ミステリー小説だと特に日常の謎ミステリーが好き!定番・おすすめの小説をたくさん知りたい!とお考えの方。こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは『日常の謎ミステリー』のおすすめ小説です!
おやお嬢さん、どうなさった。なに、「気軽に読めるミステリはないか」だって?それなら北村薫はいかがかな?ミステリってのはね、なにも殺人事件の解決だけじゃないんだ。日常のどこにでも転がっているありふれた謎を論理的に解き明かしていくことだって立派なミステリさ。北村薫はその先駆者だよ。
— 祐天寺@低浮上気味 (@ytnj_88) 2014年11月21日
日常に潜む謎を解決する…!人が死んでしまうミステリーはちょっと苦手という方におすすめだよ!
今回は『日常の謎ミステリー』のおすすめ作品をまとめて紹介していきます٩( ''ω'' )و!
『日常の謎ミステリー』おすすめ作品をまとめて紹介!【人が死なないほのぼのミステリー】
今回紹介するのは『日常の謎ミステリー』のおすすめ作品!
ミステリー小説といえば『殺人事件が起こって、その謎を探偵が解明!犯人逮捕!』という流れがほとんどですが、なんと殺人事件がメインではないジャンルもあります!
それが冒頭から紹介している『日常の謎ミステリー』というジャンルです。
「なぜ家に同じ本が2冊もあるのか?」から始まる"日常の謎"ミステリ。
— 舞狂小鬼 (@okiraku_k) 2018年10月9日
普段生活している中で出会う些細な謎が主役のミステリー!一見すると些細な謎に思えるけど、いざ考えてみるとぜんぜん分からない…!
ミステリーといったら殺人事件が起こって、トリックがあって、意外な犯人がいて…というだけではありません。
日常の謎ミステリーはミステリーと聞いて思い浮かぶミステリー小説から、純粋な謎解きの部分を取り出したようなイメージです。
取り上げられる謎は些細なもの、殺人事件が起こらない、つまり人が死なない、ちょっとほのぼの…というミステリーもあるんです。
もちろん全てがほのぼの系ということではありませんが(たまに人も死んでしまったり…!)、些細な謎にもしっかりとした理由があって『なるほど!』となること間違いなしです。
あまり知られてはいませんが『日常の謎ミステリー』は実は人気のジャンルで、作品数も豊富なんですよ!
『氷菓』
— みひろ (@sktk760517) 2017年11月14日
なりゆきで古典部に入部した折木奉太郎は古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに…
タイトルの『氷菓』には悲しい思いが込められていたんですね…
短いので読みやすかったです📖#読了 pic.twitter.com/eEVjoTfXbq
ビブリア古書堂の事件手帖(三上延)
— ししくら (@G_Masashi) 2017年12月30日
日常の謎ジャンルの推理小説。原則、章区切りで古書に関する謎解きを主人公・篠川栞子が、小説の最後に物語の謎解きをもう一人の主人公(兼一人称役)・五浦大輔が行う形式で進む。本の好きなフレーズをスラスラと暗唱する栞子さんがもはやイケメン。 pic.twitter.com/1assmjSgcD
『空飛ぶ馬』北村薫
— 梨な@読書垢 (@LXRuLhFrFTbwLNO) 2018年10月29日
読了です
大学生の"私"が日常や旅先で出会う不思議を落語家の円紫さんがひもとく短編集
日常の謎と侮るなかれ、人間というものの美醜が表されていて、悔しくなったり哀しくなったり、でも最後はほっこりさせられます😊登場人物の表情や雰囲気が伝わる文章がすてきです。 pic.twitter.com/etqMuzlTPf
ドラマ化やアニメ化された作品もあります!がっつりとしたミステリーを読む気分じゃない時にもおすすめです!
『日常の謎ミステリー』おすすめ作品紹介!
今回紹介するのは『日常の謎ミステリー』のおすすめ作品で、全11作品をリストアップしました(※随時更新予定)!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
氷菓
いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。
何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。
ビブリア古書堂の事件手帖
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。
残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。
人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
これは“古書と秘密”の物語。
配達あかずきん
「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。
駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組んでいく。
本邦初の本格書店ミステリ、シリーズ第一弾。
れんげ野原のまんなかで
新人司書の文子がこの春から配属されたのは、のんびりのどかな秋葉図書館。ススキ野原のど真中という立地のせいか利用者もまばら、暇なことこのうえない。
しかし、この図書館を訪れる人々は、ささやかな謎を投げかけてゆく。季節のうつろいを感じつつ、頼もしい先輩司書の助けを借りて、それらの謎を解こうとする文子だが…。
すべての本好き、図書館好きに捧げるやさしいミステリ。
空飛ぶ馬
女子大生と円紫師匠の名コンビここに始まる。爽快な論理展開の妙と心暖まる物語。
猫丸先輩の空論
アパートのベランダに毎朝置かれる、水の入ったペットボトル。交通事故現場に集結する無線タクシー。密室状態のテント内で割れた七つのスイカ―誰が、なぜそんなことを?
不可解な「本格」的状況を神出鬼没の童顔探偵・猫丸先輩がすらりと解決。その推理はますます冴えわたる!?
青空の卵
僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。
料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。鋭い観察眼を持つ鳥井は、どんな真実を描き出すのか。
謎を解き、人と出会うことによってもたらされる二人の成長を描いた感動の著者デビュー作。
東京バンドワゴン
東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。
60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。
さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。
日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。
ぼくのミステリな日常
月刊社内報の編集長に抜擢され、若竹七海の不完全燃焼ぎみなOL生活はどこへやら。慣れぬカメラ片手に創刊準備も怠りなく。
そこへ「小説を載せろ」とのお達し。プロを頼む予算とてなく社内調達ままならず、大学時代の先輩に泣きついたところ、匿名作家を紹介される。
かくして掲載された十二の物語が謎を呼ぶ、贅を凝らしたデビュー作。
萩を揺らす雨
観音さまが見下ろす街で、コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営む気丈なおばあさん、杉浦草。
人々を温かく見守り続ける彼女は、無料のコーヒーを目当てに訪れる常連たちとの会話がきっかけで、街で起きた小さな事件の存在に気づく。
オール讀物推理小説新人賞受賞のデビュー作を含む「日常の謎」を解く連作短編集。
風ヶ丘五十円玉祭りの謎
夏祭りにやって来た、裏染天馬と柚乃たち風ヶ丘高校の面々。たこ焼き、かき氷、水ヨーヨー、どの屋台で買い物してもお釣りに五十円玉が含まれるのはなぜ?
名作『競作五十円玉二十枚の謎』をモチーフに挑んだ表題作ほか、天馬の妹の華麗な謎解きも収録した全五編。
“若き平成のエラリー・クイーン"が日常の謎に挑戦。
以上、11作品です!
まとめ
『日常の謎ミステリー』のおすすめ作品をまとめて紹介してみました!
日常に潜む謎が主役のミステリー!気楽にほのぼのミステリーを楽しみたい方におすすめです!
シリーズになっている作品も紹介してみたので、気に入った作品があればぜひ続巻にもチャレンジしてみて下さい!
その他の記事でもおすすめのミステリー作品をまとめています!被っている作品もありますがこちらも合わせてどうぞ!それではー!