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【P・D・ジェイムズ】『ダルグリッシュ警視シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【ナイチンゲールの屍衣】

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日は海外ミステリの人気シリーズを紹介します!

 

P・D・ジェイムズの『ダルグリッシュ警視シリーズです!

ロンドン警視庁のアダム・ダルグリッシュ警視が活躍!

今回は、P・D・ジェイムズの『ダルグリッシュ警視シリーズ』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!

P・D・ジェイムズ『ダルグリッシュ警視シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!

今回紹介するのはP・D・ジェイムズ『ダルグリッシュ警視シリーズ』!P・D・ジェイムズのデビュー作『女の顔を覆え』を含むシリーズです。

 

P・D・ジェイムズは2014年にその生涯を終えるまでに、多くの作品を残すことはありませんでした。

 

いわゆる寡作な作家と評されていますが、そのP・D・ジェイムズがもっとも多く書いたシリーズ作品が、今回紹介する『ダルグリッシュ警視シリーズ』なのです。

詩人!?な警察官が探偵役! 

個人的にはP・D・ジェイムズといえばコーデリア・グレイが有名だと思っていたけど、こちらのダルグリッシュ警視シリーズもしっかり読むべきとの噂も多数!

 

今回の『ダルグリッシュ警視シリーズ』は、全部で14作品!順番通り整理しておきます!

【P・D・ジェイムズ】ダルグリッシュ警視シリーズ順番とあらすじ!

今回は『ダルグリッシュ警視シリーズ』で、全14作品をリストアップしました!

 

それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!

女の顔を覆え

女の顔を覆え (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 129-6))

女の顔を覆え (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 129-6))

 

ある殺意

ある殺意 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ある殺意 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

ある秋の晩、ロンドンのスティーン診療所の地下室で、事務長のボーラムの死体が発見された。彼女は心臓をノミで一突きされ、木彫りの人形を胸に乗せて横たわっていた。

 

ダルグリッシュ警視が調べると、死亡推定時に、建物に出入りした者はなく、容疑者は内部の者に限定された。尋問の結果、ダルグリッシュはある人物の犯行と確信するが、事件は意外な展開を…

 

現代ミステリ界の頂点に立つ著者の初期の意欲作。

不自然な死体

不自然な死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

不自然な死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

ダルグリッシュ警視が休暇でサフォークの叔母を訪ねた日、両手首を切断された男の死体が、小さなボートに乗って近くの海岸に流れついた。

 

付近の村に多く住む物書きの一人、推理作家のモーリス・シートンだった。さっそく郡警察が捜査を開始したが、解剖の結果、意外な事実が判明した。

 

死因は心臓麻痺。自然死だったのだ。だが、はたして純粋な自然死なのか。手首切断の背景には何があるのか?

 

ダルグリッシュは否応なく事件に巻き込まれていつた…。人間と背景の緻密な書きこみと謎解きの妙が見事に融合した、ミステリの新女王の初期の秀作。

ナイチンゲールの屍衣

ナイチンゲールの屍衣 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ナイチンゲールの屍衣 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

看護婦養成所ナイチンゲール・ハウスで、胃に栄養剤を送りこむ実習訓練中、患者役の看護学生が突然苦しみだし、息絶えた。

 

数日後今度は別の学生が毒入りウイスキーを飲んで変死を遂げた。捜査を開始したダルグリッシュ警視は、所内の複雑な人間関係の襞に分けいっていく…。

 

白衣の天使の殿堂に渦巻く醜悪な愛憎関係を重厚な筆致で描き出し、英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞を受賞したミステリの新女王の代表傑作。

黒い塔

黒い塔 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

黒い塔 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

ドーセットにある障害者用の療養所で教師をしていたバドリイ神父が急死した。長年の知人であるダルグリッシュ警視が、折り入って相談があるという手紙を受け取った直後のことだった。

 

はたして神父の相談ごととは何だったのか。休暇を利用して調べをはじめたダルグリッシュは、療養所内で患者の事故死や自殺が相次いでいることを知るが…

 

現代ミステリ界の頂点に立つ著者の英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞受賞作。

わが職業は死

わが職業は死 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

わが職業は死 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

犯罪の科学捜査を行なうホガッツ研究所で深夜、所長代理のロリマーが殺された。現場は厳重に戸締まりされており、外部から侵入した形跡は見当たらない。

 

冷徹で高慢な被害者は所内の嫌われ者で、誰からも反感を買っていた。多すぎる動機、密室の謎…

 

ダルグリッシュ警視長は周到な尋問と鋭い推理で、犯罪捜査のエキスパートたちの間に生じた殺人事件の複雑な糸を解きほぐしていく。現代ミステリ界の女王が放つ本格傑作。

死の味

死の味〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

死の味〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 
死の味〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

死の味〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

教会の聖具室で血溜まりの中に横たわる二つの死体は、喉を切り裂かれた浮浪者ハリーと元国務大臣のポール・ベロウン卿だった。

 

二人の取り合わせも奇妙だが、死の直前の卿の行動も不可解だった。突然の辞表提出、教会に宿を求めたこと…卿は一体何を考えていたのか?

