あべろぐぷらす

ミステリー小説専門ブックチューバーのブログ

再生を止めて、録画を始めよう。明石ガクト『動画2.0 VISUAL STORY-TELLING』を読んでみた!

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日はおすすめ本のレビューを書こうと思います!

 

今回は、明石ガクトさんの『動画2.0 VISUAL STORY-TELLING』を読んでみました!

1冊読み終わる頃には、動画のこれまでと今、そしてこれからについて知ることができますよ(*´▽`*)!

明石ガクト『動画2.0 VISUAL STORY-TELLING』を読んでみた!

今日はおすすめ本の紹介です!明石ガクトさん『動画2.0 VISUAL STORY-TELLING』を読んでみました!

 

表紙の雰囲気から分厚くて、難解な本をイメージしていましたが、語り口調で書かれていてさらっと読むことができました(*´▽`*)!

 

1冊読み終わる頃には、動画のこれまでと今、そしてこれからについて知ることができますよ!

 

いつも通り、まずは内容紹介をしていきます٩( ''ω'' )و!

 

今後5年で世界のあらゆるものが動画化する―。

 

そしてもう、誰も動画ビジネスとは無関係でいられない! FaceBook、twitter、Instagram、NETFLIX……。

 

さあ、世界を激変させる動画ビジネスの大波に乗れ! 若者よ、チャンスをつかめ!

 

ONE MEDIA創業者が明かす、 動画時代を勝ち抜く全思考・全技術

動画のこれまでと、今、そしてこれから… 

この本はタイトルの通り、動画をテーマにした本です。そして幻冬舎の箕輪厚介さんが編集されています(*´▽`*)!

 

そして先ほども紹介した通り、表紙の雰囲気からは想像できないほどのライトで読みやすい1冊になっていました。

 

語り口調で書かれているからなのでしょうか?何となくですが、1冊の小説のような読後感がありました。

 

それはさておき、イラストも多いので1~2時間もあればさらっと読むことができてしまうと思います。

 

動画のこれまでと今現在、そしてこれからの動画はどうなっていくのか…。

 

そんな今最もアツいテーマを、ONE MEDIAの明石ガクトさんがまとめた本。著者のガクトさんは、もちろんとても「アツい」方です。

 

onemedia.jp

 

導入部分はこれまでの動画業界についての話題。ここ10年ぐらいの流れを説明してくれています。

YouTubeが誕生した2005年から、YouTuberの生み出す新しいヴィジュアルが日本の中を席巻した2014年までのおよそ10年間。僕はこれを動画の「ファーストウェーブ」って呼んでる。

最初はやっぱりYoutubeなんだね!

全く知らなかったのですが、世界初のYoutube動画についてもふれられていましたよ!

『映像』と『動画』の違い…? 

ところでみなさん、『映像』と『動画』の違いってわかりますか?これはもちろん、本書の中でガクトさんが読者にしてる問いかけです。

 

普段何気なく使っていて、本を読むまで意識して考えてことはありませんでした。

 

ここでキーワードとなるのが『情報の凝縮』です。

 

このことについて、本ならではの仕掛け(パラパラとページをめくっていく)で、映像と動画の違いを教えてくれています。

映像なら9ページかかっているところを、動画ならたったの1ページで表現することができた。

 

ここに時間軸に対する圧倒的な「情報の凝縮」がある。この情報の凝縮こそが、動画を動画たらしめるポイントだ。

時間に対する情報量の尺度として『Information per time=IPT』という考え方が紹介されています。

 

Youtube世代はすでにこのIPTが濃いコンテンツを求めている傾向があります。確かにテレビを見ていると、少し遅いというか、物足りなさを感じてしまいます…。

 

この『情報の凝縮がある映像コンテンツ』が動画。IPTの濃さが、映像から動画への変革を生み出していったのですね。

 

今後5Gや8Kなどの技術が登場した時に、『動画』を取り巻く環境はどのように変化していくのか。

 

今後ますます顕著になってくる『クリエイター黄金時代』において、クリエイターはどのように「作り」、そして「届ける」べきなのか。

 

本書の最後のパートではマネタイズについてや、『ONE MEDIA完全動画マニュアル』が紹介されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい!

まとめ

明石ガクトさんの『動画2.0 VISUAL STORY-TELLING』を読んでみました!

 

最近話題のTikTokなど、すでに新たな動画プラットフォームがたくさん出てきています。クリエイターではなく普段動画を消費している立場としても、とてもわくわくする時代です。

 

最後にもう1つだけ紹介させてください。この本の中で明石ガクトさんがこんなことを書かれています。

僕は動画ってものが生み出すはずの、世界を変える可能性に人生をかけているんだ。そのためには仲間が必要なんだ。だから泥水飲みながら僕らが獲得してきたノウハウを、君には惜しみなく伝えたい。動画のネタバラシみたいな本を書く理由はそれしかない。

とてもアツいメッセージですね。

 

今クリエイターとして活躍されている方はもちろん、これからクリエイターとして動画を作ってみたいという方は必読だと思いました。

 

今まさに激変中の動画がテーマで、これまでや今、そしてこれからの流れを知りたいという方にピッタリの一冊だと思いました。気になる方はぜひチェックしてみて下さい٩( ''ω'' )و!それではー!