こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは、松本清張の定番おすすめ作品です!
ゼロの焦点/松本清張
— 零@読書 (@rei_f_rei_f) 2018年1月11日
冬の北陸・金沢を舞台に
失踪した夫の行方を新婚美人妻が追う。
家事の合間に…と手に取ったら
現実に戻れず一気読み。
読了後も暗い荒海と絶壁-
表紙の光景が瞼裏にこびりついて
消えてくれない。
昭和34年 刊行
これからも時代を越えて
読み継がれていくんだろうな。 pic.twitter.com/V4YZqOWPpa
松本清張は戦後推理小説界に『社会派推理小説ブーム』を巻き起こした推理小説界の巨匠なのです!
今回は巨匠作品紹介シリーズ!松本清張の定番おすすめ作品を紹介していきます٩( ''ω'' )و!
【松本清張】定番おすすめ作品5選!社会派推理小説の名作を一気読み!
今回紹介するのは松本清張の定番おすすめ作品!
普段ミステリー小説をあまり読まないという方も、『清張』という名前を一度は耳にしたことがあるハズ!
実は40歳を過ぎてから遅咲きのデビューという経歴なのですが、戦後に『社会派推理小説ブーム』を巻き起こした推理小説界の巨匠です。
おはよーございます!
— GENKAN (@genkan_nitari) 2018年12月21日
今日は #松本清張 の誕生日らしい。松本清張といえば「砂の器」「点と線」など社会派ミステリーで有名。
作品数が多い印象だけど、実はデビューが41歳という…。
芥川賞を受賞作は、実は直木賞でノミネートされたものが受賞しているという異色中の異色ですな#今日は何の日
社会派ブームのきっかけになった作品は1958年に発表された『点と線』。
社会派作品が書かれる前は江戸川乱歩や横溝正史作品を代表する本格推理小説が一般的でした。
それが社会派作品の出現によって、『推理小説は一部のミステリー愛好家に読まれるもの』という意識が一変!
ミステリー小説の読者層を一般大衆に広げる結果となりました!
いわゆる昭和33年を起点とする「清張以前」「清張以後」という分断は、想像していた以上にミステリ界に大激変を引き起こしたのだなぁ。
— ぐうぐう (@goo_2) 2012年12月5日
あまりの変化に『清張以後』という言葉が生まれたよ!その後のトラベルミステリ流行もこの社会派ブームがきっかけ!
点と線以降も『ゼロの焦点』や『砂の器』といった社会派推理小説の名作を発表し続けました。
これらの清張作品は映像化された作品も多いので、原作を読んでいなくても作品タイトルは知ってるという方も多いと思います。
そんなわけで、今回は誰もが一度は耳にしたことがある清張の定番おすすめタイトルをまとめてみました!
また新たに松本清張の小説、読みたいな。作品数がすごく多いから、どの作品が自分に合って読みやすいか、見極めが難しい。けものみちはなんか合わなくて読みかけのままだし… 迷っちゃうね。
— りりぃ (@rubisss08) 2012年3月12日
遅咲きのデビューとはいえ、清張作品の数は膨大!どの作品から読めばいいか分からないという方は、まずは以下のリストから気になる作品を選んでみて下さい!
【松本清張】定番おすすめ作品5選!
今回は松本清張の中から定番作品を全5作品をリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
点と線
博多・香椎海岸で発見された、某省の課長補佐と料亭の女の死体。
一見して疑いようのない心中事件と思われたが、その裏には汚職をめぐる恐るべきワナが隠されていた。
時刻表を駆使した精緻なトリックと息をのむアリバイ崩し。著者の記念碑的作品となったトラベル・ミステリーが、風間完画伯の挿画入りであざやかによみがえる。
眼の壁
白昼の銀行を舞台に、巧妙に仕組まれた三千万円の手形詐欺。
責任を一身に負って自殺した会計課長の厚い信任を得ていた萩崎は、学生時代の友人である新聞記者の応援を得て必死に手がかりを探る。
二人は事件の背後にうごめく巨大な組織悪に徒手空拳で立ち向うが、せっかくの手がかりは次々に消え去ってしまう……。
複雑怪奇な現代社会の悪の実体をあばき、鬼気迫る追及が展開する。
ゼロの焦点
前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。
ようやく手がかりを掴んだ時、“自殺"として処理されていた夫の姓は曾根であった!
夫の陰の生活がわかるにつれ関係者がつぎつぎに殺されてゆく。戦争直後の混乱が尾を引いて生じた悲劇を描いて、名作『点と線』と並び称される著者の代表作。
砂の器
東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。
被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。
今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…。
黒革の手帖
7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。
店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。
次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが…。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。
以上、5作品です!
まとめ
松本清張の定番おすすめ作品を紹介してみました!
戦後社会派推理小説ブームのきっかけとなった名作たちです。
映像化された作品はなんとなく知っているという方は、ぜひ原作も手に取ってみて下さい!
日本を代表する推理小説作家繋がりということで江戸川乱歩、横溝正史作品も紹介しておきます!気になる方は合わせてどうぞ!それではー!