ミステリー小説だと特に館が舞台のミステリーが好き!定番・おすすめの小説をたくさん知りたい!とお考えの方。こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは『館が舞台のミステリー』のおすすめ小説です!
ふと思い立ってノリで店頭にある、書名『○○館の殺人』を大集合させてみた結果。
— 大垣書店★ミステリ館 (@mystery_ogaki) 2017年1月27日
・・思ったより少なかったで御座るの巻。
『時鐘館』や『猿島館』、『亡霊館』辺りが無いからですね。 pic.twitter.com/aNA3HJH5HO
ミステリーに登場する『館』では必ず事件が起こる…!作品数も…めちゃくちゃたくさんあります!
今回は『館が舞台のミステリー』のおすすめ作品をまとめて紹介していきます٩( ''ω'' )و!
『館が舞台のミステリー』おすすめ作品をまとめて紹介!【定番作品から最新作まで】
今回紹介するのは『館が舞台のミステリー』のおすすめ作品!
以前『〇〇荘系ミステリーまとめ』記事を書きましたが、館は『〇〇荘』と同じくらいミステリーの世界ではおなじみ!
突然の嵐に見舞われたり、停電が起こったり、電話線が切られていたり、知らぬ間にクローズド・サークルが完成していたり…。
作品によってさまざまなパターンがありますが、登場人物たちが『館』にたどり着いた時点で、何かよからぬ事件が幕開けしてしまいます。
新本格寄りの推理小説育ちなので○○館とか○○荘とかついたり、クローズドサークル物だったりするとそれだけでテンション上がってしまう
— ナナマル (@nnml) 2019年5月16日
ミステリー好きであればあるほど、タイトルを見ただけで手に取ってしまう…。とても人気のジャンルなのです!
ミステリー小説には館が舞台のミステリー、いわゆる『館もの』があふれています!
『○○館の殺人』や『○○館の秘密・謎』などタイトルに舞台となる館名が書かれている場合や、そうでなくても実は館だったり…。
冒頭でも紹介した通り、作品数がめちゃくちゃ豊富なのです!
綾辻行人さんの『十角館の殺人』が、累計100万部を突破しました! 1987年の初版本(講談社ノベルス)と新オビの文庫新装改訂版で記念写真。初版から30年、今も多くの読者の方に衝撃を与えている名作です。「館」シリーズ公式サイトも是非→https://t.co/kF0UgGWjyf pic.twitter.com/yX0WzMHkPk
— 講談社文庫 (@kodanshabunko) 2017年7月4日
特に綾辻行人さんの『館シリーズ』が有名!現時点でシリーズ計9作品出版されているよ!
そんなわけで、今回は国内ミステリーから海外ミステリーまで幅広くリストアップしてみました!
超定番作品から、厳密には館ではなかったりする作品もありますが、ぜひ気になる作品から手に取ってみて下さい!
『館が舞台のミステリー』おすすめ作品紹介!
今回紹介するのは『館が舞台のミステリー』のおすすめ作品で、全21作品をリストアップしました(※随時更新予定)!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
十角館の殺人
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。
ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
時計館の殺人
鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。
角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。
館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!
霧越邸殺人事件
1986年、晩秋。劇団「暗色天幕」の一行は、信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」を訪れる。
冷たい家人たちの対応。邸内で発生する不可思議な現象の数々。見え隠れする何者かの怪しい影。
吹雪で孤立した壮麗なる“美の館”で舞台に今、恐ろしくも美しき連続殺人劇の幕が上がる!
インシテミル
「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。
とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。
いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。
笑わない数学者
偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。
そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され…。
犀川助教授と西之園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。超絶の森ミステリィ第3弾。
スウェーデン館の謎
有栖と火村の名コンビ、国名シリ-ズ第2弾! スウェ-デン館と呼ばれるログハウスに招かれた有栖川有栖が遭遇した驚愕の殺人事件!
絶叫城殺人事件
「NIGHT PROWLER(夜、うろつく者)」と記された小さな紙片を、口の中に押し込まれ、次々と殺害される若い女。
残酷な無差別殺人事件の陰には、カルトなホラー・ゲームに登場するヴァーチャルな怪物が――。
暗鬱の「絶叫城」に展開する表題作ほか、「黒鳥亭」「壺中庵」「月宮殿」「雪華楼」「紅雨荘」と、底知れぬ恐怖を孕んで闇に聳える六つの迷宮の謎に、火村とアリスのコンビが挑む。
体育館の殺人
風ヶ丘高校の旧体育館で、放課後、放送部の少年が刺殺された。密室状態の体育館にいた唯一の人物、女子卓球部部長の犯行だと警察は決めてかかる。
卓球部員・柚乃は、部長を救うために、学内一の天才と呼ばれている裏染天馬に真相の解明を頼んだ。アニメオタクの駄目人間に―。
“平成のエラリー・クイーン”が、大幅改稿で読者に贈る、第22回鮎川哲也賞受賞作。
金雀枝荘の殺人
完全に封印され「密室」状況となった館で起こった一族六人殺しの真犯人は、いったい誰だったのか。
事件から一年後、真相を探るべく館にやってきた兄弟たちは推理合戦を繰り広げる。そして、また悲劇の幕が開いた…。
恐怖と幻想に満ちた本格ミステリー。
斜め屋敷の犯罪
北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館――通称「斜め屋敷」。
雪降る聖夜にこの奇妙な館でパーティが開かれたが、翌日、密室状態の部屋で招待客の死体が発見された。
人々が恐慌を来す中、さらに続く惨劇。御手洗潔は謎をどう解くのか!?
