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【折原一】『倒錯三部作』の順番とあらすじを紹介します!【倒錯の死角】

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日紹介するのは、折原一さんの『倒錯三部作』です!

叙述トリックの名手が読者へ贈る三部作!叙述トリックと分かっていても必ず騙される…!

今回は、折原一『倒錯三部作』のシリーズ概要や順番をあらすじと合わせて紹介していきます٩( ''ω'' )و!

【折原一】『倒錯三部作』の順番とあらすじを紹介します!【倒錯の死角】

今回紹介するのは折原一『倒錯三部作』

 

著者の折原さんは『叙述トリックの名手』と呼ばれている作家さん!本三部作も当然叙述トリック作品…!

 

ミステリー好きの方は分かっていただけると思いますが、書評などを書く時に叙述トリック作品を叙述トリック作品だと紹介することはタブーな雰囲気があります。

 

なぜなら『この作品は叙述トリックです!』と紹介するだけで、半分ネタバレをしていることになってしまうから。

 

『叙述トリックか…。ということはどこかに仕掛けがあるということね…。』となってしまうと面白さ半減という人もいるのです。

 

冒頭から勇気を出して『叙述トリック』と紹介していますが、折原一さん作品だからあえて強調していることをご了承いただければと思います!

叙述だって分かっていても、結局騙されちゃうんだよね…。

また、三部作完結の『倒錯の帰結』は、前からでも後ろからでも楽しめる(!?)というとても珍しい構造になっています!

中央に袋とじ!?本自体の仕掛けも楽しみながら読み進めてみて下さい!

【折原一】『倒錯三部作』順番とあらすじ!

今回は『倒錯三部作』で、全3作品をリストアップしました!

 

それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!

倒錯の死角

ベッドの上に白くすらりとした脚が見える。向かいのアパートの201号室に目が釘付けになった。怪しい欲望がどんよりと体を駆けめぐる。

 

あちら側からは見えないはずだ―屋根裏部屋から覗く男と覗かれる女の妄想がエスカレートし、やがて悪夢のような惨劇が。

 

折原ワールドの原点ともいうべき傑作長編。

倒錯のロンド

精魂こめて執筆し、受賞まちがいなしと自負した推理小説新人賞応募作が盗まれた。―その“原作者”と“盗作者”の、緊迫の駆け引き。

 

巧妙極まりない仕掛けとリフレインする謎が解き明かされたときの衝撃の真相。

 

鬼才島田荘司氏が「驚嘆すべき傑作」と賞替する、本格推理の新鋭による力作長編推理。

倒錯の帰結

倒錯の帰結 (講談社文庫)

倒錯の帰結 (講談社文庫)

 

日本海の孤島で起こる連続密室殺人事件(『首吊り島』)と都会の片隅で起こる監禁事件(『監禁者』)。

 

2つの事件に巻き込まれた作家志望の男が遭遇する奇想天外の結末とは?

 

「倒錯」シリーズ完結編は前代未聞、前からでも後ろからでも楽しめる本。ぜひ読み比べを!

以上、3作品です!

まとめ

折原一『倒錯三部作』の順番紹介でした!

 

叙述トリックの名手が贈る三部作!どれも叙述トリックと分かっていても騙されてしまうと有名な作品!

 

『ここまで分かっているのに騙されるわけない!』と思った方は、ぜひ第一作『倒錯の死角』からぜひチャレンジしてみて下さい!

叙述トリックで有名な折原作品ですが、『密室』を扱う別シリーズ『黒星警部シリーズ』もあります!合わせてチェックしてみてください!それではー!