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【このミス】このミステリーがすごい!2019年版[海外編]ベスト10紹介します!

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

 

ついに先日『このミステリーがすごい!2019年版』のランキングが発表されました!

今年もついにこの季節が…!

今回は『このミステリーがすごい!2019年版』から、海外編ベスト10のランキングを紹介していきます!

 

※2019年の国内編ランキングはこちら↓ 

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このミステリーがすごい!2019年版[海外編]ベスト10紹介します!

先日、『このミステリーがすごい!2019年版』が発売し、今年のランキングが発表されました(*´▽`*)!

発売と同時に、すでに色々な書店で今年のランキングの特設コーナーができているようですね(*´▽`*)!

一年に一度のお祭りだね!

そして今年のランキングは、ベスト10といいつつも9位が同点で横並び3作品だったため、作品数は11作品(*´▽`*)!

 

ベスト20で見ると作品数は変わらないのですが、なんとなく得した気分に笑!

 

というわけで、今年のランキング[海外編]ベスト10です!早速紹介していきます٩( ''ω'' )و! 

 

※このミス2019の内容に誤りがあり、訂正箇所がアナウンスされています(>_<)!合わせてチェックしてみて下さい!

このミス[海外編]ベスト10のランキング!

9位:インターンズ・ハンドブック シェイン・クーン

最強のヒットマン、これが最後の大仕事。 有能な若きインターン、ジョン・ラーゴ。

 

その正体は、企業のトップを狩る凄腕の殺し屋! クールな筆致とダークなユーモア、あふれる映画愛に彩られた 奇想天外な傑作クライム・スリラー! 暴走する才能に刮目せよ。

9位:蝶のいた庭 ドット・ハチソン

FBI特別捜査官のヴィクターは、若い女性の事情聴取に取りかかった。彼女はある男に拉致軟禁された10名以上の女性とともに警察に保護された。

 

彼女の口から、蝶が飛びかう楽園のような温室〈ガーデン〉と、犯人の〈庭師〉に支配されていく女性たちの様子が語られるにつれ、凄惨な事件に慣れているはずの捜査官たちが怖気だっていく。

 

美しい地獄で一体何があったのか? おぞましすぎる世界の真実を知りたくないのに、ページをめくる手が止まらない――。一気読み必至、究極のサスペンス!

9位:数字を一つ思い浮かべろ ジョン・ヴァードン

まるで手品のような、謎、謎、謎! 退職刑事、怪奇な不可能犯罪に挑む。

 

1000までの数字を頭に思い浮かべてみろ。

 

退職刑事ガーニーの友人のもとに届いた手紙はそう命じていた。 思い浮かべた数字は、658。指示にしたがって同封された小さな封筒を開けると、そこにはこう書かれていた。

 

おまえが思い浮かべる数字はわかっていた。658だ。 やがて次々に届く脅迫状めいた不吉な手紙。恐怖に駆られて元刑事ガーニーに相談を持ち込んだが、やがて男は殺害されてしまう。

 

殺人現場は一面の雪。犯人らしき人物の足跡は森のなかで途切れていた……。数々の難事件を解決してきたガーニーを翻弄する謎また謎。

 

手品めいた不可解な連続殺人――その手段は、動機は、目的は何なのか? そしてちりばめられた奇妙な暗示の影にひそむ犯人は何者か? 眩惑的な奇術趣味と謎解きの興趣あふれるHONKAKU MYSTERYの野心作!

8位:監禁面接 ピエール・ルメートル

『その女アレックス』の鬼才ルメートル、最新作。 徹夜必至。一気読み保証。

 

どんづまり人生の一発逆転にかける失業者アラン、57歳。愛する妻と娘たちのため、知力と根性とプライドをかけた大博打に挑む! 鬼才のノンストップ再就職サスペンス!

7位:乗客ナンバー23の消失 セバスチャン・フィツェック

乗客の失踪が相次ぐ大西洋横断客船“海のスルタン”号。消えた妻子の行方を追うべく乗船した敏腕捜査官の前に現れる謎、謎、謎。

 

錯綜する謎を解かないかぎり、ニューヨーク到着まで逃げ場はない。無数の謎をちりばめて、ドイツ屈指のベストセラー作家が驀進させる閉鎖空間サスペンス。

6位:あやかしの裏通り ポール・アルテ

ロンドンのどこかに、霧の中から不意に現れ、そしてまた忽然と消えてしまう「あやかしの裏通り」があるという。

 

そこでは時空が歪み、迷い込んだ者は過去や未来の幻影を目の当たりにし、時にそのまま裏通りに呑み込まれ、行方知らずとなる――単なる噂話ではない。

 

その晩、オーウェン・バーンズのもとに駆け込んできた旧友の外交官ラルフ・ティアニーは、まさにたった今、自分は「あやかしの裏通り」から逃げ帰ってきたと主張したのだ!

 

しかもラルフは、そこで「奇妙な殺人」を目撃したと言い……。謎が謎を呼ぶ怪事件に、名探偵オーウェンが挑む!

