こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日はとても気になる一冊を発見してしまったので新刊紹介します!
小野俊太郎さん『快読 ホームズの「四つの署名」』が発売してますよ!
【新刊出来】
— 小鳥遊書房_公式 (@takanashishobou) 2019年5月22日
『快読 ホームズの「四つの署名」』(小野俊太郎著)できたピヨ!
作者の死以外では終わらないホームズ物語の始まりを準備した長編2作目『四つの署名』。翻訳から映像作品まで徹底分析!
「シャーロック・ホームズ」の作者コナン・ドイルの誕生日である今日にぴったり🔎 ぜひご予約を! pic.twitter.com/luwlV3cRV5
四つの署名…!?あの四つの署名の研究書!?シャーロキアン必読な予感!
今回は小野俊太郎『快読 ホームズの「四つの署名」』について紹介していきます!
【新刊紹介】小野俊太郎『快読 ホームズの「四つの署名」』が発売してます!【ただひたすら『四つの署名』にこだわり抜いた研究書】
今日紹介するのは、小野俊太郎『快読 ホームズの「四つの署名」』です!
いつも通り、まず作品概要を紹介していきます٩( ''ω'' )و!
死体の傍らに遺された四人の記号をめぐる密度の濃い一作を解読して見えるものとは……。
海外からの脅威に立ち向かう名探偵ホームズの推理と冒険。ともに「症例=事件」を扱う ワトスンとの友情の試練。ホームズの悪癖から美食まで。
「ホームズ物語」のすべてが、 『四つの署名』には凝縮されている。
新訳版じゃない!まるまる一冊研究書!
シャーロキアン必読な予感しかしない一冊が登場してしまいました!小野俊太郎『快読 ホームズの「四つの署名」』!
『四つの署名』といえば、ホームズ譚60編の中の第二長編作品。
本書を見て一瞬『ホームズの「四つの署名」か…。』と危うくスルーしてしまいそうになりましたが、本書は「四つの署名」の新訳版などそういう類いのものではありません!
表紙をよく見て下さい。そして帯もしっかりと読みましょう…。
そうです!本書はまるまる一冊『四つの署名』の研究書になっています!
一冊まるまる『ホームズの研究書』なら見聞きしたことがありますが、一つの作品で一冊の研究書というのは聞いたことがなかったのでとても驚きました(ただの不勉強かもしれませんが…。)!
小鳥遊書房から『快読 ホームズの『四つの署名』』を。登場人物やあらすじ背景説明から、四つの記号群「インド」「探索」「ロマンス」「症例」を考え、前史から映像化や翻案(犬ホームズやカンバーバッチ版)まで。ひたすら『四つの署名』にこだわった1冊です。5月刊行。https://t.co/k61AsBWzQW
— 小野俊太郎 (@tritonnova) 2019年3月13日
あらすじの『「ホームズ物語」のすべてが、 『四つの署名』には凝縮されている。』を見て、読まずにいられるシャーロキアンはいるのか…!?
『快読 ホームズの「四つの署名」』目次!
出版社・小鳥遊書房の公式Twitterより本書の目次が公開されています。
第一部『四つの署名の成り立ち』から始まる三部構成になっていて、ひたすら四つの署名にこだわりぬいたという著者の言葉も納得の内容になっています。
繰り返しになりますが、シャーロキアンはもちろん、クラシックミステリファンや、海外ドラマ『シャーロック』を見てファンになった方が読んでも楽しめそう!
【お知らせ】もうすぐ刊行予定の『快読 ホームズの『四つの署名』』(小野俊太郎)の目次を改めてご紹介します、ピヨ(小鳥)。 pic.twitter.com/t08oCPBr08
— 小鳥遊書房_公式 (@takanashishobou) 2019年5月5日
『はじめに』からすでに気になる内容!どうして魅力の宝庫なんだろう…??
原作『四つの署名』を読んでからチャレンジしよう!
ここまで『気になる!必読だ!』と好き放題紹介してきましたが、実は『四つの署名』の原作をまだ読んだことがありません!
手元には置いてあるんだけどね…。
気になるので今すぐにでもパラパラページをめくり始めたいですが、研究書読むならまずは原作を読んでおいた方がいいですよね…。
この記事を読んで下さっている方で、ぼくと同じように原作を読んでいないという方もいらっしゃるかもですので、『四つの署名』のあらすじも合わせて紹介しておきます!
ある日、ベーカー街を訪れた若く美しい婦人。父がインドの連隊から帰国したまま消息を断って十年になるが、この数年、きまった日に高価な真珠が送られてくるという……。
ホームズ達が真珠の所有者を捜し当てた時、無限の富をもつこの男は殺され、そこには“四つの署名"が――
インド王族秘蔵の宝石箱をめぐってテムズ河に繰り広げられる追跡劇! ホームズ物語の2作目にあたる長編。
Twitter上でもすでに感想・紹介ツイートがいくつか見られました!やっぱり一度作品を読んでからの方が楽しめそうですね!
小野俊太郎『快読 ホームズの『四つの署名』』(小鳥遊書房)を買う。ホームズ譚の第二長篇を、キャラクターの役割や人間関係を明確にしてシリーズの方向性を決め、英国とインドの関係や都市ロンドンを重層的に描いた重要作に位置づけ、様々な角度から徹底解読。 pic.twitter.com/LiACTaq0jH
— 藤原編集室 (@fujiwara_ed) 2019年6月3日
小野俊太郎著「快読 ホームズの『四つの署名』」が届きました。同誌のp187に記されているストランド誌への売り込みの記述が実は「違う」と言うことが、6月9日のJSHC月例会で熊谷彰氏による「ニューヨーク公共図書館+大英図書館、資料閲覧報告」によって真実がきちんと説明されますのでお楽しみに🔍 pic.twitter.com/fc3m7w5Im6
— 「ホームズの世界」サイト管理人 (@sh221_mittyon) 2019年6月5日
書店での売れ行きがとてもいいという噂も!本書を手に入れるなら書店注文 or ネット注文が確実とのことです!
まとめ
小野俊太郎さん『快読 ホームズの「四つの署名」』が発売してます!
シャーロキアン必読!ホームズ譚第二長編『四つの署名』にただひたすらこだわり抜いた研究書。
「ホームズ物語」のすべてが、 『四つの署名』には凝縮されている。
その秘密を知りたいという方はぜひ本書を手に取ってみて下さい!
ぼくのように原作未読な方はぜひ原作から!面白いと思ったらぜひその他の短編・長編作品にもチャンレンジしてみて下さい!それではー!