ミステリー小説だと特にハードボイルドな作品が好き!定番・おすすめの小説をたくさん知りたい!とお考えの方。こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは『ハードボイルド』なおすすめ小説です!
ハードボイルドな男性が登場する物語を読みたい。
— 音巴* (@otoihaya2) 2016年12月3日
沖田艦長やハーロックを思い出させるような。
レイモンド・チャンドラーの「さらば愛しき女よ」を読みます。 pic.twitter.com/Eo9Y7yzo7h
固ゆで卵じゃないよ!一人でも戦い抜く!諦めない!怖そうだけど実は優しい主人公の物語だよ!
今回は『ハードボイルド』なおすすめ作品をまとめて紹介していきます٩( ''ω'' )و!
『ハードボイルド』なおすすめミステリー小説をまとめて紹介!【定番作品から最新作まで】
今回紹介するのは『ハードボイルド』なおすすめ作品!
『えっ?ハードボイルドって何?固ゆで卵?』と思われる方もいるかもですが、それはただの直訳です笑。
ハードボイルドとはミステリー小説の一ジャンルのこと!
ハードボイルド御三家といわれているダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラー、ロス・マクドナルドなどの作品は、古典的名著といわれているこのジャンルの超有名定番作品です。
ハードボイルドの特徴をざっくり紹介すると、主人公は切れ者一匹狼の私立探偵。
静かなバーで定番アイテムのお酒やタバコをたしなみ、ストーリーのあちらこちらに派手なアクションシーンがある。
こんな風に紹介すると読者を選びそうなジャンルな気もしますが、最近はこのようなステレオタイプ化された作品だけではなく、ハードボイルド要素をストーリーに盛り込んだ作品といったものが数多く発表されています。
大沢在昌『新宿鮫』読了。ひたすらかっこいい警察ハードボイルド。独特の雰囲気で新宿という街、そして警察機構の闇を描く良作。試験期間中なのに思わず読んでしまい、指がページにくっついて離れなかった。思想はやや幼稚なところが見えるものの、次から次へと読者を飽きさせぬ展開は絶品。おすすめ。
— 雨野β (@amenoBETA) 2010年11月17日
ナイトホークス(下)を読了。面白い。終盤、結末は、筆力がないと噴飯モノになりそうな展開だが、ストーリーに隙がなく、納得できる。特にラストのもの悲しさは印象的。現代ハードボイルドの最高潮と評価されるシリーズのようだが、一般ミステリーとして非常に良くできた作品と思う。お奨め。
— 味噌煮込みコアラ (@korisu3964) 2011年5月3日
ご無沙汰の読了ツイート
— めい@読書垢 (@n0rWGnHCK1gCfc4) 2018年9月28日
グラスホッパー/伊坂幸太郎
伊坂ワールドにまんまと飲まれてしまいました笑3人の登場人物の視点で物語が展開していくのですが、先へ先へと読みたくなる作品。人物も設定も面白く、事故の描写が特にリアルでそこが伊坂さんらしい。ユーモア性もあるハードボイルドでした。#読了 pic.twitter.com/jYGL0LfQc9
『ハードボイルド=古い!』というイメージがあるかもですが、新作もかなり多いです!そしてどの作品に登場する主人公もかっこいい!
このカテゴリーに共通するのは、どんな困難な状況にも立ち向かう、決して諦めない主人公たちです。
過激なシーンがある作品もたくさんあるけど、そんな主人公たちの奮闘ぶりに読者は心動かされるんですよね。
最近では定番の名著が新訳リニューアルされることも多く、古典作品を読める機会が以前よりも格段に増えています!
今回は新刊紹介記事を書きました📚✨
— あべし📚ブックチューバー (@honjituno) 2019年4月24日
ハードボイルド御三家の一人、ハードボイルドの巨匠ハメットが書いたハードボイルドの名作が東京創元社より新訳版で登場です❗️
【新刊発売日】ダシール・ハメット『血の収穫【新訳版】』が5月31日発売です! - あべろぐぷらす https://t.co/1QMWvV30ji
最新作に古典の新訳!どう考えても読書が追いつきませんが、気になる作品からぜひ手に取ってみて下さい!
