていた!
しかも密室状態の部屋から謎の男の姿は完全に消え失せていたのだ! 名高い〈密室講義〉を含み、数ある密室ミステリの中でも最高峰と評される不朽の名作が最新訳で登場!
放課後
校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。
先生を2人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将――犯人候補は続々登場する。
そして、運動会の仮装行列で第2の殺人が……。乱歩賞受賞の青春推理。
刺青殺人事件
野村絹枝の背中に蠢く大蛇の刺青。艶美な姿に魅了された元軍医・松下研三は、誘われるままに彼女の家に赴き、鍵の閉まった浴室で女の片腕を目にする。
それは胴体のない密室殺人だった―。謎が謎を呼ぶ事件を解決するため、怜悧にして華麗なる名探偵・神津恭介が立ち上がる!
江戸川乱歩が絶賛したデビュー作であると同時に、神津恭介の初登場作。
黄色い部屋の秘密
真夜中、令嬢の寝室から助けを求める悲鳴と銃声が響いた。
居合わせた父親らがただ一つの扉を打ち破って部屋に入ると、令嬢は昏倒し、部屋は荒らされ、黄色の壁紙には大きな血染めの手形が…だが部屋は完全な密室で、犯人の姿はどこにもなかった!
18歳の少年記者ルールタビーユが、この怪事件に挑む!密室ものの嚆矢として、常にオールタイムベストの上位に名を連ねる名作中の名作ミステリが、最新訳でここに登場!
アイル・ビー・ゴーン
元刑事のショーンに保安部(MI5)が依頼したのは、IRAの大物テロリストにしてショーンの旧友であるダーモットの捜索だった。
復職を条件に依頼を引受けたショーンは任務の途中で、ダーモットの元妻の母に取引を迫られる。
4年前の娘の死の謎を解けば、彼の居場所を教えるというのだ。だがその現場は完全な“密室"だった……オーストラリア推理作家協会賞受賞作の本格ミステリ。大型警察小説シリーズ第3弾!
以上、12作品です!
まとめ
『密室ミステリー』のおすすめ作品をまとめて紹介してみました!
世界初のミステリー小説『モルグ街の殺人』から書き綴られてきたミステリー小説の定番ジャンル。
今回紹介した作品は定番のもので全体の中のほんの一部ですので、密室ミステリーが気に入った方はその他の作品もぜひあれこれ探してみて下さい!
今回の『密室』の他にもミステリー小説の定番カテゴリまとめ記事を書いています!被っている作品もありますがこちらも合わせてどうぞ!それではー!