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【中町信】『殺意シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【模倣の殺意】

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日紹介するのは、創元推理文庫から中町信さんの『殺意シリーズ』です!

読んだ誰もが読後放心状態に…。ロングセラーの人気シリーズだよ!

今回は、中町信『殺意シリーズ』のシリーズ概要や順番をあらすじと合わせて紹介していきます٩( ''ω'' )و!

【中町信】『殺意シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【模倣の殺意】

今回紹介するのは中町信『殺意シリーズ』

 

シリーズ名を聞いても『ん…!聞いたことないけど…。』と思われる方も多いかもしれませんが、作中に仕掛けられたトリックがすごい!と話題の超ロングセラーシリーズなのです!

書店のポップがすごい!ミステリー好きなら絶対に手に取ってしまうやつ…。

『あれ?と感じた時にはもう手遅れ…!』

 

『表紙を見た今その瞬間から作者の罠にかかっていた!?』

 

中町さんのことを知らない人でも、帯やポップでこんな風に紹介されてしまったらどうしても気になってしまいます…!

 

ちなみに今ではよく見かけるあるトリックを確立させた作品としても知られています。

殺意シリーズに絶対の順番はありません!だけどやっぱり最初は『模倣の殺意』で騙されたい…!?気になる作品から手に取ってみて下さい!

【中町信】殺意シリーズ順番とあらすじ!

今回は『殺意シリーズ』で、全5作品をリストアップしました!本リストは改題・刊行された順番で作成しています。

 

それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!

模倣の殺意

七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。遺書はなかったが、世を儚んでの自殺として処理された。

 

坂井に編集雑務を頼んでいた医学書系の出版社に勤める中田秋子は、彼の部屋で偶然行きあわせた遠賀野律子の存在が気になり、独自に調査を始める。

 

一方、ルポライターの津久見伸助は、同人誌仲間だった坂井の死を記事にするよう雑誌社から依頼され、調べを進める内に、坂井がようやくの思いで発表にこぎつけた受賞後第一作が、さる有名作家の短編の盗作である疑惑が持ち上がり、坂井と確執のあった編集者、柳沢邦夫を追及していく。

 

著者が絶対の自信を持って読者に仕掛ける超絶のトリック。

天啓の殺意

柳生照彦から持ち込まれた犯人当てリレー小説―柳生の問題編に対し、タレント作家の尾道由起子に解決編を書いてもらい、その後に自分の解決編を載せる。

 

要するに作家同士の知恵比べをしよう―という企画は順調に進行するかに見えたが…。

 

問題編を渡したまま、柳生は逗留先から姿を消し、しかもその小説は半年前の実在事件を赤裸々に綴ったものだった。

空白の殺意

高崎市内の川土手で私立高校に通う女生徒の扼殺死体が発見される。その二日後、今度は同校の女性教師が謎めいた遺書を残して自殺する。

 

そして行方不明だった野球部監督の毒殺死体が発見されるに及んで、俄然事件の背後に甲子園行を目指して熾烈な闘いをくり展げている学校同士の醜い争いが炙り出されてくる…。

 

「模倣の殺意」「天啓の殺意」のトリック・メーカーが、密かな自信をもって読者に仕掛ける巧妙なワナ。

三幕の殺意

昭和四十年十二月初旬。名峰、燧ヶ岳が目の前にそびえる尾瀬沼の湖畔に建つ、朝日小屋。

 

その冬はじめての雪が降り積もる夜、離れに住む日田原聖太が頭を殴打され、殺された。山小屋には被害者に殺意を抱く複数の男女が宿泊していた。

 

容疑者の一人でもある、刑事の津村武彦を中心に、お互いのアリバイを検証してゆくが…。叙述トリックの名手として独自の世界を築いた著者の遺作。

追憶の殺意

自動車教習所の配車係が川土手で頭を強打して死んでいた。さらに技能主任が密室状況下で殺され、続いて指導員が自分の車の中で殺されているのが発見される!

 

指導員と教習生を巻き込み、複雑に絡み合った人間関係の中から、捜査線上に浮かんだ一人の容疑者。だが、その人物には、二重三重に仕組まれたアリバイが!?

 

著者がミステリの正統(密室+アリバイ破り)に挑んだ傑作!

以上、5作品です!

まとめ

中町信『殺意シリーズ』の順番紹介でした!

 

知る人ぞ知る超ロングセラーの人気シリーズ!『そんなにすごいの!?どんなトリックなのか気になる!』という方は、まず『模倣の殺意』にぜひチャレンジしてみて下さい!

大変残念なことに著者の中町さんはすでに亡くなっているため、シリーズ次回作が出ることはありません!本シリーズが気に入ったらその他の中町作品をぜひチェックしてみて下さいね!それではー!