こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは、横溝正史さんの『金田一耕助シリーズ』です!
横溝正史「本陣殺人事件」
— なぎの@読書 (@you_nagino_book) 2019年3月15日
金田一耕助記念すべき初登場となる表題作ほか2編を収録した中短編集。
収録作品それぞれの完成度がとても高く、更に作品同士の相乗効果で面白さが底上げされている素晴らしい一冊。
ミステリ好きの心を擽るトリックでもって、読者を凌駕してくれる横溝先生の手腕には脱帽! pic.twitter.com/L9hMYRbmRo
横溝正史といえば『金田一耕助』!日本を代表する名探偵が登場するシリーズから定番おすすめ作品を紹介!
今回は、横溝正史『金田一耕助シリーズ』の定番おすすめ作品を紹介していきます٩( ''ω'' )و!
【横溝正史】『金田一耕助シリーズ』超定番おすすめ作品を6つ紹介!【日本三大名探偵の一人】
今回紹介するのは横溝正史『金田一耕助シリーズ』!
横溝正史も金田一耕助もあまりに有名すぎるのであえて説明する必要もないかもしれません笑!
横溝正史といえば、あの江戸川乱歩や松本清張と並び国内ミステリーを代表する作家の一人です。
戦前から戦後にかけて多くの作品を発表し、社会派推理小説ブームの中でも本格推理小説を書き続けました。
そして『金田一耕助』という日本三大名探偵の一人を生み出したことでも有名です!
【file.2】
— 307HR『一輪の花に憎しみを』 (@detective_307_m) 2019年6月19日
~探偵紹介②~
金田一耕助(きんだいちこうすけ)
横溝正史の推理小説に出てくる探偵。「明智小五郎」「神津恭助」と並んで「日本の三大名探偵」と呼ばれる。
有名な登場作品は「犬神家の一族」
などなど…!
金田一少年の決めゼリフ『じっちゃんの名にかけて!』のじっちゃんのことだよ!
名探偵金田一耕助は擦り切れた帽子をかぶり、いつもよれよれの着物姿で、くしゃくしゃ頭で…という感じで、一般的な探偵のイメージとはかけ離れた格好をしています。
横溝作品は近年でも映像化されることも多いので、原作を読んでいなくても一度は見たことがあるのではないでしょうか?
ちなみに金田一耕助は、A・A・ミルン『赤い館の秘密』に登場する素人探偵ギリンガムがモデルになったとされているよ!
【クマのプーさんミステリ!?】A・A・ミルン『赤い館の秘密』をネタバレなしで紹介!【創元推理文庫から新訳版で登場/書評】
探偵の見た目は少し頼りないかもしれませんが、推理小説としてのクオリティは一級品!
終戦後に発表された『本陣殺人事件』からスタートする金田一耕助シリーズは全部で70作品以上!その中にはこれまで多くのミステリーファンを唸らせてきた有名&人気作がたくさんあります!
ご紹介の通り作品数が膨大なので、定番のおすすめ作品をリストアップしてみました!どれも一度はタイトルを聞いたことがある方が多いハズ!
【横溝正史】『金田一耕助シリーズ』定番おすすめ作品!
今回は『金田一耕助シリーズ』で、全6作品をリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
本陣殺人事件
江戸時代からの宿場本陣の旧家、一柳家。その婚礼の夜に響き渡った、ただならぬ人の悲鳴と琴の音。離れ座敷では新郎新婦が血まみれになって、惨殺されていた。
枕元には、家宝の名琴と三本指の血痕のついた金屏風が残され、一面に降り積もった雪は、離れ座敷を完全な密室にしていた……。
アメリカから帰国した金田一耕助の、初登場の作品となる表題作ほか、「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」二編を収録。
獄門島
「おれがかえってやらないと、三人の妹たちが殺される…代わりに獄門島へ行ってくれ」―ニューギニアで共に戦った鬼頭千万太の最後の言葉を胸に、鬼頭家が網元として君臨する獄門島に降り立った金田一耕助。
耕助がそこで見たのは、雪枝・月代・花子の三姉妹がいる本家と、志保・儀兵衛が取り仕切る分家とが反目し合う鬼頭家一族の姿だった。
やがて千万太の予言どおりに、血も凍る殺人事件が発生…。瀬戸内海の孤島に渦巻く、世にもおぞましい計略に耕助は気づくことができるのか?
著者自身『本陣』と並ぶ傑作と自負した、横溝ミステリーの最高峰。
八つ墓村
戦国の頃、三千両の黄金を携えた八人の武者がこの村に落ちのびた。だが、欲に目の眩んだ村人たちは八人を惨殺。
その後、不祥の怪異があい次ぎ、以来この村は“八つ墓村"と呼ばれるようになったという――。
大正×年、落人襲撃の首謀者田治見庄左衛門の子孫、要蔵が突然発狂、三十二人の村人を虐殺し、行方不明となる。
そして二十数年、謎の連続殺人事件が再びこの村を襲った……。現代ホラー小説の原点ともいうべき、シリーズ最高傑作! !
犬神家の一族
信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、血で血を洗う葛藤を予期したかのような条件を課した遺言状を残して他界した。
血の系譜をめぐるスリルとサスペンスにみちた長編推理。
悪魔が来りて笛を吹く
毒殺事件の容疑者椿元子爵が失踪して以来、椿家に次々と惨劇が起こる。自殺他殺を交え七人の命が奪われた。
悪魔の吹く嫋々たるフルートの音色を背景に、妖異な雰囲気とサスペンス!
悪魔の手毬唄
岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。
たまたまここを訪れた金田一耕助は、村に昔から伝わる手鞠唄の歌詞どおりに、死体が異様な構図をとらされた殺人事件に遭遇した。
現場に残された不思議な暗号はいったい何を表しているのか?事件の真相を探るうちに、二十年前に迷宮入りになった事件が妖しく浮かび上がってくるが……。
戦慄のメロディが予告する連続異常殺人事件に金田一耕助が挑戦する本格推理の白眉!
以上、6作品です!
まとめ
横溝正史『金田一耕助シリーズ』の定番作品紹介でした!
日本を代表する名探偵・金田一耕助が登場する人気シリーズ!ミステリーが好きなら一度は読んでおきたい作品ばかりです!
どの作品も未読だよという方は、シリーズ第一作『本陣殺人事件』からぜひ手に取ってみて下さい!
日本を代表する推理小説作家繋がりということで江戸川乱歩作品も紹介しておきます!気になる方は合わせてどうぞ!それではー!