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【三上延】『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【おすすめビブリオミステリ】

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おすすめのビブリオミステリー作品を知りたいな。出来ればシリーズ化されているものを探しているんだけど…。とお考えの方。こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日紹介するのは、三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ』です!

主人公の古書の知識に圧倒されること間違いなし!古書好きは必読の人気シリーズ!

今回は、三上延『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!

【三上延】『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【おすすめビブリオミステリ】

今回紹介するのは三上延『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ』

 

物語の舞台は古書に関して圧倒的、桁外れな知識量を持つ主人公・篠川栞子が店主をつとめる北鎌倉の古書店。

 

ミステリー小説が好きで、特に本や古書が登場するお話が好きな方は必読のシリーズです!

積読も増える…。古書にも興味が出てくる…。古書店めぐりもしたくなる…。 

シリーズ本編は全7作で完結していて、シリーズ完結のその後を描いた8作目も出版されています!

個人的におすすめしたい作品は第4作『栞子さんと二つの顔』ですね。

 

なぜなら1冊通して『テーマが江戸川乱歩』だからです!!!

 

作中でとんでもない江戸川乱歩コレクションが登場したりとミステリー好き、古書好きにはたまらない内容となっています。

 

本シリーズはタイトルに巻数が書かれているので順番に迷うことは少ないかもしれませんが、サブタイトル&最新刊込みのリストを作ってみました!

前の巻を読んでいないと『???』となることもありますので、ぜひ刊行順に読み進めてみて下さい!

【三上延】ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ順番とあらすじ!

今回は『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ』で、全8作品をリストアップしました!

 

それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!

ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。

 

残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。

 

人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。

ビブリア古書堂の事件手帖2 〜栞子さんと謎めく日常〜

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。

 

店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つある―

 

それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき―。

ビブリア古書堂の事件手帖3 〜栞子さんと消えない絆〜

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。

 

人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。

 

彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。

ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜

珍しい古書に関係する、特別な相談―謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。

 

それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。

 

そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが―。

ビブリア古書堂の事件手帖5 〜栞子さんと繋がりの時〜

静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。彼女の答えは―今はただ待ってほしい、だった。ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。

 

謎めいたいわくに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。脆いようで強固な人の想いに触れ、何かが変わる気がした。

 

だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。邂逅は必然―彼女は母を待っていたのか?すべての答えの出る時が迫っていた。

ビブリア古書堂の事件手帖6 〜栞子さんと巡るさだめ〜

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)

 

太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。

 

違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。

 

四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていた。過去を再現するかのような奇妙な巡り合わせ。深い謎の先に待つのは偶然か必然か?

ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜

ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく―。

 

奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。

 

人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。

ビブリア古書堂の事件手帖 〜扉子と不思議な客人たち〜

ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。

 

そしてその傍らには、女店主にそっくりな少女の姿があった―。女店主は少女へ、静かに語り聞かせる。

 

一冊の古書から紐解かれる不思議な客人たちの話を。古い本に詰まっている、絆と秘密の物語を。人から人へと受け継がれる本の記憶。その扉が今再び開かれる。

以上、8作品です!

まとめ

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ』の順番紹介でした!

 

本や古書が登場するミステリーが好きな方は必読の一冊です!

 

ビブリア古書堂シリーズを読んでいると自然と古書に関する知識もついてきますので、気になる方はぜひシリーズ第1作から順番に読み進めてみて下さい!

最後に!『本が登場するミステリー小説』についてもまとめています。ぜひ合わせてチェックしてみて下さい!それではー!

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