こんにちは、あべし(@honjituno)です。今回はスティーヴ・キャヴァナーの『弁護士の血』の紹介です!
頼むからシリーズ化を!!『弁護士の血』が面白かった!
この小説を知ったのは、翻訳ミステリーシンジケートさんのこのエントリを読んだからです。
霜月さんの書評を読んで『なんだこれ、面白そうだ!!』と思い、早速図書館へ直行!
が、しかし!!
実はこの弁護士の血、読むまでにごたごたがあったのです。悔しかったので、ここでそのエピソードを少々。
新刊&人気のため図書館で予約して、ようやく自分の順番がきて借りることができたのですが、読まないうちにうっかり貸出期間を過ごしてしまいました(痛恨のミスです…)!
結局、期間内に読み切れずに返却することに…。
ここでちょうど引っ越しが重なり、引っ越し先の図書館にはなく、資料リクエストをし、ようやく手元へ(いや、もう買えばいいでしょ!)!
待ってました!!という感じで一気読みさせて頂いたのでした。
新たなヒーローの誕生!!
ハードボイルド。まさにこの言葉がしっくりくる主人公。エディ・フリン。カッコいいです。ザ・主人公、ザ・新たなヒーローという感じ。よくぞこんな主人公を生み出してくれました!感謝!!
昔の作品を(まだ)読んだことはないのですが、ミステリ小説には昔からこの『ハードボイルド』というジャンルがあります。なんとなく言葉だけ聞いたことあるという方もいるかもしれません。
このハードボイルドの書き手としては、昔だとレイモンド・チャンドラーさん、ダシール・ハメットさんとかが有名で、最近ではマイクル・コナリーさんの『ハリー・ボッシュシリーズ』なんかがこのジャンルです。
abeshi-syokupan.hatenablog.com
ハードボイルドで法廷ミステリ!
それで結局どんなお話なのかですが。法廷ミステリの大御所、ジョン・グリシャムさん、スコット・トゥローさんのようなお話なのか?いやいや、でもこの出だしはハードボイルドでしょ!いやいや、やっぱり法廷…(以下略)。
というわけで、ハードボイルドで法廷ミステリです 笑!ここでも新しいジャンルを開拓してくれた作者に感謝ですね!
まとめ
もう面白いので読んで下さい。このエディ・フリンのお話、残念ながらまだこの1冊しか出ていません。スティーヴ・ギャバナーさん、お願いします。どんな長いシリーズになっても読むので、次回作を書いてください!!
それにしてもこの本、デビュー作らしいんです。デビュー作でこのクオリティの作品を書いてしまうなんて、今後に期待せざるをえませんね。期待しつつ、続編を待ちましょう。それでは!