こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は国内ミステリから、京極夏彦さんの人気シリーズを紹介します!
今回は『百鬼夜行シリーズ』です!
京極夏彦の『百鬼夜行シリーズ』は、妖怪と推理小説が好きな奴は読んでみるといい。
— 読書家な大倶利伽羅bot(試運転) (@kurikara_book) 2019年1月20日
ただ、このシリーズは長編だ。一冊がかなり厚いせいか、通称「鈍器」と呼ばれている。一作目の『姑獲鳥の夏』はそんなに長くないからまずこれを読め。気に入ればその先も読むといい。俺が好きなのは『魍魎の匣』だ。
妖怪×推理小説!そして…鈍器!?
今回紹介する百鬼夜行シリーズは、全部で9作品出版されています!京極夏彦さん『百鬼夜行シリーズ』の順番を紹介していきます!
『百鬼夜行シリーズ』の順番とあらすじを紹介するよ!
今回は京極夏彦さん『百鬼夜行シリーズ』の順番紹介です!
冒頭でも紹介した通り『妖怪と推理小説!』なシリーズ!
戦中・戦後の日本を舞台に、京極堂こと『中禅寺秋彦(ちゅうぜんじ あきひこ)』が事件を解決していきます。
今昔百鬼拾遺に興奮した流れで書き書きした百鬼夜行シリーズの紹介です 説明力が皆無なのでとりあえず『姑獲鳥の夏』を読んでほしい おもしろいよ pic.twitter.com/pIOASQhijd
— ちゅみ (@chumikkkk) 2018年3月31日
夏になると読みたくなるシリーズ第1作『姑獲鳥の夏』!
夏なので、京極夏彦『姑獲鳥の夏』を読むニャ。#くらりと一緒 pic.twitter.com/uPrkOh6fn3
— 北原尚彦@『モリアーティ秘録(上・下)』(創元推理文庫)12/12発売 (@naohikoKITAHARA) 2018年7月23日
百鬼夜行シリーズには、紹介する際には避けられない特徴があります。
すでにシリーズを一冊でも読んだことがある方にとっては当たり前かもしれませんが、どんな特徴かというと…
1.事あるごとに推している
— ハル@今年も仲良くしてね (@matuaki1125) 2019年1月15日
〈京極夏彦 百鬼夜行シリーズ〉
まずは人も殴り●せる厚さの原作から読んでその後でコミック読んで欲しい
じゃないと端折り過ぎてて何のこっちゃ分からない
・原作は夜読むの注意(ゾワゾワする)
・でも激推し
・責任は取れない pic.twitter.com/wvE6FgEwQY
文庫本が分厚い!!!
#完全に一致では無いのだが何となく似てる
— たる紡 (@talbosecond71) 2018年7月28日
京極夏彦作品とレンガ pic.twitter.com/6SQwgMcfQa
とにかく分厚い!『鈍器』とか『レンガ本』とか呼ばれているよ笑!
『えっ!分厚いのはちょっと…。』と思われたかもしれませんが大丈夫です!
そんな方へ『文庫の分冊版』も出版されています。上下巻だったり、上中下巻に分かれているので安心ですね!
上中下のさらに上の、一・二・三・四となってる作品もあるけどね…!
分厚いということはそれだけ長く物語を楽しめるということですし、
物語自体がとても面白いのでさらっと読めてしまうことでも有名!
『百鬼夜行シリーズ』を刊行順に読みたいと思っても、タイトルだけだと順番が全くわからないので順番を整理していきます!
【京極夏彦】百鬼夜行シリーズ順番とあらすじ!
百鬼夜行シリーズは全9作品です(2019年1月現在)!早速順番紹介していきます٩( ''ω'' )و
姑獲鳥の夏
この世には不思議なことなど何もないのだよ――古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。
東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。
文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らの推理を超え噂は意外な結末へ。
魍魎の匣
匣の中には綺麗な娘がぴったり入ってゐた。箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物―箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。
探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物は落とせるのか!?
