こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日は北欧ミステリーから気になる新刊を紹介します!
ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』が発売してますよ!
ニクラス・ナット・オ・ダーク『1793』(小学館)1793年ストックホルム、フランス革命の余波を受け王政への不満が噴出しつつある混乱の街を舞台に、戦場帰りの荒くれ者と結核のインテリ法律家のバディコンビが陰惨な事件に挑む。スウェーデン発、人気の歴史ミステリーが待望の発売です。 pic.twitter.com/PudyinaNFG
— ジュンク堂書店プレスセンター店 (@presscenterten) 2019年6月4日
スウェーデン発!?歴史ミステリー!?これは…読むしかない!
今回はニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』について紹介していきます!
【新刊紹介】ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』が発売してます!【スウェーデン発!歴史ミステリー!】
今日紹介するのは、ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』です!
いつも通り、まず作品概要を紹介していきます٩( ''ω'' )و!
1793
1793年、秋。湖で発見された男の死体は四肢と両眼、舌と歯を奪われ、美しい金髪だけが残っていた。
フランス革命から4年。前年に国王グスタフ3世が暗殺されたここスウェーデンにも、その風は吹きつつあった。無意味な戦争、貧困や病にあえぐ民衆の不満と怒りはマグマのように煮えたぎり、王室と警察は反逆や暴動を恐れ疑心暗鬼となっていた。
そんな中で見つかった無残な死体。警視庁から依頼を受けた法律家ヴィンゲは、風紀取締官カルデルと共に捜査に乗り出す。重い結核に冒されたヴィンゲの捜査は、時間との闘いでもあった―。
野心的北欧ミステリー。革命の風吹く都を描く超弩級の歴史小説!
スウェーデン発!歴史ミステリー!
北欧ミステリーにて気になる新刊情報をキャッチしてしまいました!
スウェーデン発の歴史ミステリー、ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』です。
スウェーデンミステリーといえば、北欧ミステリー人気の火付け役である『ミレニアムシリーズ』を始め、数多くの人気作品が翻訳されていますが、歴史ミステリーは珍しい気がします。
タイトルにもなっている1793年は王妃マリー・アントワネットが処刑された年。フランス革命の混乱は依然として続いていました。
本作の舞台は革命から4年後のスウェーデン・ストックホルム。混沌とした時代を舞台に物語は展開していきます。
今日買った『1793』(小学館)というスウェーデンの小説を読み始める。スウェーデンの歴史ミステリとのこと。スウェーデンの歴史、何も知らないので面白く読めそうだ🍀 pic.twitter.com/OMPJ1ARhxE
— 大塚浩成 (@FHgLtp70ynDJsmt) 2019年6月5日
スウェーデンの歴史、気になる!北欧ミステリー×歴史のコラボはずるい…!
著者はスウェーデン最古の貴族の末裔…!?
『1793』はスウェーデンミステリーといえばこちらの翻訳家さん!ヘレンハルメ美穂さんの翻訳です!
先ほども紹介した『ミレニアムシリーズ』を始め、アンデシュ・ルースルンド『グレーンス警部シリーズ』など北欧ミステリー作品を中心に翻訳されています。
そして本作の著者、ニクラス・ナット・オ・ダーグさんはなんとスウェーデン最古の貴族の末裔だそうです。
ストーリーとは直接関係ありませんが、何となく凄さを感じてしまいました笑。
スウェーデン大使館のアダムさん絶賛というニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』(ヘレンハルメ美穂訳)、フランス革命から4年後のスウェーデンで殺人事件という内容も面白そうだけど作者の名字「Natt och Dag」は本名で「夜と昼」の意味で、しかもスウェーデン最古の貴族のひとつだってすごい pic.twitter.com/bbUKQLyauX
— 深緑野分 (@fukamidori6) 2019年5月31日
『夜と昼』!カッコいい!内容とは関係ないけど、触れずにはいられない情報でした笑!
まとめ
ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』が発売してます!
スウェーデン発の人気歴史ミステリー。内容が面白そうなのはもちろん、これだけの情報で気になり思わず手に取ってしまう人が続出しそうです。
北欧ミステリーが好きだという方はもちろん、歴史ミステリー好きの方で北欧ミステリー未開拓の方はぜひチャレンジしてみて下さい!
本作の他にも人気スウェーデンミステリーをまとめています!合わせてどうぞ!それではー!