こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は海外ミステリの新刊情報をお届けします!ちくま文庫版、ヘレン・マクロイ『牧神の影』が6月7日発売ですよー!
ちくま文庫版!?ヘレン・マクロイ『牧神の影』が6月7日発売ですよー!
ヘレン・マクロイ。ヘレン・マクロイ…。新刊情報をお届けといいつつも、正直あまりなじみのない作家さんです(;´Д`)。今回もたまたま流れてきたこちらのツイートを見て新刊に気が付きました!
ヘレン・マクロイ『牧神の影』(渕上痩平訳、ちくま文庫)見本出来。山中の人里離れたコテージで一夏を過ごす女性に迫る黒い影、横溢するサスペンスと暗号の謎が融合したマクロイ円熟期の傑作。本邦初訳。6月7日発売。 pic.twitter.com/m0wBz83L79
— 藤原編集室 (@fujiwara_ed) 2018年6月2日
普段から海外ミステリをよく読むという方の中でも、少し踏み込んだところに控えている作家さんなのでは??とりあえず、内容紹介からどうぞ!
暗号法に取り組んでいた伯父の死をきっかけに、ヒロインの周囲で不可解な出来事が次々と起こる。マクロイ円熟期の暗号ミステリ。
なじみはあまりありませんでしたが、ヘレン・マクロイさん自体は知っていました!古本好きで、特に海外ミステリを収集している方は分かっていただけると思います。
あの『幽霊の2/3』の作者の方です( ゚Д゚)!!
表紙に大きく数字の『2と3』が書かれている創元推理文庫の古い版です。古本好きの方にはわかってもらえると書いたのは、『幽霊の2/3』の古書価がめちゃくちゃ高いから笑。いつも古本屋さんのガラスケースの向こう側に控えている作品なんです。
はい、少し脱線してしまいましたね。すみません…。
ヘレン・マクロイは『ベイジル・ウィリング・シリーズ』というシリーズものを書かれていますが、今回の『牧神の影』はノンシリーズ。ちなみに、『幽霊の2/3』はベイジル・ウィリング・シリーズです。
新訳版かと思いきや、今回邦訳されるのは初だそうです。シリーズものの方が優先的に訳されている中、ノンシリーズが翻訳されるのは嬉しいですね。それだけ重要な作品ということでしょう!
まとめ
ちくま文庫からヘレン・マクロイ『牧神の影』が6月7日発売します!ノンシリーズものですが、初邦訳ということで期待大です!
初めての作家さんはいつもシリーズものから入りますが、今回は『牧神の影』から読んでみるのも良さそうですね٩( ''ω'' )و
最近の海外ミステリではなくて、クラシックで少しディープな作品を読んでみたい方におすすめです!ぜひチェックしてみて下さい!それではー!