『ハードボイルド』なおすすめ作品紹介!
今回紹介するのは『ハードボイルド』なおすすめ作品で、全14作品をリストアップしました(※随時更新予定)!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
新宿鮫
ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく――。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島(さめじま)。
歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津(きづ)を執拗に追う。突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた!
絶体絶命の危機を救うのは……。超人気シリーズの輝ける第1作!!
ロング・グッドバイ
私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。 あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。
何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。 しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。
が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた……
弁護士の血
二十四時間裁判に関わり、自らの魂をすり減らし、家庭をかえりみることができない―ニューヨークの弁護士エディー・フリンは、酒に溺れて妻から見放され、いま町をさまよい歩いていた。
そんな時、ロシアン・マフィアが彼を脅迫する。要求をのまなければおまえの娘を殺害する。十歳の愛娘が拉致され、いま命の危険にさらされている。
マフィアのボスは、自分に不利な証言者を殺害しろという難題を突きつけてくるが…。
それまでの明日
渡辺探偵事務所の沢崎のもとに望月皓一と名乗る金融会社の支店長が現われ、赤坂の料亭の女将の身辺調査をしてくれという。沢崎が調べると女将は去年亡くなっていた。
顔立ちの似た妹が跡を継いでいるというが、調査の対象は女将なのか、それとも妹か? しかし当の依頼人が忽然と姿を消し、沢崎はいつしか金融絡みの事件の渦中に。
切れのいい文章と機知にとんだ会話。時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。14年もの歳月をかけて遂に完成した、チャンドラーの『ロング・グッドバイ』に比肩する畢生の大作。
ナイトホークス
ブラック・エコー。地下に張り巡るトンネルの暗闇の中、湿った空虚さの中にこだまする自分の息を兵士たちはこう呼んだ…。
パイプの中で死体で発見された、かつての戦友メドーズ。未だヴェトナム戦争の悪夢に悩まされ、眠れぬ夜を過ごす刑事ボッシュにとっては、20年前の悪夢が蘇る。
事故死の処理に割り切れなさを感じ捜査を強行したボッシュ。だが、意外にもFBIが介入。メドーズは、未解決の銀行強盗事件の有力容疑者だった。
孤独でタフな刑事の孤立無援の捜査と、哀しく意外な真相をクールに描く長編ハードボイルド。
暗殺者グレイマン
身を隠すのが巧みで、“グレイマン(人目につかない男)”と呼ばれる凄腕の暗殺者ジェントリー。
CIAの特殊活動部に属していた彼は、突然解雇され命を狙われ始めたが、追跡を逃れて今は民間警備会社の経営者から暗殺の仕事を受けている。
だがナイジェリアの大臣を暗殺したため、兄の大統領が復讐を決意、やがて様々な国の暗殺チームがグレイマンを標的とする死のレースを開始した!激烈な戦闘が連続する冒険アクション。
動く標的
石油王が失踪した。失踪か? 誘拐か? 夫人の依頼により調査を開始した私立探偵リュー・アーチャー。
夫人とは犬猿の仲である義理の娘、彼女が愛する一家専属のバイロット、娘との結婚を望む弁護士といった面々が複雑に絡み合うなか、次々に殺人事件が……。