 

彼の生前の行動を探るため、ダルグリッシュ警視長は名門ベロウン家に足を踏み入れる。重厚な筆致で人間心理を巧みに描く、英国推理作家協会賞受賞作。

策謀と欲望

策謀と欲望〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

策謀と欲望〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 
策謀と欲望〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

策謀と欲望〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

ダルグリッシュ警視長は、原子力発電所の聳える海沿いの村を休暇で訪れた。その村では最近、女性ばかりを狙う連続絞殺魔が暗い影を落としていた。

 

ダルグリッシュが発電所所長宅の夕食会に招かれた夜、発電所の職員が帰宅途中に絞殺されるという事件が起きた。

 

住民の恐怖が高まるなか、ダルグリッシュは海岸で女性幹部ヒラリーの他殺体を発見する。手口から新たな犠牲者と思われたが、事件の前に絞殺魔は自殺していた…。

原罪

原罪〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

原罪〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 
原罪〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

原罪〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

経営合理化に反対の共同経営者、解雇を言い渡された社員、出版を断わられたミステリ作家…殺されたジェラードはあまりに多くの人間を敵に回していた。

 

野心的な彼は、自らの出世と保身のためには手段を選ばぬ冷徹な男だったらしい。ダルグリッシュたちは複雑な人間関係の中に分け入り、尋問を重ねていく。

 

やがて、容疑者の一人が変死体で発見され…現代ミステリ界の頂点に立つ著者が、人間の罪とは何かを問う傑作本格。

正義

正義〈上〉 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

正義〈上〉 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 
正義〈下〉 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

正義〈下〉 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 

現代ミステリ界の女王、二十世紀最後の力業。ミドル・テンプル法曹学院に所属する弁護士ヴェニーシャ・オールドリッジは、伯母殺しで起訴された青年アッシュの弁護に立ち、見事無罪を勝ち取った。

 

だが、勝利の美酒に酔う間もなく、彼女は学院の自室で無惨な刺殺体となって発見される。しかも遺体には奇妙な細工が施されていた。

 

頭に法廷用の鬘が被せられ、その上から同僚の弁護士が手術用に保管してあった血液が注がれていたのだ。

 

事件の謎を追って、ダルグリッシュ警視長は法曹界の中枢に踏み込む。

神学校の死

サフォーク州の人里離れた海岸に位置する聖アンセルムズ神学校の学生が、近くの砂浜で砂の下に埋もれた変死体となって発見された。

 

公式見解は事故死とされたが、納得しない学生の義父が、ロンドン警視庁に再捜査の圧力をかけてきた。少年時代に同校で夏季休暇を過ごした経験をもつダルグリッシュ警視長に白羽の矢が立ち、彼は校内に滞在して調査にあたることになる。

 

時を同じくして、同校の閉校を推進する教会幹部も到着するが、ダルグリッシュはそこに不穏な空気を感じた。はたせるかな、嵐が荒れ狂う夜、彼の目と鼻の先で残忍な殺人事件が。

殺人展示室

殺人は、それが起きた時代を象徴する―風光明媚なハムステッド・ヒースに建つ私設のデュペイン博物館は、有名な殺人事件の数々をあつかうユニークな展示で知られていた。

 

その博物館で、実際に事件が起きた。運営理事で創立者の息子であるネヴィルが車ごと焼き殺されたのだ。その状況は1930年に起きた自動車炎上殺人事件に奇妙なくらい酷似していた。

 

おりしも、博物館は創立者の遺言条項により、存続の危機を迎えている。有名事件の模倣犯罪か、それとも館の相続にかかわる事件なのか?ダルグリッシュが捜査を進めるさなか、第二の殺人が。

灯台

灯台 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

灯台 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 

コーンウォール沖に浮かぶカム島。かつてある一族が私有していたそこは、現在は高級保養所としてVIPの滞在客のみを迎えていた。

 

その島で変死事件が発生する。滞在中だった世界的作家が、無残な首吊り死体で発見されたのだ。島には、被害者の娘も含めた少数の滞在客と従業員しかいない。

 

事件の社会的影響に配慮して遠くロンドンからダルグリッシュのチームが島へ派遣されてきた。容疑者は限定されていたが、捜査は難航の兆しを見せる。

 

事件の背後に、過去の忌まわしい歴史が潜んでいるのか…さらには、ダルグリッシュの身に思わぬ変事が。

秘密

秘密〔ハヤカワ・ミステリ1833〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

秘密〔ハヤカワ・ミステリ1833〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

 

ジャーナリストのローダが長年放置してきた顔の傷痕を消す決意をしたのは、母親の再婚がきっかけだったのかもしれない。高名な形成外科医を訪ねた彼女は、医師の所有する荘園に滞在して手術を受けることになる。

 

庭には古代のストーンサークルがあり、そこでかつて魔女が処刑されたという伝説が残っていた。手術の夜、そのストーンサークルに不審な光が……そして翌朝、ローダはベッドで扼殺死体となっていた。

 

ダルグリッシュ率いる特捜チームが現場に急行するが、事件の影にはさまざまな秘密が! この殺人が、最後の事件になるのか?

 

シリーズが、ついに重要な節目を迎える話題作

以上、14作品です!

まとめ

P・D・ジェイムズ『ダルグリッシュ警視シリーズ』の順番紹介でした!

 

P・D・ジェイムズのデビュー作を含む人気シリーズ!ぜひ第一作『女の顔を覆え』から手に取ってみて下さいね!

コーデリア・グレイシリーズも合わせてチェックしてみて下さい!それではー!

www.abelog-plus.com