こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は北欧ミステリの人気シリーズの新刊情報です!
ヴァランダー警部シリーズ!ヘニング・マンケル『ピラミッド』が4月21日に発売ですよー!
▼ヘニング・マンケル『ヴァランダー警部シリーズ』の順番紹介はこちら!
ヴァランダー警部シリーズ!ヘニング・マンケル『ピラミッド』が4月21日に発売ですよー!
今日紹介する『ピラミッド』は、北欧ミステリの人気シリーズ!ヘニング・マンケルの『ヴァランダー警部シリーズ』の1冊なんです!まずはあらすじからどうぞ!(Amazonより引用)
北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルが生んだ名物刑事、クルト・ヴァランダー。
そんな彼が初めて登場したのは『殺人者の顔』だが、本書はヴァランダーがまだ二十代でマルメ署にいた頃の「ナイフの一突き」「裂け目」から、イースタ署に移ったばかりの頃に遭遇した事件「海辺の男」「写真家の死」を経て、『殺人者の顔』直前のエピソード「ピラミッド」に至る5つの短編を収録。
若き日のヴァランダーの成長を描いた贅沢な短編集。
今回は短編集!
今回、とくに強調したいのが『ヴァランダー警部シリーズの1冊なのですが!!』というところ!シリーズ作といっても、長編作品ではありません!
短編集です!!
ぼくもいざ紹介しようと思った時に気が付きました笑。以前、順番紹介エントリを書いていたのに、ピラミッドを普通に長編作品の一つだと思ってました!
ただし、ぼくが感じたのは『むしろこっちの方が嬉しい!!』ということ。
正直に言うと、まだシリーズ作品を読めていません!そして、どちらかというとシリーズ作品は順番に読みたい派です!
シリーズ第1作『殺人者の顔』は1991年に発表、今回の『ピラミッド』は1999年に発表です。本当は出版年順に読めた方がいいと思いますが、短編集の読みやすさにはかないません笑。
短編集は読みやすいし、時系列としても一番最初。続く長編作品へ『スッと』入っていけそうです。いいですね!
実は未訳作品でした
もう一つだけ注目しておきたいのが、この作品実はこれまで未訳でした。ヘニング・マンケルさんといえども、全作品をコンプリート出来ていなかったのです!
翻訳者の柳沢由美子さんが、著者が亡くなった時に書かれています。まだ未訳作品が2作品あるので、まずそれらを早く訳したいと。
今回はそのうちの1冊が無事に発表されるということですね。残る1作品も待ち遠しいですが、別の作品を読みながら気長に待ちたいと思います。
まとめ
ヘニング・マンケル『ピラミッド』の新刊紹介でした!未訳作品、シリーズ前日譚の短編集ということで、期待大ですね!
実は4月21日にはもう一つおすすめの作品が発売されるんです!それは、ヴァン・ダインの『カナリア殺人事件』!こちらも東京創元社さんからですよ!
以前紹介記事を書いて、また今回紹介記事を書く時に『あれ??』と思い、発売日がかぶっていることに気が付きました笑。
というわけで、21日に過去の名作が同時発売!東京創元社さんには今後もこつこつと未訳作品&新訳版を出していって欲しいです!応援してます!それではー!