こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日は海外ミステリの人気シリーズを紹介します!
エドワード・D・ホックの『怪盗ニックシリーズ』です!
#読書 「怪盗ニック全仕事」全6巻本日読了。
— 32RAMと書いてサニラム (@32RAM) 2019年2月6日
普段推理小説はあまり読まないんだけど、短編集で読みやすくアッサリ解決かと思ったら最後に意外なオチが待っていたりと非常に面白い展開でありました。登場人物も個性的でこの先新作が出ないのが惜しい(作者が亡くなっているため) pic.twitter.com/JVlLUGhgbh
盗み出すのは…価値のないもの!?全6冊の人気短編シリーズ!
今回は、エドワード・D・ホック『怪盗ニックシリーズ』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!
エドワード・D・ホック『怪盗ニックシリーズ』の順番とあらすじを紹介します!
今回紹介するのはエドワード・D・ホック『怪盗ニックシリーズ』!
怪盗ニックが盗み出すものは決まって『価値のないもの』。そう、ニックは少し変わった泥棒なのです!
エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事1』(創元推理文庫)着。価値のないものを盗む泥棒のシリーズが全六巻に。そのうち、シャーロック・ホームズのスリッパも出て来るよ。 pic.twitter.com/VcGNKxko9H
— 北原尚彦@『モリアーティ秘録(上・下)』(創元推理文庫)12/12発売 (@naohikoKITAHARA) 2014年11月28日
ホームズのスリッパ…!
本シリーズの見どころは、①どうして価値のないものを盗んで欲しいと依頼が来たのか?、②どうやってそれを盗むのか?の2つ!
ストーリー自体はパターン化されているものの、今回は一体どんなものを盗むのだろうと毎回ワクワクが止まらないあたりが人気の秘密なのでしょう!
冒頭でも紹介した通り、シリーズを通してひたすら短編集。
なんと40年間にもわたって書き綴られた作品で、創元推理文庫にて『怪盗ニック全仕事』としてまとめられました。
そして嬉しいことに、収録作品は発表された順番通りになっています。
つまりこのシリーズを順番通りに読んでいけば、タイトルの通り怪盗ニックの全仕事が分かる!というわけですね!
エドワード・D・ホック『怪盗ニック全仕事6』読了。ああ、とうとう終わってしまった。ホックはもう亡くなってしまったから、これ以上の怪盗ニックは未発見のものが見つかるかどうかしないと読めない…ちょっと切ないけれど、でも、読めて良かった。大好きなシリーズの全作を読み通せたのが、嬉しい。
— 小野家由佳 (@timebombbaby) 2019年1月23日
全6冊!作者が亡くなってしまったためこれで完結…。
そういうわけで、次回作は期待できそうにありません。悲しいですが全6作品をじっくり読んでいきましょう!
【エドワード・D・ホック】怪盗ニックシリーズ順番とあらすじ!
今回は『怪盗ニックシリーズ』で、全6作品をリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
怪盗ニック全仕事〈1〉
人から依頼されて動くプロの泥棒、怪盗ニックが盗むのは「価値のないもの、もしくは誰も盗もうとは思わないもの」だけ。
そんな奇妙な条件にもかかわらず、彼のもとには依頼が次々舞い込んでくる。ターゲットはプールの水、プロ野球チーム、恐竜の尾…それらをいったいどうやって盗む?
短編の名手ホックが創造したユニークな怪盗の全仕事を発表順に収録した文庫版全集第1弾。
怪盗ニック全仕事〈2〉
映画の没フィルム、サーカスのポスター、アパートのゴミ…誰も盗もうと思わないものだけを、依頼により盗むユニークな怪盗ニック・ヴェルヴェット。
本書にはお馴染みの奇妙な依頼のほか、何を盗むのか不明な話、ニック自身が盗まれる話、何も盗まないよう頼まれる話など、シリーズ屈指の変化球をそろえた。
短編の名手ホックが生み出した、比類なき怪盗の文庫版全集第2弾。
怪盗ニック全仕事〈3〉
盗むのは「価値のないもの、誰も盗もうとはしないもの」限定だが、一度引き受けたならどんな困難な依頼もこなすプロ中のプロ。それが怪盗ニックである。
文庫版全集第3弾の本書には本邦初訳4編、単著初収録6編を含む全14編が並ぶ。
ニックが日本を訪れる「駐日アメリカ大使の電話機を盗め」、不慮の事故で骨折しながらも盗みに挑む「感謝祭の七面鳥を盗め」など、シリーズ愛読者でも初めて読むであろう作品の数々をお楽しみあれ。
怪盗ニック全仕事〈4〉
「価値のないもの、誰も盗もうとはしないもの」を専門に独占状態で商売してきた怪盗ニックに、まさかのライバルが登場。
〈不可能を朝食前に〉をモットーに、早朝にだけ仕事する美貌の女怪盗サンドラ・パリスと、ニックは仕事先で何度も出会い、ときには競い、ときには協力しあう奇妙な間柄になる……。
文庫版全集第四弾は本邦初訳6編、単著初収録5編を含む全15編を収録。この本はお値打ちすぎるため、ニックには決して盗めない!?
怪盗ニック全仕事〈5〉
「価値のないもの、誰も盗もうとはしないもの」だけを標的にする怪盗ニックは、引きも切らない多彩な依頼に大忙し。
年齢を重ねても仕事の腕と頭脳は衰えず、予期せぬ危機にもとっさの機転で対処する。
文庫版全集第5弾は、〈白の女王〉サンドラ・パリスとの共闘、ホック世界の名警官レオポルド警部やニックを名乗る偽者との対決、実在したミステリ書店が登場するクリスマス・ストーリーなどを含む全14編(うち本邦初訳9編)を収録。
怪盗ニック全仕事〈6〉
40年以上にわたり「価値のないもの、誰も盗もうとは思わないもの」ばかり盗み続けてきた天下無双の大泥棒の活躍譚も、ついに最終巻。
巨大な石像の首、結婚式で飛ばす鳩などを意外な方法と思わぬ理由により盗み出す通常営業の短編から、恋人との出会いやライバル“白の女王”との共演などファン必読のエピソードまで、本邦初訳8編を含む全14編を収録。
文庫版全集、堂々の完結!
以上、6作品です!
まとめ
エドワード・D・ホック『怪盗ニックシリーズ』の順番紹介でした!
『価値のないもの』専門の怪盗のお話です。一体どんなものを盗むのか?どうやって盗むのか?どうしてそれを盗むのか?
気になる方はぜひ1冊目から順番に読んでみて下さい!
創元推理文庫から『サム・ホーソーンの事件簿Ⅰ~Ⅵ』『サイモン・アークの事件簿Ⅰ~Ⅴ』と来て、『怪盗ニック全仕事』も今月発売の『6』で完結するので、お次はレオポルド警部に期待したいですね。かつて講談社文庫から出た『こちら殺人課!』1冊きりなんてもったいない♪( ̄∇ ̄) pic.twitter.com/t1WCA2eSX5
— tokyo-zodiac (@machodolagon) 2019年1月22日
まだ翻訳されてないシリーズもある…!読みながら期待しつつ待ちましょう!それではー!