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【読書の秋】今年は本気買い!神田古本まつり手で入れた戦利品をメモしておく!

こんにちは、あべし(@honjituno)です。昨日のブログに引き続き古本まつりレポートです。今回は第2弾ということで、買ってきた戦利品をメモしておこうと思います。

 

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今年は本気買い!神田古本まつり手で入れた戦利品をメモしておく!

今年は本気買いしてきました(綿密に計画を立てていたので衝動買いではありませんよー!)!

 

基本的な収集対象は①早川ポケミス、②初期の創元推理文庫、③東野圭吾さんの文庫の初版本、④その他面白い昔のミステリ(洋書含む)です。

 

幸運なことに色々掘り出しものを見つけることができました!さすが神保町!というわけで早速紹介していきます。

 

1.早川ポケミス

三つの棺、ユダの窓(ディクスンカ―)

最初はポケミスから!ありました、まさかのディクスンカ―!しかも『三つの棺』『ユダの窓』です。こちらは三省堂古書館で購入しました。たぶん初版なのですが、ボロボロです。


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 オリエント急行の殺人(アガサ・クリスティ)

 こちらもポケミス!クリスティの『オリエント急行の殺人』です。@ワンダーさんで購入しました。もともと持っていたのですが、初版だったこともあって買ってしまいました!


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昭和29年3月に発行されているようですが、どうなんでしょう?こちらもボロボロなので、格安で入手出来ました!


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2.初期の創元推理文庫

エラリークイーン国名シリーズ

次は創元推理文庫です。これは意外だったのですが、@ワンダーさんで創元推理文庫の通称白帯(初期の創元推理文庫)を大量に格安で放出していました!ありがとうございます。

 

なので、あんまり高くないことと、初版かどうかを基準にして大量購入してしまいました!こんな機会にはそうそう巡りあえるとも思わないので。

 

その中でも嬉しかったのが、エラリークイーンの国名シリーズを見つけたことです!『フランス白粉の謎』、『アメリカ銃の謎』、『ニッポン樫鳥の謎』の3冊。それも初版で。やったー!帯に番号と本格推理小説の?マークがついています。おしゃれですね。


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3.東野圭吾さんの文庫の初版

放課後

続いては東野圭吾さんの『放課後』です。これは東野圭吾さんのデビュー作で、今からだいたい30年ぐらい前の本です。こちらも初版。


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4.その他面白い昔のミステリ

シャーロックホウムズの冒険 

ここからは、青空ワゴンの中から掘り出してきたものです!最初はコナンドイルの『シャーロックホームズの冒険』です。こちらは澤口書店さん。古いのでホームズがホウムズと表記されていますね!(ちなみにワトソンは、ウォトスンと表記されていました。)

 

岩波少年文庫から出ていたものみたいです。こんな版あったんだ!面白い!と思い、さらっと購入。100円でした!


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BLACK ECHO(マイクルコナリー) 

これは嬉しかった、まさかのマイクルコナリー原書です!これはデビュー作の『ナイトホークス』の原書です。タイトルが『BLACK ECHO』なんです!


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THE DANIEL JAZZ(兵隊文庫) 

こちらは内容は分かりませんが、『兵隊文庫』です!あったらいいなと思って洋書のワゴンを見ていたら、なんと発見してしまいまいした。

 

この兵隊文庫ですが、戦時中に戦地で兵隊が読めるように生まれた文庫で、ポケットに入るほど小さいサイズになっています。この本がどういう経緯で自分の元へとやってきたかを考えると、すごいロマンを感じます。


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兵隊文庫については『戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊』を読んで知りました。東京創元社より出ているノンフィクションで、とても良かったです。おすすめです。

 

戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

 

 

ユダの窓の洋書

『ユダの窓』の原書です。こちらは小川図書さんで購入。

 

ポケミス版のユダの窓を見つけて、しかも原書(ペーパバック版ですが)も見つけてしまうとは。今はまだ読めないけど、原書で読めるようになりたいです。 


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まとめ

今年の戦利品メモでした!他にも見つけたものが色々あるので、また紹介記事を書きますね!

 

古本まつりに参加するのは、実は今年で3年目。体調の回復とともに、お祭りに行くのが毎年の楽しみになってきました。今年も一年分の贅沢&楽しむことができ、大満足です。

 

あと一週間ほど古本まつりは続いているので、みなさんもぜひ掘り出しに行ってみて下さい!それでは!