あべろぐぷらす

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古本のイラスト化が止まらない!!池谷伊佐夫『古本蟲がゆく』を読みましたよー!

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は古本のお話です!池谷伊佐夫『古本蟲がゆく』を読みました!

 

古本好き、古本蟲なら絶対に一度は読んでおいた方がいい!!というぐらいおすすめの一冊でした。古本のイラストなら永遠に見ていられます笑。

 

今日は池谷伊佐夫『古本蟲がゆく』のおすすめポイントを紹介しつつ、レビューしていきたいと思います!

古本のイラスト化が止まらない!!池谷伊佐夫『古本蟲がゆく』を読みましたよー!

今日紹介する池谷伊佐夫さんの『古本蟲がゆく』。古本について書かれた本はいくつもありますが、それらとは少し違った雰囲気の本です。著者の池谷さんが、古本屋さんを取材し、イラストにして紹介したレポートをまとめた一冊です。

 

とにかく魅力的なイラストであふれているのです(*´▽`*)!

 

行ったことのないお店もたくさん紹介されています。収集対象ではないお店も紹介されています。でも、池谷さんのイラストを見ているとどのお店にも行ってみたくなってしまいます。

 

書きたいことはたくさんありますが、とりあえずいつも通り内容紹介から٩( ''ω'' )و

画筆を持った古本蟲が日本全国津々浦々から英国まで飛翔。そこで出逢った古本屋と見つけた古本の数々。汗と涙と感動の古本屋物語

本棚単位で詳細にイラスト化!

冒頭でも書いたように古本好きなら、避けては通れない一冊です。とゆうか、自然と引き寄せられてしまう一冊といった方がいいかもしれません。

 

古本屋さんに行った時に、本棚の背表紙を延々と追い続けることが出来るように、この本で紹介されているイラストもずっと見続けることが出来てしまいます笑。

 

本当にイラストが見やすいのです。店内の様子を本棚単位で詳細にイラスト化しています。そこまで書いてしまっていいの??と心配になるぐらい。

 

岡山の『万歩書店』、鎌倉の『公文堂書店』、福岡の『葦書房』、西荻窪の『音羽館』など、一瞬見ただけでもめちゃくちゃ苦労して書かれたであろうことが伝わってきます。

 

クオリティが高い(高すぎる)ので、イラストを眺めているだけで、そのお店に行った気分になってしまいます。

今回の収穫は必見!

また注目すべきはお店のイラストだけではなくて、『今回の収穫』も必見!そのお店を取材した時に購入した本についても、一緒にイラストで紹介しているのです!

 

ぼくも古本屋レポートをブログに書いていますが、買ってきた本は思わず紹介してしまいます。古本好きなら分かっていただけると思うのですが、自分が買った古本も、他人が買った古本でも、見ていて楽しいと思ってしまうのです笑。

 

池谷さんの場合、イラストのクオリティが高いのでさらに楽しいです(*´▽`*)!収集対象の推理小説系が出てくると、『ポケミスだ!!』、『江戸川乱歩だ!!』、『ぶらっく選書まででてる!!』と、読みながらテンションが上がっていきます。

 

基本的には一気読みでしたが、休憩なしには読むことができません。個人的には『落穂舎』、『芳林文庫』のページはまさに眼福でした(T_T)。

日本各地の古本祭りもレポート!

昨年、行きたくても行けなかった神保町古本祭りについても書かれています!イラストを見ているうちにどんどん神保町に行きたくなる…_(:3 」∠)_

www.abelog-plus.com

さらに、古本祭りは神保町だけではなく、京都下鴨神社の『下鴨納涼古本まつり』や大阪四天王寺の『春の大古本祭り』もイラスト化して紹介されています。

 

一度も参加したことがないので、とても貴重な情報でした。京都などは観光名所もたくさんありますし、家族旅行で行ってもみんなしっかり楽しめそう!歴史のある場所ですし、古い本もたくさんありそうだと思うので一度は参加してみたい!

イギリス・ロンドンの古書店街まで!?

日本の古本屋だけではなく、番外編としてイギリス・ロンドンの古書店街についてのイラストまであるのです( ゚Д゚)!!イギリスまではるばると取材に行けるなんて、とても羨ましいと思わずにはいられません笑。

 

ただ、これだけの量を一人で、しかも一週間で取材したなんてとても驚きです!紹介されていた書店の中では、やはり『マーダーワン(ミステリ、クライムブック専門店)』に行ってみたい!次回はぜひヘイオンワイにチャレンジしてほしいです!

 

『ロンドンうろうろマップ』というロンドン市街をイラスト化されていて、そこに古書店の位置も書き込まれています!古本屋の情報って普通の観光マップにはなかなか載らない情報だと思うので、とても貴重な情報だと思いました。

 

いつかロンドンに行った時には、うろうろマップを見ながら古書店をうろうろしてみようと思います٩( ''ω'' )و

まとめ

池谷伊佐夫『古本蟲がゆく』を読みましたよ!古本屋さんの店内、そして古本のイラストを見ているだけで、古本屋さんへと行きたくなってしまう一冊でした。

 

およそ10年前の本ですが、そこまで情報は古くなっていないのでは??と思いました。行ったことのないお店については分からないので、実際に訪問する時には最新の情報をチェックしようと思います!

 

池谷さんは今回紹介した古本蟲がゆく以外にも、古本イラストが書かれている本を何冊か出版されています。そちらの方はまだ読んでいない(と思う)ので、読んでいこうと思います!気になる方はぜひチェックしてみて下さい!それではー!