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【書評】館シリーズ第4作!綾辻行人『人形館の殺人』を読んでみた!【ネタバレなしレビュー】

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日は国内本格ミステリーの巨匠が生み出した人気シリーズの一冊をご紹介!

 

綾辻行人さん『人形館の殺人』を読んでみました!

シリーズの異色作…!?ファンこそ戸惑う(!)『館シリーズ』第4作だよ!

今回も物語のあらすじやおすすめポイントを紹介しつつ、ネタバレなしでレビュー記事を書こうと思います!

【書評】館シリーズ第4作!綾辻行人『人形館の殺人』を読んでみた!【ネタバレなしレビュー】

今回は国内本格ミステリーから名作『館シリーズ』の一冊を紹介!綾辻行人『人形館の殺人』を読んでみました!

 

タイトルは似ていますがジョン・ディクスン・カー『蝋人形館の殺人』ではありませんよ!

 

犯人やトリックなどの事件の真相については一切触れずにレビューします!

事前に読んでいたらより楽しめる作品紹介

館シリーズ前3作品はもちろんですが、今回は島田荘司『占星術殺人事件』をあげておきたいと思います!

 

いつも通り、まずは内容紹介をしていきます!

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『人形館の殺人』あらすじ紹介!

父が飛龍想一に遺した京都の屋敷―顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。

 

街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?

 

シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第四の「館」、新装改訂版でここに。

館シリーズの異色作…!?

『人形館の殺人』は、著者デビュー作『十角館の殺人』から数えて館シリーズ第4作です。

 

2019年4月現在、シリーズは9作品発表されていますのでここまで読めば前半戦がほぼ終了という感じ。

ん…?屋敷…!? 

デビュー作『十角館の殺人』からこれまでコツコツとシリーズ作品を読み進めてきた読者は、まず本作の舞台設定に違和感を感じると思います。

 

孤島でもなければ、水車もなければ、迷路もない…。

 

『迷路館の次は人形館か~!わくわく!』と本作を手に取った読者を待っているのは、京都の街中にある一軒の屋敷。

 

実の父、母を亡くした主人公・飛龍想一が育ての母・池尾沙和子とともに左京区北白川にある屋敷にやってくるシーンから物語は始まります。

 

屋敷は古い平屋の日本建築。それは想一の父・飛龍高洋が遺したものでした。

 

彫刻芸術家だった父が遺したものは屋敷だけではなく、屋敷の各所に置かれた奇妙なマネキン人形。

 

そしてそれらのマネキン人形には体の一部が欠けているという共通の特徴があり…。

怖い…!!!

これらのマネキンが人形館の『人形』の由来となり、本作も物語全体を通して綾辻ワールド特有の不気味な雰囲気が漂います。

 

そしてこれまでの『館』と決定的に違うのはクローズドサークルではない点でしょう。

 

前シリーズ3作ともクローズドサークルな状況の中ストーリーが進んでいきましたが、本作はオープンです。

 

シリーズ4作目にして突然の異色作。あまりの特異さに戸惑ったファンも多い印象です。

Twitter上の口コミでも『賛否両論』あるツイートがみられますね。

ただし、異色作といっても『本格ミステリ』であることには変わりありませんよ!

 

『今回こそは犯人を当ててやる!』と意気込んで臨みましたが、今回も見事に外してしまいました…笑。

 

そして衝撃の真相にはただただ驚くばかり。

 

『館!館!』と意気揚々と読み始めたため多くの方を同じく戸惑いましたが、衝撃度という点でとても満足度の高い読後感でした!

 

シリーズ中の異色作といわれると、館シリーズの中で『本作の特異さ自体』が何かの伏線になっているのではと色々と考えてしまいます…。

綾辻さんのことなのでもしかしたら何か意味のあることなのでしょうか…!相変わらず気が抜けませんが、次回作『時計館の殺人』へと進んでいきましょう!

まとめ

綾辻行人『人形館の殺人』をネタバレなしでレビューしてみました!

 

館シリーズの中の異色作と噂される一冊。真相を知った時の衝撃度はこれまでのシリーズで一番だったかもしれません。

 

賛否両論ありですが、館シリーズファンならぜひ手に取って衝撃の真相をチェックしてみて下さいね!

さてさて人形館の殺人に続くシリーズ第5作は『時計館の殺人』です。ようやく折り返し地点までやってきました。読み終えたらレビュー記事を書きますのでぜひお楽しみに!それではー!

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