こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は本のレビュー記事です!井上理津子『すごい古書店 変な図書館』を読み終えました!
タイトルの通り、この本を読んだら早速古書店に行きたくなってしまいました笑。もちろん紹介されている図書館にも!
古本の本ということで読んでみようと思ったら、そのままの勢いでブログでレビューしたくなりました笑。今日は趣味全開でレビューしていこうと思います!
井上理津子『すごい古書店 変な図書館』を読んだら、早速古書店に行きたくなった話。
一つのお店の紹介が見開き1ページで紹介されています。そして嬉しいことに、ぼくが古本屋めぐりでよく立ち寄るお店がいくつか紹介されていました!!
吉祥寺のよみた屋さん、西荻窪の音羽館さん、盛林堂書房さん、にわとり文庫、神保町の@ワンダーさん…。
古書店の名前を書いているだけで、どんどん古本の世界に引き込まれそうになります笑。まずは本の紹介をAmazonより引用させていただきます。
志を持って趣味の本だけを集めた店、見向きもされなかったミニコミを取り揃えた店…。ニューウェーブともいえるユニークな古書店が、日本に次々と登場しています。
そんな「とっておきの古書店」では、あなたが長年探していた本、若き日の思い出の本が待っています。
またこの国には、ジャンルを絞って資料や文献を網羅した、不思議な図書館も数多くあります。そこに行けばその世界のすべてがわかる、便利で有益な図書館です。
知的刺激に満ちた、驚きの古書店と専門図書館を、足で歩いて紹介!散歩の途中に立ち寄りたい!
タイトルの通り、すごい古書店と変な図書館を紹介している本です笑。もとはノンフィクションライターの井上理津子さんが、『日刊ゲンダイ』上で連載していたものを1冊にまとめた本。
古書店について紹介した本といったら、古本屋ツアー・イン・ジャパンが有名です。神保町バージョンなどもあり、古本好きにとっては必読のシリーズ!
そのお店のディープな情報というよりも、井上さんの訪問記という雰囲気で、2017年の秋に出版されている本なので、古本ツアーよりもさらっと読むことが出来ます。
古書店の紹介本としては比較的新しいです。そんなわけで、ここ数年の内にできたお店も紹介されています٩( ''ω'' )و嬉しいポイントです!
古書店のパートでは、古本屋めぐりをするときに必ず立ち寄るお店や、今年のお正月の中央線古本屋さんぽで初めて訪問したお店が紹介されていました。高円寺のサンカクヤマさん、阿佐ヶ谷のコンコ堂さんです。
一度しか行ったことがないけど、大泉学園のポラン書房さんにももう一度行きたい!!となりましたし、数年前に毎月2回ほど通っていた自由が丘の西村文生堂さんも懐かしいのでもう一度行きたいです。
このように、この本を読み終えると一度行ったことのあるお店にもう一度立ち寄りたくなります(*´▽`*)!もちろん行ったことのないお店についても、楽しく読むことができます。
これまで古書店にスポットをあててレビューを書いてきました。しかし、この本の最大の特徴は古書店の紹介だけではないところです!!
前半の古書店も楽しく読めましたが、個人的には後半の変な図書館の方にさらに引き込まれました!
ある特定の分野に特化した、知る人ぞ知るという図書館がずらりと紹介されています。
紹介されていた中で辛うじてその存在を知っていたのは、池袋にある『ミステリー文学資料館』です。ここには戦前の推理小説も所蔵されているようで、明治時代の黒岩涙香から、江戸川乱歩の時代まで、国内ミステリを一冊一冊眺めに行ってみたいと思ってました。
乱歩が関わっていた雑誌の『新青年』や『宝石』などもパラパラと眺めてみたい(´∀`*)フフフ
話はそれましたが、ミステリー文学資料館以外にも、一度は行ってみたいと思う魅力的な図書館がたくさん紹介されています。
そして思ったことが…。
関東にいたのに、どうして訪問してなかったんだろう(;´Д`)!!
もちろん、古書店に対してもです。あと数年前に知りたかった情報がてんこ盛りでした笑。 いや、このタイミングで出会えてよかったです。関東に行くタイミングは年に数回ありますので、少しずつでも制覇していきたいです٩( ''ω'' )و!
すごい古書店と変な図書館を合わせて、全部で117店紹介されています!きっと行ってみたいと思うお店があるはず!古本好きの方も、図書館好きの方もぜひ一度読んでみて下さい!それではー!