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本当の価値って何?藤村正宏『マンガでわかる 安売りするな!「価値」を売れ!』を読んでみた!

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日はおすすめ本のレビューを書こうと思います!

 

今回は、藤村正宏『マンガでわかる 安売りするな!「価値」を売れ!』を読んでみました!

 

 

タイトルだけ知っていて、偶然目にとまった一冊!モノやサービスを売っている方、必読でした( ゚Д゚)!

 

マンガなのでサクッと読めることもおすすめポイントです!気になる方はぜひぜひ読んでみてください٩( ''ω'' )و

本当の価値って何?藤村正宏『マンガでわかる 安売りするな!「価値」を売れ!』を読んでみた!

今日はおすすめ本の紹介です!藤村正宏『マンガでわかる 安売りするな!「価値」を売れ!』を読んでみました!

 

冒頭でも紹介した通り、『今何かモノやサービスを売っている方』にぜひおすすめしたい一冊でした!もちろん、これから独自の商品を売っていきたいという人にも!

 

いつも通り、まずは内容紹介をしていきます٩( ''ω'' )و!

 

 

「売れる商品はない。売れる売り方があるだけ」

 

シリーズ10万部突破の 『安売りするな! 「価値」を売れ! 』がついにコミック版で登場!

 

舞台は、業績不振が続く白馬のホテル。 新米女将・中村奈々が、 「価値」を伝えて、圧倒的に売上をあげる手法を学び、 七転び八起きで大奮戦します!

 

コミック部分(100ページ)で、 「エクスペリエンス・マーケティング」(エクスマ)のポイントを解説。

 

「売れる商品はない。売れる売り方があるだけ」

 

あらすじ冒頭に書かれているフレーズ。

 

このフレーズを見た時は『えっ?どういうこと??』と頭の中が(・・?になりました。

 

この本の中では繰り返し商売をする上での重要な視点が登場します。

 

それは『モノではなく体験を売る』ということ。

 

多くの人は、モノを売ることばかりに一生懸命になっている。

 

でも、大事なのは『体験を売る』という視点です。

 

本書冒頭から、新しい視点、考え方が『ドカッ』と頭に強制インストールされた感じでした笑。

 

ただ、読み進めていくと、この視点がいかに大事かが思い知らされました。

 

安売りしてはいけない!?

人がその商品を購入する理由って何なのでしょう。

 

安いからでしょうか?

 

たしかに『100円ショップ』は大人気ですし、それ以外のお店でも100円があれば色んな商品を購入できます。

 

しかし!安いから売れているという側面もあるかもしれませんが、『安くなければ売れない。誰も買わない。』ということではありません。

 

著者の藤村さんも『安くしないと、お客さまは買ってくれない』というのは、売っている方の思い込みとバッサリ笑。

 

そのうえで以下のことが大切だと書かれていました。

 

他にない価値を創出して、その価値をしっかりと伝える

 

ぼく自身も最近有料でnoteを販売する機会があり、安い方がみんな読んでくれるかもしれないと、安易に一冊100円で販売しようとしていました。

 

ですが、執筆中に価格設定について再度考え、最終的に300円と設定してみました。

 

安売りよりも、伝える努力。その価値をしっかりと伝えることが大切なのですね。

 

www.abelog-plus.com

 

差別化ではなく独自化!

差別化という言葉はよく耳にしますが、独自化という言葉は新鮮でした。

 

本の中で『差別化を目指してはいけない!独自化が大切!』と書かれています。

 

差別化に走る要因は、競合の存在。差別化の結果、価格競争に陥ってしまったら、選ばれる要因が価格だけになってしまうと。

 

そうではなくて、独自化という考え方のもと、『あなた独自の価値を伝えること。』が大切。

 

独自の価値がぼやっとしていて、価格で勝負することになると、『数ある商品から選ばれる=安い価格』ということになり、それは危険だとも言及。理由が明確すぎました笑。

 

価格で選んでいるお客さまは、あなたの店よりもっと安い店があったら、すぐに浮気してしまうから。

 

お客さまとの『関係性』も独自の価値になるというお話も紹介されていました。

 

人間は同じものを買うなら、関係性の深いほうで買います。

 

そして、あなたがつくり出した関係性は、他にない独自のものです。

 

たしかに、スーパーで売っている誰が作ったか分からない野菜よりも、直売所で売っている地元の農家さんが作った野菜の方を買いたくなります。

 

『独自の価値が本当の価値。』

 

これってブログにも当てはめるべき考え方だなと思いました。

 

独自の価値を考えて『あべしのブログだから読みたいと思ってもらえるようする!』ということですね。(難しい…笑。けど頑張ります٩( ''ω'' )و!

 

どちらが楽しいかで選ぼう!

最後に読んでいて、グッときた部分を紹介しようと思います。

 

最後の章では『エクスマ(エクスペリエンス・マーケティング)的にビジネスを考えるポイント』がまとめて紹介されています。

 

その中で、『迷ったらどちらが儲かるかではなく、どちらが楽しいかで選ぼう』というお話が紹介されています。

 

人は楽しいところが好きです。

 

楽しい人が好きです。

 

だから繁盛するのです。

 

これって普段ブログを書いている時に、つい忘れてしまう考え方(;´Д`)。

 

書いている本人が楽しくない文章って、多分ブログを読んでくれた方にも伝わってしまうと思うんです。

 

逆に楽しくてしょうがなくて書いている人のブログって、ノリノリで書かれた文章を通してその人の熱狂ぐあいみたいなものが伝わってくる。

 

ぼくが読んでいて楽しいなと思うブログって、そんな空気感が伝わってくるものだったりします。

 

マンガのパートで『みんながハッピーかどうかが大事なんじゃない?(藤村さんが本人役で登場!)』といわれていて、

 

売上よりも関わってくれた人が、関わったことによってハッピーになっていくことの重要性に主人公が気がつくシーンがあります。

 

このブログも、たまたま読んでくれた方がハッピーになるようなブログにしていけたらいいなと思いました(*´▽`*)。

 

まとめ

藤村正宏『マンガでわかる 安売りするな!「価値」を売れ!』を読んでみました!

 

ストーリーではホテル経営をベースに紹介されていましたが、何か商売をしている方、情報発信をしている方すべてに当てはめることが出来る考え方だと思いました。

 

今回紹介した本はマンガ版です。当たり前ですが元となった本がありますので、次はそちらも読んでみます!(新版が出版されているようです!)

 

今回紹介した作品以外にも、藤村さんはマーケティング関連の本を多数出版されています!

 

気になる方はぜひぜひチェックしてみてください!ぼくも少しずつ手を出していこうと思います٩( ''ω'' )و!それではー!