日本推理作家協会賞に輝いた超絶ミステリ、妖怪シリーズ第2弾。
狂骨の夢
夫を4度殺した女、朱美(あけみ)。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗(ふるはた)。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実(うつつ)の縺(もつ)れに悩む3人の前に怪事件が続発する。
海に漂う金色の髑髏(どくろ)、山中での集団自決。遊民、伊佐間、文士、関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第3弾。
鉄鼠の檻
忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」……。
箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者――骨董屋・今川、老医師・久遠寺(くおんじ)、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。
謎の巨刹(きょさつ)=明慧寺(みょうけいじ)に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する、シリーズ第4弾!
絡新婦の理
当然、僕の動きも読み込まれているのだろうな――2つの事件は京極堂をしてかく言わしめた。
房総の富豪、織作(おりさく)家創設の女学校に拠(よ)る美貌の堕天使と、血塗られた鑿(のみ)をふるう目潰し魔。
連続殺人は八方に張り巡らせた蜘蛛の巣となって刑事・木場らを眩惑し、搦め捕る。中心に陣取るのは誰か?シリーズ第5弾。
塗仏の宴 宴の支度
「知りたいですか」。郷土史家を名乗る男は囁く。「知り――たいです」。答えた男女は己を失い、昏(くら)き界(さかい)へと連れ去られた。
非常時下、大量殺戮の果てに伊豆山中の集落が消えたとの奇怪な噂。敗戦後、簇出(そうしゅつ)した東洋風の胡乱(うろん)な集団6つ。
15年を経て宴の支度は整い、京極堂を誘い出す計は成る。シリーズ第6弾。
塗仏の宴 宴の始末
「愉しかったでしょう。こんなに長い間、楽しませてあげたんですからねえ」。
その男はそう言った。蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕された関口巽と、伊豆韮山の山深く分け入らんとする宗教集団。接点は果たしてあるのか?
ようやく乗り出した京極堂が、怒りと哀しみをもって開示する「宴(ゲーム)」の驚愕の真相。
陰摩羅鬼の瑕
「おお! そこに人殺しが居る!」探偵・榎木津礼二郎は、その場に歩み入るなりそう叫んだ――。
嫁いだ花嫁の命を次々と奪っていく、白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」。その主「伯爵」こと、由良昂允(こういん)とはいかなる人物か?
一方、京極堂も、呪われた由良家のことを、元刑事・伊庭から耳にする。シリーズ第8弾。
邪魅の雫
江戸川、大磯で発見された毒殺死体。2つの事件に繋がりはないのか。小松川署に勤務する青木は、独自の調査を始めた。
一方、元刑事の益田は、榎木津礼二郎と毒殺事件の被害者との関係を、榎木津の従兄弟・今出川から知らされる。
警察の捜査が難航する中、ついにあの男が立ちあがる。百鬼夜行シリーズ第9弾。
以上、9作品です!
【京極夏彦】百鬼夜行シリーズ順番とあらすじまとめ
京極夏彦さん『百鬼夜行シリーズ』の順番紹介でした!
文庫本の分厚さゆえ、そちらが注目されがちな百鬼夜行シリーズですが、ストーリーの面白さは保証されております!
最後にお伝えしておかなければならないことが1つ!
今回紹介した百鬼夜行シリーズ、実はまだシリーズ完結しておりません!!!
京極夏彦新刊嬉しいけど百鬼夜行シリーズの新刊出してくれ😭ずっと待ってる😭鵺の碑😭
— ブルーアイズ木村ドラゴン (@sutekikimuti) 2019年1月9日
京極作品は鵺の碑を永遠に待ってるから生きてる間にだしてお願いします
— たいらのりお (@dexnorio0804) 2019年1月18日
鵺の碑、平成中にはもう出ないのかな…
— 梵天丸@次回は未定 (@monokulare_cat) 2019年1月6日
次回作の『鵺の碑』…みんな待ってる…。
というわけで、まだ読んでいない方!ぜひ京極夏彦ワールド堪能しながら次回作の発表を待ちましょう!一度読んだ方も、再読しながら待ちましょう٩( ''ω'' )وそれではー!