こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは、小林泰三さんの『アリス殺しシリーズ』です!
【シリーズ16万部突破!!】
— 東京創元社 (@tokyosogensha) 2019年4月28日
不思議の国の住人たちが殺されていく――
どれだけ注意深く読んでもこの真相は見抜けない。
小林泰三『アリス殺し』創元推理文庫
遂に文庫化! 絶賛発売中!! pic.twitter.com/OHSV1HpAbT
どれだけ注意深く読んでもこの真相は見抜けない…!?『悪夢』×『メルヘン』ミステリな人気シリーズだよ!
今回は、小林泰三『アリス殺しシリーズ』のシリーズ概要や順番をあらすじと合わせて紹介していきます٩( ''ω'' )و!
【小林泰三】『アリス殺しシリーズ』の順番とあらすじを紹介します!
今回紹介するのは小林泰三『アリス殺しシリーズ』!
物語の舞台はなんと不思議な国!?不思議の国の世界での出来事が現実世界とリンクしあうという、まさに不思議な設定でストーリーが展開されます!
小林泰三さんのアリス殺し。不思議の国のアリスの世界と、現実に生きる人々はリンクしているという世界観の中での連続殺人事件。しかも不思議の国で殺された人(獣)は現実でも死んでしまう!犯人は?あの登場人物は現実では誰?と謎が多く、物語のほとんどが会話で進む為さくさく読了。面白かった! pic.twitter.com/SLpB5T7Urv
— くまちよ@読書垢 (@kuma_chiyo24) 2017年3月15日
とてもメルヘンな世界観ですので忘れそうになりますが、ちゃんと(!)殺人事件も起こりますよ!
そういうわけで、本作はれっきとした本格ミステリー!
このメルヘンで不思議な設定は、のちに続くシリーズ共通の世界観となっています!
「クララ殺し」読了。「アリス殺し」の続編ですが今作はE.T.Aホフマンの世界が題材。地球と異世界の二重の舞台が斬新な犯行計画と論理を生み出し、本格ミステリとして極めて魅力的な作品。傑作と言って良い。本ミスでも安心して上位を狙える作品 pic.twitter.com/2DUv2kMdrh
— ウイスキーぼんぼん (@wbonbon) 2016年7月3日
小林泰三氏の最新刊『ドロシイ殺し』(東京創元社)読了。『アリス殺し』『クララ殺し』に続く〈メルヘン殺し〉シリーズ第3弾。今回はオズの国!いやあ、今回も面白かった!推理の展開における、蜥蜴のビルの間抜けな語りが本当に笑わせてくれる。小林泰三ファンへのボーナスもあります。 pic.twitter.com/WffeKibqub
— 北原尚彦@〈SFマガジン〉6月号横田順彌さん特集監修しました (@naohikoKITAHARA) 2018年4月26日
メルヘンな世界観はそのままにシリーズ第3作まで登場しています!
また、この春創元推理文庫からシリーズ第1作『アリス殺し』が待望の文庫化!
【文庫新刊】
— 未来屋書店 大日店 (@ms_dainichi) 2019年4月24日
当店でも根強い人気の #小林泰三 さんの『#アリス殺し』、ついに待望の文庫化ですよ~!!!!!
現実と悪夢を往還する「アリス」の奇怪な冒険譚、悪夢×メルヘン×ミステリの傑作です!
シリーズの『#クララ殺し』『#ドロシィ殺し』もおすすめです✨ pic.twitter.com/ORUWnCyVkV
シリーズファンの方にとって嬉しいニュースですね!未読の方はぜひ手に取ってみて下さい!
【小林泰三】アリス殺しシリーズ順番とあらすじ!
今回は『アリス殺しシリーズ』で、全3作品をリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
アリス殺し
大学院生・栗栖川亜理は、最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。
ある日ハンプティ・ダンプティが墜落死する夢を見た後大学に行ってみると、玉子という綽名の男が屋上から転げ落ちていた。
次に見た夢の中でグリフォンが生牡蠣で窒息死すると、現実でも牡蠣を食べた教授が急死。そして不思議の国では、三月兎と頭のおかしい帽子屋が犯人捜しに乗り出していたが、なんとアリスが最重要容疑者に……。
悪夢的メルヘンが彩る驚愕の本格ミステリ!!
クララ殺し
大学院生・井森建は、ここ最近妙な夢をよく見ていた。自分がビルという名前の蜥蜴で、アリスという少女や異様な生き物が存在する不思議の国に棲んでいるというものだ。
だがある夜、ビルは不思議の国ではない緑豊かな山中で、車椅子の美少女クララと“お爺さん”なる男と出会った。夢の中で「向こうでも会おう」と告げられた通り、翌朝井森は大学の校門前で“くらら”と出会う。
彼女は、何者かに命を狙われていると助けを求めてきたのだが…。夢の“クララ”と現実の“くらら”を巡る、冷酷な殺人ゲーム。
ドロシイ殺し
普段は頭の切れる理系の大学院生なのに、夢の中では不思議の国の間抜けな“蜥蜴のビル”になってしまう青年・井森は、ある日の夢の中で、なぜか砂漠を彷徨っていた。
干からびる寸前の彼を救ったのは、案山子とブリキの樵とライオンを連れた、ドロシイと名乗る少女だった。オズの国に住む彼女たちは、不思議の国へ帰る方法を探すビルをひとまずエメラルドの都へと連れていく。
だが、オズの国の支配者・オズマ女王の誕生パーティーで盛り上がる宮殿内で殺人事件が発生し、井森が暮らす現実世界でも相似形をなす死亡事故が起きる。狂気の王国で起きる死の連鎖の恐るべき真相とは?
以上、3作品です!
まとめ
小林泰三『アリス殺しシリーズ』の順番紹介でした!
不思議な国という独特な世界観!『どれだけ注意深く読んでもこの真相は見抜けない。』というメルヘンミステリーにぜひチャレンジしてみて下さい!
シリーズ第1作『アリス殺し』が文庫化されましたので、未読の方はぜひ手に取ってみて下さいね!それではー!