クールな探偵リュー・アーチャーが初登場した、正統派ハードボイルド作家ロス・マクドナルドの傑作を、これ以上望むべくもないベテラン訳者による新訳で贈る。
血の収穫
ポイズンヴィルは鉱山会社社長の大物が労働争議対策として集めたギャングたちによって、支配され汚濁に満ちた市(まち)になっていた。
その浄化を望む男に呼ばれたコンティネンタル探偵社の私が市に着いた途端に、その男は殺されてしまう。
その男の父親である鉱山会社社長がそのまま、市の浄化を私に依頼した! 銃弾飛び交う、血で血を洗う抗争を巧みに利用しながら私は市の毒に挑んだ。
ハードボイルドの巨匠ハメットの長編デビュー作を名手の翻訳で。
マルタの鷹
私立探偵サム・スペードの事務所を若い女が訪れた。悪い男にひっかかり、駆け落ちした妹を連れ戻して欲しいとの依頼だった。
スペードの相棒が相手の男を尾行するが、相棒も男も何者かに射殺されてしまう。女の依頼には何か裏があったのか…。
やがて、スペードは黄金の鷹像をめぐる金と欲にまみれた醜い争いに巻き込まれていく―ハンフリー・ボガート主演映画で知られる、ハードボイルド小説の不朽の名作。
サマータイム・ブルース
料金は一日百二十五ドルと必要経費。報告書は作成しますが、調査方法の指図はお受けしません―夜遅くに事務所を訪れた男は、息子の恋人の行方を捜してくれと依頼する。
簡単な仕事に思えたが、訪ねたアパートで出くわしたのはその息子の射殺死体だった。依頼人が被害者の父親ではないことも判明し、さらには暗黒街のボスが脅迫を…
圧力にも暴力にも屈しない私立探偵V・I・ウォーショースキーの熱い戦いが始まった。
女には向かない職業
探偵稼業は女には向かない。ましてや、22歳の世間知らずの娘には―誰もが言ったけれど、コーデリアの決意はかたかった。
自殺した共同経営者の不幸だった魂のために、一人で探偵事務所を続けるのだ。最初の依頼は、突然大学を中退しみずから命を断った青年の自殺の理由を調べてほしいというものだった。
コーデリアはさっそく調査にかかったが、やがて自殺の状況に不審な事実が浮かび上がってきた…
可憐な女探偵コーデリア・グレイ登場。イギリス女流本格派の第一人者が、ケンブリッジ郊外の田舎町を舞台に新米探偵のひたむきな活躍を描く。
テロリストのパラソル
ある土曜日の朝、アル中のバーテンダー・島村は、新宿の公園で1日の最初のウイスキーを口にしていた。そのとき、公園に爆音が響き渡り、爆弾テロ事件が発生。
全共闘運動に身を投じ、脛に傷を持つ島村は現場から逃げ出すが、指紋の付いたウイスキー瓶を残してしまう。
後日、テロの犠牲者の中には“同志"だった学生時代の恋人と、ともに指名手配された男が含まれていたことが判明した。島村は容疑者として追われながら、事件の真相に迫ろうとする――。
江戸川乱歩賞と直木賞をダブル受賞した、小説史上に燦然と輝く傑作。
深夜プラス1
腕利きドライバーのケインが受けた仕事は、ごくシンプルな依頼だった。大西洋岸からフランスとスイスを車で縦断し、一人の男をリヒテンシュタインまで送り届けるのだ。
だが行く手には、男を追うフランス警察、そして謎の敵が放った名うてのガンマンたちが立ちはだかる。
次々と迫る困難を切り抜けて、タイムリミットまでに目的地へ到着できるか?
グラスホッパー
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。
それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。
以上、14作品です!
まとめ
『ハードボイルド』なおすすめ作品をまとめて紹介してみました!
主人公の前に立ちはだかる困難な状況。普通なら諦めてしまいそうですが、ハードボイルドの主人公たちは決して諦めません。
そんな姿に読者は心を動かされます。気がついたら応援していて、読み終えた後は思い入れのあるお気に入りの作品となっていることでしょう。
古典の定番作品から現代作品まで本当にたくさんありますので、ぜひ気になる作品からチャレンジしてみて下さい!
その他の記事でもおすすめのミステリー作品をまとめています!被っている作品もありますがこちらも合わせてどうぞ!それではー!