こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは、吉永南央さんの『紅雲町珈琲屋こよみシリーズ』です!
珈琲豆と和食器の店を営むおばあさん・お草さんが主役のシリーズ第6弾。
— ブクログ 読書管理アプリ (@booklogjp) 2018年2月8日
逃した機会、すれ違い―「一つほぐれると、また一つほぐれてゆくものよ」というお草さんの言葉が沁みます。吉永南央さん『花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ』が本日発売。
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読んだ後はほっこり…。そして必ず『小蔵屋』に行ってみたくなる…!
今回は、吉永南央『紅雲町珈琲屋こよみシリーズ』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!
【吉永南央】『紅雲町珈琲屋こよみシリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【萩を揺らす雨】
今回紹介するのは吉永南央『紅雲町珈琲屋こよみシリーズ』!
物語の舞台は群馬県紅雲町。コーヒー豆と和食器の店『小蔵屋』を営むおばあさん(お草さん)が活躍する『日常の謎系』シリーズです!
【家事でも、勤めでも、自営でも、自分が必要とされていると実感できた仕事を奪われるのはつらいことだ。】
— 音之間ト平 (@_onomatopee_) 2019年1月8日
(萩を揺らす雨 "紅雲町珈琲屋こよみ"・吉永南央)
古い店舗をリフォームしてカフェと雑貨を楽しめるようにした70歳のお草さん。現代社会に溢れる様々に、年の功と経験で接してゆく日々のお話。 pic.twitter.com/6304uqy7mB
『花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ』読了。
— ほめる (@homeru0620) 2018年4月25日
珈琲豆と和食器の店を営むお草さん。昔のつらい思い出も時間が解決してくれるものです。人生捨てたもんじゃありません。良質なホームドラマのような一冊でした。 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/8keqRCiJqm
ちなみに群馬県紅雲町は実在する町で、観音様もいらっしゃいます。聖地巡礼必至です笑。
おばあさん探偵といったらアガサ・クリスティーのマープルが有名ですが、本シリーズの探偵役を務めるお草おばあさんはなんと70代!
一括りにしてしまうのは少し違う気もしますが、おばあさん探偵×日常の謎の組み合わせが好きな方は必読です。
本シリーズは2019年3月時点で全6作出版されています。刊行順にリストアップしていきますので、チェックしながらぜひ読み進めてみて下さい!
【吉永南央】紅雲町珈琲屋こよみシリーズ順番とあらすじ!
今回は『紅雲町珈琲屋こよみシリーズ』で、全6作品をリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
萩を揺らす雨 紅雲町珈琲屋こよみ
観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあさん、杉浦草。
人々を温かく見守り続ける彼女は、無料のコーヒーを目当てに訪れる常連たちとの会話がきっかけで、街で起きた小さな事件の存在に気づく。
オール讀物推理小説新人賞受賞のデビュー作を含む「日常の謎」を解く連作短編集。
その日まで 紅雲町珈琲屋こよみ
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。
つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。
小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始めるが…。
名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよみ
小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。
15年前のある“事件”をきっかけに、3人の関係はぎくしゃくしているらしいのだ。止まってしまった彼らの時計の針を、お草は動かすことができるのか。好評第3弾!
糸切り 紅雲町珈琲屋こよみ
観音様が見下ろす街で、珈琲豆と焼き物のお店『小蔵屋』を営むおばあさんの杉浦草。常連客からは、親しみを込めて、「お草さん」と呼ばれている。その『小蔵屋』がある紅雲町の疏水のそばにぽつんとある、商店街というには小さな「ヤナギショッピングストリート」。
そこで、お草さんは、さみしそうな男が落としていった手紙を拾おうとして、黒い車にひかれそうになり、誤って電気店の店先にあるマスコットを壊してしまう……。店主から弁償を迫られるが、他の人たちが間に入り、弁償の件は棚上げとなる。
しかし、草が気がかりなのは拾った手紙だった。手紙には「帰っておいで」の文字が水ににじんで、まるで、器の牡丹餅の景色のよう。一体、誰から誰への手紙なのか。
「ヤナギショッピングストリート」を織りなす人間模様。からまった人々の心の糸を、お草さんは、どうやって解きほぐすのか。紅雲町のお草さん、好評の第四弾。
まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ
紅雲町では山車蔵の移転問題が持ち上がり、お草が営む小蔵屋の敷地が第一候補に。話し合いが必要だが、お草は母の言いつけで「うなぎの小川」とは絶縁状態で、話し合いができない。
かつては親友だった女将と亡母の間に、なにがあったのか。紅雲町を歩き回るうち、お草は町全体に関わる重い事実にたどり着く。シリーズ第5弾。
花ひいらぎの街角 紅雲町珈琲屋こよみ
秋のある日、草のもとに旧友の初之輔から小包が届く。中身は彼の書いた短い小説に、絵を添えたものだった。 これをきっかけに、初之輔と再会した草は、彼の苦しかった人生を元気づけるために、彼の短編を活版印刷による小本に仕立て贈ることにした。
この本を作るために小さな印刷会社と関わり、個人データ流出事件に遭遇。行き詰まる印刷会社を助けることに。草の働きによって、印刷会社周辺の人々の記憶までもが明るく塗りかえられてゆく。
「一つほぐれると、また一つほぐれてゆくものよ」―-逃した機会、すれ違い、あきらめた思い―ー長い人生、うまくいくほうがまれだったけど、丁寧に暮らすのが大切。 お草さんの想いと行動が心に染みる珠玉の一冊。
以上、6作品です!
まとめ
吉永南央『紅雲町珈琲屋こよみシリーズ』の順番紹介でした!
読んだ後は必ず『小蔵屋』に行ってみたくなる日常の謎系の人気シリーズ!
おばあさん探偵、ほっこりしたい、コーヒーが出てくる、日常の謎系ミステリーが好き!
どれか一つでもピンときた方は、ぜひシリーズ第1作『萩を揺らす雨』から手に取ってみて下さい!
最後に!おばあさん探偵繋がりということでアガサ・クリスティーのミスマープルシリーズもぜひ合わせてチェックしてみて下さい!それではー!