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【北村薫】『円紫さんシリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【空飛ぶ馬】

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日は国内ミステリの人気シリーズを紹介します!

 

北村薫の『円紫さんシリーズ』です!

みんなからの愛され度が半端ない!日常の謎ミステリーの名作シリーズです!

今回は、北村薫『円紫さんシリーズ』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!

北村薫『円紫さんシリーズ』の順番とあらすじを紹介します!

今回紹介するのは北村薫『円紫さんシリーズ』

 

大学生の『私』と、落語家の円紫さんが謎を解決していきます。冒頭でも紹介した通り、日常の謎ミステリーの名作といわれているシリーズ作品です。

『日常の謎』好きなら必読の1冊ですね!

また、本シリーズの特徴の一つを紹介すると、作中で主人公が時間の経過とともに成長していきます。

国民的アニメのド〇えもんや、ち〇まる子ちゃん方式ではありません! 

これまで刊行されている作品の表紙をみると巻数を重ねるごとに成長している様子が分かりますね!

 

そんなわけで、円紫さんシリーズは必ず順番通りに読むことが推奨されています!

 

今回もシリーズ1作目『空飛ぶ馬』から、シリーズ順番しっかり整理しておきます!

【北村薫】円紫さんシリーズ順番とあらすじ!

今回は『円紫さんシリーズ』で、全6作品をリストアップしました!

 

それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!

空飛ぶ馬

女子大生と円紫師匠の名コンビここに始まる。爽快な論理展開の妙と心暖まる物語。

夜の蝉

『空飛ぶ馬』につづいて女子大生の〈私〉と噺家の春桜亭円紫師匠が活躍する。

 

鮮やかに紡ぎ出された人間模様に綾なす巧妙な伏線と、主人公の魅力あふれる語りが読後の爽快感を誘う。

 

第四十四回日本推理作家協会賞を受賞し、覆面作家だった著者が素顔を公開する契機となった第二作品集。

秋の花

幼なじみの真理子と利恵を待ち受けていた苛酷な運命――それは文化祭準備中の事故と処理された一女子高生の墜落死だった。

 

真理子は召され、心友を喪った利恵は抜け殻と化したように憔悴していく。ふたりの先輩である〈私〉は、事件の核心に迫ろうとするが……。

 

生と死を見つめ、春桜亭円紫師匠の誘掖を得て、〈私〉はまた一歩成長する。

六の宮の姫君

最終学年を迎えた〈私〉は、卒論のテーマ「芥川龍之介」を掘り下げていくかたわら、出版社で初めてのアルバイトを経験する。その縁あって、図らずも文壇の長老から芥川の謎めいた言葉を聞くことに。

 

王朝物の短編「六の宮の姫君」に寄せられた言辞を巡って、円紫師匠の教えを乞いつつ、浩瀚な書物を旅する〈私〉なりの探偵行が始まった。

朝霧

前作『六の宮の姫君』で着手した卒業論文を書き上げ、巣立ちの時を迎えたヒロインは、出版社の編集者として社会人生活のスタートを切る。新たな抒情詩を奏でていく中で、巡りあわせの妙に打たれ暫し呆然とする「私」。

 

その様子に読み手は、従前の物語に織り込まれてきた糸の緊密さに陶然とする自分自身を見る想いがするだろう。

 

幕切れの寥亮たる余韻は次作への橋を懸けずにはいない。

太宰治の辞書

みさき書房の編集者として新潮社を訪ねた《私》は新潮文庫の復刻を手に取り、巻末の刊行案内に「ピエルロチ」の名を見つけた。たちまち連想が連想を呼ぶ。

 

卒論のテーマだった芥川と菊池寛、芥川の「舞踏会」を評する江藤淳と三島由紀夫……本から本へ、《私》の探求はとどまるところを知らない。

 

太宰が愛用した辞書は何だったのかと遠方にも足を延ばす。そのゆくたてに耳を傾けてくれる噺家。そう、やはり「円紫さんのおかげで、本の旅が続けられる」のだ……。《円紫さんと私》シリーズ最新刊、文庫化。

以上、6作品です!

まとめ

北村薫『円紫さんシリーズ』の順番紹介でした!

 

日常の謎の記念碑的シリーズ作品。そして、みんなからの愛され度が半端ない作品たち。

 

普段ミステリー小説は読まないよという方も、ぜひ第1作『空飛ぶ馬』から手に取ってみて下さい!

『日常の謎』繋がりということで米澤穂信さん『古典部シリーズ』も紹介しておきます!合わせてチェックしてみて下さい!それではー!

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