あべろぐぷらす

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【書評】東野圭吾『学生街の殺人』を読んでみた!【隠れた人気作をネタバレなしでレビュー!】

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日は東野圭吾作品の読書レビュー記事!

 

東野圭吾『学生街の殺人』を読んでみました!

寂れてしまった学生街で起こる殺人事件…。デビュー作『放課後』、『卒業』に続く東野圭吾の初期青春ミステリー!

今回も物語のあらすじやおすすめポイントを紹介しつつ、ネタバレなしでレビュー記事を書こうと思います!

【書評】東野圭吾『学生街の殺人』を読んでみた!【隠れた人気作をネタバレなしでレビュー!】

今回は初期の東野圭吾作品『学生街の殺人』を読んでみました!

 

物語の真相などネタバレなしでレビューします!まずはいつも通り内容紹介をしていきます!

『学生街の殺人』あらすじ紹介!

学生街のビリヤード場で働く津村光平の知人で、脱サラした松木が何者かに殺された。

 

「俺はこの街が嫌いなんだ」と数日前に不思議なメッセージを光平に残して…。

 

第2の殺人は密室状態で起こり、恐るべき事件は思いがけない方向に展開してゆく。奇怪な連続殺人と密室トリックの陰に潜む人間心理の真実。

今回紹介するのは東野圭吾さん『学生街の殺人』です。

 

東野圭吾さんのデビュー作は江戸川乱歩賞を受賞した『放課後』。

 

第2作は加賀恭一郎シリーズ第1作『卒業』。第3作『白馬山荘殺人事件』。

 

そして今回読んでみた『学生街の殺人』が第4作です!

 

本作は1987年に出版された東野圭吾の超初期作品。

 

東野圭吾作品といえどもこのタイトルを知ってる人・実際に読んでみた人は結構少ないのではと思います。

初期作品、不思議な表紙(?)、文庫本で475ページの大ボリュームですが、何気に人気の高い作品なのです!

物語の舞台は大学の正門の移転により今は寂れてしまった学生街。

 

そんな学生街のビリヤード場で働く主人公・津村光平。大学を卒業したが自分の進むべき道を見つけることが出来ずにいた。

 

ある日、同じ店で働く松木が何者かに殺されてしまう。松木の死から1週間後、学生街で第二の殺人事件が発生。

 

被害者は主人公の恋人・広美。それは密室状態で起こった殺人だった。

 

密室の謎と恋人の秘密を探るため主人公は独自に調査を始める。

 

二人の死の関連は?なぜ恋人が殺されなくてはならなかったのか?

 

そして主人公がたどり着いた驚くべき真相とは…。

といった感じのストーリーだよ!

学生街で起こった一つの殺人事件からそれまでの静けさが嘘のように次々と事件が起こります。

 

ネタバレなので詳細は語れませんが、現在のミステリ小説では定番のラストへ向けて二転三転という流れはさすが東野作品。

 

今から30年以上も前の作品ですが、すでに完成してしまってる気がします笑。

 

ミステリ的な謎がメインではなく、学生街に住む人々の人間ドラマがあったり、1980年代後半の若者の雰囲気が描かれていたり…。

 

作品を読みながらまるで連続ドラマや1本の映画を見ているような感覚になりました。

主人公の自分探し的な雰囲気もよかったよね。初期作品といっても精緻なプロットで伏線には全く気がつくことが出来ずでした…!

デビュー作の『放課後』、それに続く『卒業』、そして今回の『学生街の殺人』。

 

どれも学生が登場する青春ミステリーで全て読破しましたが、その中では『学生街の殺人』が一番完成度が高く面白く感じました!

 

30年以上前の作品なので表現に古さを感じる箇所もありますが、すでにAIの話題が登場するなど時代を先取りしていたり…。

 

ドラマや映画などメディアミックスも行けそうだし…。

 

主人公と父親の関係を見ていたら、なんとなく加賀恭一郎シリーズを彷彿とさせる雰囲気があったりと…。

 

東野圭吾ファンなら必読だし、初期作品の中でも間違いなく重要な作品でした!

読んだ方は分かっていただけると思いますが、もう少し評価されてもいいですよね…?最新の東野圭吾作品しか読んでいないよという方はをぜひ本作も読んでみて!

まとめ

東野圭吾『学生街の殺人』をネタバレなしでレビューしてみました!

 

東野圭吾初期作品の隠れた人気作!加賀恭一郎シリーズが好きだからさかのぼって『卒業』は読んだのに『学生街の殺人』は読んでいない方!

 

デビュー作『放課後』は読んだのに『学生街の殺人』はスルーしてしまっている方は、ぜひチャレンジしてみて下さい!

ただ今『いまさら読書』という企画で過去の人気作品を発掘中です!今後もいまさらな名作・人気作をレビューしていきますので次回もレビューをお楽しみに!それではー!

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