こんにちは、あべし(@honjituno)です。今日は久々に国内ミステリ、綾辻行人さんの『館シリーズ』の順番を紹介します!
『館シリーズ』の順番とおすすめ作品を紹介!
超定番にも関わらず、あべろぐぷらすではまだ紹介していなかったのですよ。
綾辻さんの館シリーズ第一作『十角館の殺人』は、国内ミステリの中でも重要な作品とされています。
ぼくも十角館の殺人だけは読んでいます笑。読んでない人は今すぐ読んで下さい!面白いですから!!!
ちなみに海外でも日本の本格推理小説が超面白いと話題になっているらしく、綾辻さんの十角館の殺人はなんと翻訳されています!!
『十角』館ですので、『デカゴン』ハウス。なんとなくかわいい雰囲気になっていいですね 笑!
- 作者: Yukito Ayatsuji,Ho-Ling Wong
- 出版社/メーカー: Lightning Source Inc
- 発売日: 2015/06/20
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
そしてこのシリーズ、次の作品を読もうと思うと必ず『次はどれだろう??』ってなります 笑。
タイトルだけでは判断不能ですので、しっかりとメモしておきますね!では早速紹介していきます!
『館シリーズ』の順番!
1.十角館の殺人
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。
やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
2.水車館の殺人
仮面の当主と孤独な美少女が住まう異形の館、水車館。1年前の嵐の夜を悪夢に変えた不可解な惨劇が、今年も繰り返されるのか?
密室から消失した男の謎、そして幻想画家・藤沼一成の遺作「幻影群像」を巡る恐るべき秘密とは……!?
3.迷路館の殺人
奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!
4.人形館の殺人
父が飛龍想一に遺した京都の屋敷――顔のないマネキン人形が邸内各所に佇(たたず)む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。
彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読み(カウントダウン)はすでに始まっていた!?
5.時計館の殺人
鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。
館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!
6.黒猫館の殺人
大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬(あゆたとうま)の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)と江南孝明(かわみなみたかあき)は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。
深い森の中に建つその館で待ち受ける、“世界”が揺らぐような真実とは!? シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか?
7.暗黒館の殺人
蒼白い霧に峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登家の人々が住まう「暗黒館」。
当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴…。著者畢生の巨編、ここに開幕。
8.びっくり館の殺人
あやしい噂が囁かれるお屋敷町の洋館、その名もびっくり館。
館に住む少年と友だちになった三知也たちは、少年の祖父が演じる異様な腹話術劇におののくが…クリスマスの夜、ついに勃発する密室の惨劇!悪夢の果てに待ち受ける戦慄の真相とは!?
9.奇面館の殺人
季節外れの吹雪で孤立した館、奇面館。主人影山逸史に招かれた六人の客はそれぞれの仮面を被らされた。前代未聞の異様な状況下で、事件は進展する。
主人の〈奇面の間〉に転がっていたのは、頭部と両手の指を切り落とされた凄惨な死体。六人の仮面には鍵がかけられていた。名探偵・鹿谷門実の圧巻の推理が始まる!
以上、9作品です!
『館シリーズ』おすすめ作品!
続いて館シリーズの中からおすすめ作品を紹介!
まず1作目の『十角館の殺人』です!読書スピードがあまり早くはないぼくですが、『十角館の殺人』は一気読みでした。
なかなか分厚い文庫なのですが、おそらく他の作品も一気読み間違いなしなのでしょう。
そしてもう1作品!7作目『暗黒館の殺人』です!これは綾辻行人さんのTwitterプロフィールにも一番好きな作品だと書かれています!
また、暗黒館は江戸川乱歩の『孤島の鬼』に影響を受けて書かれた作品だそうですよ!関連作品も合わせて読んでみるとより楽しめそうです!
「孤島の鬼」は乱歩でいちばん好きな作品。大きな影響を受けて「フリークス」や「暗黒館の殺人」を書いたわけです。未読の方はこの機会にぜひ。でも、決していわゆる本格ミステリを期待しないように。
— 綾辻行人 (@ayatsujiyukito) 2018年12月11日
まとめ
綾辻行人さん『館シリーズ』の順番紹介とおすすめ作品紹介でした!
最後に館シリーズとはちょっと話が違いますが、この話を触れないわけにはいけません。
最近ミステリ小説関連のテレビ番組に引っ張りだこな綾辻さん。普段から超多忙な生活を送っていそうなのに、テレビまで出てしまうなんて本当にスゴイですね。
江戸川乱歩、横溝正史、松本清張、アガサクリスティ、どの番組のトークも面白かったです。
みなさんも小説をチェックしつつ、綾辻さんの出る番組をぜひチェックするようにしてみて下さい!
きっと面白いミステリトークが聞けるはずですよ!次なる館はなに館になるか楽しみにしつつ、館シリーズを楽しみましょう٩( ''ω'' )و!それでは!