こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日は国内ミステリの人気シリーズを紹介します!
市川憂人の『マリア&漣シリーズ』です!
[本日発売]
— 東京創元社 (@tokyosogensha) 2018年9月12日
『グラスバードは還らない』市川憂人
(四六判上製)
ガラス張りの迷宮で起こる殺人。犯人はどこへ? シリーズ第三弾!
※電子書籍同時発売https://t.co/nsMSHeVUZk
『21世紀のそして誰もいなくなった』!?本格ミステリファン必読の人気シリーズ!
今回は、市川憂人『マリア&漣シリーズ』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!
市川憂人『マリア&漣シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!
今回紹介するのは市川憂人『マリア&漣シリーズ』!本格ミステリファンならぜひチェックしておきたいシリーズです!
第1作の『ジェリーフィッシュは凍らない』は、なんと『21世紀のそして誰もいなくなった』といわれる作品!
読了 『ジェリーフィッシュは凍らない』 市川憂人
— ざき@読書 (@jasper_boch92r) 2017年8月19日
魅力的な舞台はもちろんのこと、1人ずつ殺されていく緊張感や地上での調査から次々と明らかになっていく事件の全貌は、読み応え抜群でした!
“21世紀のそして誰もいなくなった”にふさわしい作品、強くオススメします! pic.twitter.com/uFmXmRmi62
クリスティーファンはそれだけでも思わず手にとってしまいます!
作者の市川憂人さんは、『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞し、デビューされました!
「ジェリーフィッシュは凍らない」で、第26回鮎川哲也賞を受賞なさいました市川憂人さんに、東京創元社・長谷川より賞状および賞金が授与されます。
— 東京創元社 (@tokyosogensha) 2016年10月28日
#鮎川賞 pic.twitter.com/EYK9UtpRyc
鮎川哲也賞授賞式の様子。すごい…。
驚くべきことに、『そして誰も~』系な作品(設定)は第1作だけではなくて、シリーズ作品を通してなんですよね。
シリーズファンも納得の完成度は当たり前。そのクオリティを保ちつつ、『そして誰も~』系を書き綴るのは、もはや職人技の域に達しているといえるでしょう。
また、シリーズ最新作『グラスバードは還らない』は、今年の『本格ミステリ・ベスト10』に4位にランクインしています!
【引き続きお知らせ】『2019本格ミステリ・ベスト10』にて、拙作『グラスバードは還らない』が国内4位に入った模様です。投票いただいた皆様、お読みいただいた皆様、出版に携わった関係者の皆様すべてに心より御礼申し上げ候。
— 市川憂人@『グラスバードは還らない』 (@maru_yu_1) 2018年12月6日
まだクリスティーの『そして誰もいなくなった』を読んでいない方は、本シリーズに挑む前に読んでおいた方がいいかもしれません!
2019年2月現在でシリーズ作品は3作品出版されています。作品数は少ないですが、順番通りに読むことが推奨されているシリーズ。
この機会にシリーズ順を整理しておきましょう!
【市川憂人】マリア&漣シリーズ順番とあらすじ!
今回は『マリア&漣シリーズ』で、全3作品をリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
ジェリーフィッシュは凍らない
第26回鮎川哲也賞受賞作
特殊技術で開発された、小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー6人は、次世代型ジェリーフィッシュの長期航空試験に臨んでいた。
ところがフライト中に、密室状態の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行プログラムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。
脱出する術もない中、次々と犠牲者が……。精緻な筆致で描く本格ミステリ、新時代の『そして誰もいなくなった』登場!
ブルーローズは眠らない
両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。
一方、〈ジェリーフィッシュ〉事件後、閑職に回されたマリアと漣は、P署の刑事ドミニクから依頼を受ける。幻の青いバラを同時期に開発した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を調査してほしいと。
しかし両者への面談直後、温室内で切断された首が発見される。バラの蔓が扉と窓を覆い、密室状態の温室には縛られた生存者と「実験体七十二号がお前を見ている」という血文字も残されていた。
年末ミステリベストに全てランクインした、『ジェリーフィッシュは凍らない』に続くシリーズ第二弾!
グラスバードは還らない
マリアと漣は、大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、得意取引先に不動産王ヒュー・サンドフォードがいることを掴む。彼にはサンドフォードタワー最上階の邸宅で、秘蔵の硝子鳥や希少動物を飼っているという噂があった。
捜査打ち切りの命令を無視してタワーを訪れた二人だったが、あろうことかタワー内の爆破テロに巻き込まれてしまう!
同じ頃、ヒューの所有するガラス製造会社の社員とその関係者四人は、知らぬ間に拘束され、窓のない迷宮に閉じ込められたことに気づく。傍らには、どこからか紛れ込んだ硝子鳥もいた。
「答えはお前たちが知っているはずだ」というヒューの伝言に怯える中、突然壁が透明になり、血溜まりに黄たわる社員の姿が…。鮎川哲也賞受賞作家が贈る、本格ミステリーシリーズ第3弾!
以上、3作品です!
まとめ
市川憂人『マリア&漣シリーズ』の順番紹介でした!
21世紀のそして誰もいなくなったといわれる人気シリーズ!
まだ3冊と作品数も少ないので、未読の方はぜひ手に取ってみて下さい!
最後に!第1作『ジェリーフィッシュは凍らない』は実はAudibleでオーディオブックになっています!無料体験であわせてどうぞ!!それではー!