こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は国内ミステリのレビューエントリです!東野圭吾さんの『魔力の胎動』を読み終えました!
『ラプラスの魔女』の前日譚ということで張り切って読み始めたのですが、思わぬ落とし穴が…(;´Д`)。
作品自体は非常に楽しく読むことが出来ました!それは間違いありません!落とし穴とは一体何だったのか…。今回もネタバレなしでレビューしていきます٩( ''ω'' )و
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復習必須だった!?ラプラスの魔女前日譚、『魔力の胎動』を読み終えましたよー!
今回読み終えたのは、映画公開中の『ラプラスの魔女』の前日譚である『魔力の胎動』です!映画化作品、その上シリーズものということで、避けて通ることなんてできませんでした(*´▽`*)!
いつも通り、まずはあらすじから紹介していきます!
映画化『ラプラスの魔女』前日譚
自然現象を見事に言い当てる、彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。
東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』の前日譚。
今回の作品は『短編集』になっています。ラプラスの魔女の登場人物も出てくるので、テンポよく読み進めることが出来ます。知っているキャラが出てくる小説って読みやすいですよね!
ただ、冒頭でも書いたように、今回思わぬところに落とし穴がありました…。
ラプラスの魔女の細かいストーリーや設定を忘れてしまっていて、100%楽しむことが出来なかったのです…_(:3 」∠)_
大まかなストーリー、印象に残っているシーン、主要キャラとその設定ぐらいは覚えていました。
でも、ラプラスの魔女は出版されたのは、東野圭吾さんデビュー30周年の2015年のこと。2、3年前に読んだ小説の内容ですので、細かい部分はなかなか覚えていられませんでした!仕方ないですよね笑。
ぼんやりとした記憶を頼りに『そういえば、こんな感じだったね!』、『そういえば、こんな人いたね!』と、読み進めていきました。
でも、物語の中で明らかに前作に出てきた話をしていると分かるような箇所がいくつかあります。シリーズものなので(というかわざわざ前日譚として書かれているので)、当たり前ですね。
忘れているので当然、『ん?何のことだっけ(・・?』ってなります笑。
でもそこで、『なるほど!ラプラスの方で、〇〇だったのはこういうことだったんだ( ゚Д゚)!!』という、驚きというか、感動というか味わいたいと思っていたんです。
『じゃあ、前もって復習しておけよ( ゚Д゚)!!』というお話ですよね…。本当に返す言葉もないぐらい、しっかり復習しておけばよかったと後悔してます!!
前日譚(魔力の胎動)を読んでから、映画館へ足を運ぶというパターンもあることでしょう。
ぼくはシリーズものは順番通りに読んでいく派です。なので、映画版『ラプラスの魔女』を見ようと思っている人は、やはり出版された順番で読むことをおすすめします。
まとめ
東野圭吾さんの『魔力の胎動』を読み終えました!このレビューがネタバレになってしまうのは嫌だったので、ストーリーとは関係ない部分のお話をしてしまいました。
はたしてレビューといえるのか、もはや謎です笑。
『そうか!こういうことだったのか!!』という驚きや、感動を味わうことを求めている方は、ぜひ前作『ラプラスの魔女』を読んでから魔力の胎動へと読み進めていくことをおすすめします。
個人的には悔しさの残る結果となりました。時系列的には『魔力の胎動』→『ラプラスの魔女』ですので、もう一度ラプラスの魔女を読んでみようと思います。角川から文庫版が出ていることですし、今度は文庫で٩( ''ω'' )و!それではー!