5位:ダ・フォース ドン・ウィンズロウ

麻薬や銃による犯罪を取り締まるマンハッタン・ノース特捜部、通称"ダ・フォース"。

 

ニューヨーク市警3万8千人の中でも最もタフで最も優秀で最も悪辣な警官たちを率いる デニー・マローンは市民のヒーローであり、この街を統べる刑事の王だった。

 

だが、ドミニカ人麻薬組織の手入れの際におこなったある行動をきっかけに、 栄光を約束されたマローンの人生は、転落の道をたどりはじめる……。

4位:元年春之祭 陸 秋槎

2000年以上前、前漢時代の中国。かつて国の祭祀を担った名家、観(かん)一族は、春の祭儀を準備していた。

 

その折、当主の妹が何者かに殺されてしまう。しかも現場に通じる道には人の目があったというのに、その犯人はどこかに消えてしまったのだ。

 

古礼の見聞を深めるため観家に滞在していた豪族の娘、於陵葵(おりょう・き)は、その才気で解決に挑む。

 

連続する事件と、四年前の前当主一家惨殺との関係は? 漢籍から宗教学まで、あらゆる知識を駆使した推理合戦の果てに、少女は悲劇の全貌を見出す――気鋭の中国人作家が読者に挑戦する華文本格ミステリ

3位:IQ ジョー・イデ

ロサンゼルスに住む黒人青年アイゼイアは‶IQ〟と呼ばれる探偵だ。

 

ある事情から大金が必要になった彼は腐れ縁の元ギャング、ドッドソンからの口利きで大物ラッパーから仕事を請け負うことに。だがそれは「謎の巨犬を使う殺し屋を探し出せ」という異様なものだった!

 

奇妙な事件の謎を全力で追うIQ。そんな彼が探偵として生きる契機となった凄絶な過去とは――。

 

新たなる‶シャーロック・ホームズ〟の誕生と活躍を描く、新人賞三冠受賞作!

2位:そしてミランダを殺す ピーター・スワンソン

空港のバーで離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに出会う。

 

彼は酔った勢いで、妻のミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し、協力を申し出る。

 

だがふたりの殺人計画が具体化され決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。

 

男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の策略と攻防を描く傑作ミステリ!。

1位:カササギ殺人事件 アンソニー・ホロヴィッツ

1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。

 

その死は小さな村の人々へ徐々に波紋を広げていく。燃やされた肖像画、消えた毒薬、謎の訪問者、そして第二の死。病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は――。

 

現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠クリスティへの愛に満ちた完璧なオマージュ作品!

以上、2019年のランキングでした!

先日ブログでちょこっと予想した通り、『カササギ殺人事件』が第1位!(実際は1位~3位にランクインと弱気の予想…笑。)これだけ話題になっていた作品ですので、1位というのも納得感がありました(*´▽`*)!

気になる作品をピックアップ! 

気になる作品をピックアップしてみます!全部気になりますが、絞りに絞って少しだけ…!

 

まずは何といっても1位の『カササギ殺人事件』!他のランキング作品に圧倒的な差をつけての1位でした。(※ランキングの点数は、このミス2019年版で確認してみて下さい!)

 

どうやら『史上初の年末ミステリランキング全制覇( ゚Д゚)!』らしいです。作品の面白さが保証されていることは間違いないわけですが、クリスティーのオマージュって一体どういうことなのでしょうか??とても気になります(>_<)!

 

続いては、6位の『あやかしの裏通り』です。作者のポール・アルテさんは『フランスのカー(不可能犯罪の名手!)』と呼ばれているらしく、『名探偵オーウェン・バーンズ』という新シリーズというのも気になります!

 

フランスミステリといったら、ピエール・ルメートルしか知りませんでしたが、過去作品含め気になる作家さんがまた一人増えました(*´▽`*)!

 

20位以下のランキングにも少しふれておくと、熊と踊れシリーズの『兄弟の血』、マイクル・コナリー『燃える部屋』、そしてジョン・ル・カレ『スパイたちの遺産』あたりが特に気になります。

 

気になるというか、読みたくて読めていなかった作品たちですね笑。今年のランキング発表で積読本が一気に10作品以上増えてしまいました!年末に向けて読書頑張ります…(*´▽`*)! 

まとめ

今回は『このミステリーがすごい!2019年版』から、海外編ベスト10のランキングを紹介してみました!

 

1位の『カササギ殺人事件』を始め、今年もランキングは魅力的な作品でギッシリでした!

 

今年も間違いなく読書が追いつかないという状況になったわけですが、これは嬉しい悲鳴というやつです!2019年に新たに出版されるミステリ作品と一緒に、2018年の作品も楽しみたいと思います!

 

さてさて今回紹介したランキングは海外編。このミスのランキングには国内編もありますので、近々国内編のランキングを紹介します٩( ''ω'' )و!それではー!

 

※2019年版国内編ランキングです!合わせてどうぞ(*´▽`*)!

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▼過去のランキング1位の作品も合わせてどうぞ(*´▽`*)!

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