こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日は北欧ミステリから人気シリーズを紹介します!
アンデシュ・ルースルンドの『グレーンス警部シリーズ』です!
北欧最高の「ガラスの鍵」賞を受賞したグレーンス警部シリーズ。ルースルンド&ヘルストレム、ヘレンハルメ美穂訳、ハヤカワ・ミステリ文庫より発売中。
— 早川書房公式 (@Hayakawashobo) 2018年5月11日
第1作『制裁』 https://t.co/khAb7iJJkc
第2作『ボックス21』 https://t.co/mfH1h6SiqB
第3作『死刑囚』 https://t.co/w7cJhDnNER pic.twitter.com/0xSrcmm9wt
このミス1位!『熊と踊れ』の作者がお届け!北欧ミステリの人気シリーズです!
今回は、アンデシュ・ルースルンドの『グレーンス警部シリーズ』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!
アンデシュ・ルースルンド『グレーンス警部シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!
今回紹介するアンデシュ・ルースルンドの『グレーンス警部シリーズ』!
あの『熊と踊れ』のアンデシュ・ルースルンドが、ベリエ・ヘルストレムと共に書いた北欧ミステリの人気シリーズです!
北欧スウェーデンの社会制度の問題点を深く抉る『社会派』のミステリ。
骨太のストーリー、重ためのテーマが扱われるわけなので、その他多くの北欧ミステリ作品と同様に心して挑む必要がありそうです。
デビュー作『制裁』でガラスの鍵賞という北欧のすごい賞を受賞したんだよ!
シリーズ第一作の『制裁』はもともと武田ランダムハウスジャパンから出版されており、残念なことに倒産→絶版!という運命をたどってしまいましたが…
早川書房から無事復活し、今に至ります!
ランダムハウスの倒産で絶版になっていたグレーンス警部シリーズ、ハヤカワが買ったんですね。良かった。これで続きが読める。 pic.twitter.com/lGLDFSwq3b
— Wataru Satou (@wsatou) 2017年8月7日
ルースルンド作品は当初、武田ランダムハウスジャパンから出ましたが版元の倒産により絶版、現在はハヤカワ・ミステリ文庫から、ステファン・トゥンベリとの共著『熊と踊れ』が出版、ベリエ・ヘルストレムとの共著であるグレーンス警部シリーズも復刊予定で、第1作『制裁』が復活したばかりです。 pic.twitter.com/K1fBv8RwSe
— 深緑野分 (@fukamidori6) 2017年3月25日
『熊と踊れ』のヒットがあったからかな…?読めるようになって本当に良かった(T_T)!
2019年2月現在、シリーズ作品すべてはまだ翻訳されていません(第1作~第3作、そして第5作が翻訳済み)。
今月発売の第4作『地下道の少女』で、すでに出版されている5作目へと繋がります!
今回の『グレーンス警部シリーズ』も作品タイトルだけでは順番が分からないので、この機会に整理しておきます!
【アンデシュ・ルースルンド】グレーンス警部シリーズ順番とあらすじ!
今回は『グレーンス警部シリーズ』で、現在翻訳されている全5作品(2月20日発売予定の第4作含む)をリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
裁制
凶悪な少女連続殺人犯が護送中に脱走した。市警のベテラン、グレーンス警部は懸命にその行方を追う。一方テレビでその報道を見た作家フレドリックは凄まじい衝撃を受けていた。
見覚えがある。この男は今日、愛娘の通う保育園にいた。彼は祈るように我が子のもとへ急ぐが…。悲劇は繰り返されてしまうのか?
著者デビュー作にして北欧ミステリ最高の「ガラスの鍵」賞を受賞。世界累計500万部を超える人気シリーズ第1作。
ボックス21
リトアニア人娼婦のリディアは売春斡旋業者から激しい暴行を受け病院へと搬送された。意識を取り戻した彼女はある行動に出る。
医師を人質に取り、地階の遺体安置所に立てこもったのだ。同院内で薬物依存患者の殺人事件を捜査していたグレーンス警部は、現場で指揮を執ることになるが…。
果たしてリディアの目的は?そして事件の深部に秘められた、あまりにも重い真相とは何か?スウェーデン警察小説シリーズ第二弾。
死刑囚
ジョンと名乗るカナダ籍の男がスウェーデンで暴力沙汰を起こして逮捕された。
グレーンス警部らの捜査で、ジョンの国籍は偽造されたものだと判明。さらに彼の正体は米国の死刑囚なのではないかという疑惑が浮かぶ。
だがその囚人は、数年前に刑務所で命を落としたはずだった―ありふれた傷害事件は各国政府を巻き込む大問題へと変貌する。ジョンを待つ運命とは?極限状況から人間の罪と罰に迫る警察小説シリーズ第三作。
地下道の少女
『制裁』『ボックス21』『死刑囚』に続く 北欧の傑作ミステリ!
冬の朝、43人の子供が市内に突然現れた。ほぼ同時に、病院の地下で女性の死体が発見される。〈ガラスの鍵〉賞受賞「グレーンス警部」シリーズ、本邦初訳の第四弾
三秒間の死角
犯罪組織の中枢にまで潜り込んだスウェーデン警察の潜入捜査員パウラ。組織に与えられた任務は、刑務所内に麻薬密売の拠点を作ることだった。
秘密裏に政府上層部のお墨付きを得たパウラは、巧妙な手段で麻薬を所内に持ち込み、ライバル業者を蹴落として商売を始めた。
だが、パウラの正体を知らないまま、入所前に彼がかかわった殺人事件を捜査するグレーンス警部の追及の手が迫るのを知った政府上層部は非情な決断を下す…。
英国推理作家協会(CWA)賞受賞、スウェーデン最優秀犯罪小説賞受賞。
以上、5作品です!
まとめ
アンデシュ・ルースルンドの『グレーンス警部シリーズ』の順番紹介でした!
シリーズを通して少し重たいテーマなので心して読む必要がありますが、『ガラスの鍵賞』を受賞した第一作『制裁』から順番にぜひ手に取ってみて下さい!
また、今回紹介した『グレーンス警部シリーズ』の他にも、スウェーデンミステリにはたくさんの人気シリーズがあります!ぜひ合わせてチェックしてみて下さい!それではー!