こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は国別で北欧ミステリの人気シリーズをまとめて紹介していきます！第一弾はスウェーデンミステリ！
スウェーデンミステリといったら、近年の北欧ミステリブームの火付け役の『ミレニアムシリーズ』を生み出した国。このシリーズ以外にも注目すべき人気シリーズがたくさんあるのです！
これまでこのブログで紹介してきたシリーズを、『スウェーデンミステリ』というくくりでまとめてみました(*´▽｀*)！
ブームの出発点！スウェーデンミステリの人気シリーズまとめてみた！
これまでシリーズ毎に作品紹介をしてきました。今回は北欧ミステリの人気シリーズを、『国別』というテーマでまとめて紹介していこうと思います！
前々から書いてみようと思いつつ、なかなか手付かずなままでいたネタです。まずは一番紹介しやすく、人気作品も集中しているスウェーデンミステリから紹介します！
ミレニアムシリーズ スティーグ・ラーソン/ダヴィド・ラーゲルクランツ
北欧ミステリブームの火付け役になった人気シリーズ。この作品が世に出てこなければ、世界中に、そして日本に北欧ミステリがどっと流れ込んでくることはなかったでしょう！
3作目まで発表された時点で作者のスティーグ・ラーソンが亡くなってしまい、4作目以降はダヴィド・ラーゲルクランツが書き継いでいます。最新作は5作目まで出版されています！
エーランド島四部作 ヨハン・テオリン
続いてはヨハン・テオリンのエーランド島四部作です。北欧ミステリの中では珍しく、全てハヤカワポケットミステリで出版されています(*´▽｀*)！
シリーズ名にもなっているエーランド島を舞台にした物語。ちなみにシリーズ第一弾『黄昏に眠る秋』はデビュー作で、スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀新人賞、英国推理作家協会(CWA)賞最優秀新人賞を受賞しているそう( ﾟДﾟ)！色々すごい作品です！！
ヴァランダー警部シリーズ ヘニング・マンケル
3つ目は、ヴァランダー警部シリーズです！このシリーズはミレニアムやエーランド島四部作よりも古く、2000年頃から東京創元社より出版されてきました。
作者のヘニング・マンケルは、スウェーデンミステリの巨匠的なポジションにいた作家さんでしたが、大変残念なことに2015年に亡くなってしまっています(T_T)。
刑事小説の人気作品としてドラマ化もされていています！『刑事ヴァランダー』としてスウェーデンやイギリスで第3シーズンまで放送されました。長編シリーズですが、春に短編集『ピラミッド』も翻訳されています！そちらも合わせてどうぞ！
マルティン・ベックシリーズ マイ・シューヴァル/ペール・ヴァールー
4つ目は、マルティン・ベックシリーズです！『ヴァランダー警部シリーズ』よりもさらに時を遡る名作的シリーズで、角川より新訳版がバンバン出版されています！
警察小説で全部で10作品！近年の北欧ミステリブームの根幹をなすシリーズともいえますので、まずは新訳版のものから読んでみることをおすすめします！
犯罪心理捜査官セバスチャンシリーズ Ｍ・ヨート/Ｈ・ローセンフェルト
続いては、犯罪心理捜査官セバスチャンシリーズ！とてもおしゃれな装丁で目を引かれます！
作者が2人とも脚本家ということで、ミステリ小説ですがテレビドラマ的な雰囲気もまとっているそう！人気の警察小説で、現時点では4作品翻訳されています！
グレーンス警部シリーズ アンデシュ・ルースルンド
最後はグレーンス警部シリーズです！作者は『熊と踊れ』のアンデシュ・ルースルンドです。
やはり、事実を元にして執筆した『熊と踊れ』のインパクトが大きいですが、 スウェーデンでは人気のシリーズですでに8作目までが出版されているそうです( ﾟДﾟ)！
日本では全部で4作品翻訳されています。最近シリーズ3作目『死刑囚』が発売されました！熊と踊れの続編も出版予定ということで、今後もぜひ注目したい作家さんです！
まとめ
北欧ミステリブームの出発点、スウェーデンミステリの人気シリーズまとめでした！ ミレニアムといった最近の人気シリーズから、マルティン・ベックの名作シリーズまでピックアップしてみました！
北欧ミステリということで、今回はスウェーデンミステリを取り上げてみました。一つの国だけだったのに結構なボリュームだと思いました。今後もデンマークやノルウェーなどの人気シリーズもまとめていきたいです！
もっと勉強してその国のミステリに詳しくなれば、国別ミステリ史も書けそうです。まとめるのはとても楽しいので、頑張って勉強します(*´▽｀*)！
今後も人気のシリーズ作品を発掘していく予定です。新たに情報をキャッチしたらどんどん追記していきますよ٩( ''ω'' )و紹介したシリーズの中で気になる作品があったら、ぜひチェックしてみて下さい！それではー！