猿島館の殺人
フリーライターの葉山虹子は東京湾に浮かぶ孤島「猿島」へ上陸する。帰りそびれた虹子が迷いこんだのは島で暮らす猿谷家の館。
ところが、主人の藤吉郎が密室で殺され、その後も怪事件が続発する。犯人を示す鍵は「猿」。
脱獄犯を追って島へきた黒星光警部と虹子は真相に辿り着けるのか。猿づくしの異色長編ミステリーが著者の大幅加筆修正のうえ新装版で新たに登場。
黄色館の秘密
実業家の阿久津又造一家が住む「黄色館」は、世界の珍品を集めた秘宝館。そこへ犯罪集団から純金製の黄金仮面を盗むという予告が。
フリーライターの葉山虹子に呼ばれて密室マニアの黒星光警部が訪れるが、はたして黄金仮面が消え、密室で殺人事件が発生する。
この難事件、迷警部・黒星はどう解決するのか―。
翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件
首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人……。京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見粉うばかりの館・蒼鴉城を「私」が訪れた時、惨劇はすでに始まっていた。
2人の名探偵の火花散る対決の行方は。そして迎える壮絶な結末。島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎、三氏の圧倒的賛辞を受けた著者のデビュー作。
十字屋敷のピエロ
ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。
もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば…しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。
前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する気鋭の乱歩賞作家の新感覚ミステリー。
異次元の館の殺人
証拠品鑑定のため、粒子加速器をもつ研究施設を訪れた検事の菊園綾子。だが鑑定中に加速器が暴走し始める。
一方、調査のため弁護士の森江春策と共に西洋館を訪れた菊園は、密室殺人事件に遭遇する。菊園が推理を披露しようとしたそのとき、加速器の影響で彼女は異次元へ飛ばされてしまう!
真相を見抜かないと元の世界に戻れない!?奇想爆発の本格ミステリー。
首無館の殺人
首のない死体が一つ。浮遊する首が一つ……。没落した明治の貿易商、宇江神家。
令嬢の華煉は目覚めると記憶を失っていた。家族がいて謎の使用人が現われた。館は閉されており、出入り困難な中庭があった。そして幽閉塔。濃霧たちこめる夜、異様な連続首無事件が始まる。
奇妙な時間差で移動する首、不思議な琴の音、首を抱く首無死体。猟奇か怨恨か、戦慄の死体が意味するものは何か。首に秘められた目的とは。
亡霊館の殺人
上級生から度重なるいじめをうけていたエドワード・スミスは近くのロダリックの森にいるといわれる霧の悪魔に復讐を願うことにした。
魔女から買った霊薬を使い悪魔を呼び出すことに成功し、上級生三人の殺害を依頼する。
その願いどおり創立祭の劇の稽古中、旧校舎の奥にある地下室に肝試しとして入った三人は密室の中で霧の悪魔に殺害されるが…。新作「霧の悪魔」を含む三編を収録。
崖の館
財産家のおばが住まう崖の館を訪れた高校生の涼子といとこたち。
ここで二年前、おばの愛娘・千波は命を落とした。着いた当日から、絵の消失、密室間の人間移動など、館では奇怪な事件が続発する。
家族同然の人たちの中に犯人が?千波の死も同じ人間がもたらしたのか?雪に閉ざされた館で各々推理をめぐらせるが、ついに悪意の手は新たな犠牲者に伸びる。
牧師館の殺人
嫌われ者の老退役大佐が殺された。しかも現場が村の牧師館の書斎だったから、ふだんは静かなセント・メアリー・ミード村は大騒ぎ。
やがて若い画家が自首し、誰もが事件は解決と思った…だが、鋭い観察力と深い洞察力を持った老婦人、ミス・マープルだけは別だった!
ミス・マープルの長篇初登場作を最新訳で贈る。
グリーン家殺人事件
ニューヨークのどまんなかにとり残された前世紀の古邸グリーン家で、二人の娘が射たれるという惨劇がもちあがった。
この事件をかわきりに、一家のみな殺しを企てる姿なき殺人者が跳梁する。神のごときファイロ・ヴァンス探偵にも、さすがに焦慮の色が加わった。
一ダースにのぼる著者の作品中でも、一、二を争うといわれる超A級の名作。
蝋人形館の殺人
行方不明の元閣僚令嬢が、他殺死体となってセーヌ河で発見された。
予審判事バンコランは、彼女が最後に目撃された蝋人形館の館主を尋問したのち、その館へ赴き展示を見て回るが、そこで半人半獣の怪物像に抱かれた女の死体を発見する。
頽廃の都を震撼させる異様な殺人事件の真相とは。優雅な装いの下に悪魔の冷徹さと知性を秘めたバンコランの名推理。
以上、21作品です!
まとめ
『館が舞台のミステリー』のおすすめ作品をまとめて紹介してみました!
館ものミステリーは超定番で、古典の時代から書き綴られてきた人気のジャンル!
作品数が多すぎてどれから読めばいいか迷ってしまったら、ぜひ綾辻行人さん館シリーズ第1作『十角館の殺人』から手に取ってみて下さい!
その他の記事でもおすすめのミステリー作品をまとめています!被っている作品もありますがこちらも合わせてどうぞ!それではー!