こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは、ピエール・ルメートルさんの『カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ』です!
ピエール・ルメートル氏の『ヴェルーヴェン警部・3シリーズ』
— アネモネ (@anemone88888) 2018年11月16日
① 『悲しみのイレーヌ』
② 『その女アレックス』
③ 『傷だらけのカミーユ』
邦訳されたのが二作目の『その女アレックス』が最初だが、登場人物に繋がりがあるので一作目の『悲しみのイレーヌ』から順番に読みたい pic.twitter.com/Hk17qiCgne
現代フランスミステリーの超人気作家が贈る三部作!表紙こわいけど読まず嫌いは許しません!
今回は、ピエール・ルメートル『カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ』の概要や順番をあらすじと合わせて紹介していきます٩( ''ω'' )و!
【ピエール・ルメートル】『カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【その女アレックス】
今回紹介するのはピエール・ルメートル『カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ』!
ピエール・ルメートルさんは現代のフランスミステリー作品を語る時、絶対に外すことが出来ない超人気作家!
2015年版このミステリーがすごい!では、シリーズ第2作『その女アレックス』が第1位に輝きました!
そんなわけで、人気作品だということは知っていましたが、表紙のインパクトがすごすぎて…。
読んだらトラウマになりそうなぐらい表紙がこわくて読まず嫌いしてました…。
つつつついにルメートルに手を出してしまった…!その女アレックスと悲しみのイレーヌ。表紙がすでに怖い。夜読むの怖い。一人で寝るの怖い。ううぅ
— 小林遊季 (@hyakuju) 2016年2月6日
その気持ち…めちゃくちゃ共感します…笑。
読み終えた時にまず感じたのは、後悔でした。
読んでしまったことをではありません。読まずにいたことの後悔です。
どうしてこんなに面白い作品を読まずに放置していたのか…。
やはり読まず嫌いは良くないですね。
ピエール・ルメートル著 シリーズ三部作完結編「傷だらけのカミーユ」読了。ルメートルは伏線の天才。それも三作とも手法が全く違う。共通するのは、容赦のなさ。愛と孤独が渦巻く、壮絶なミステリーだった。その中に、クスッとさせる要素まで入れちゃうのだから怖ろしい。カミーユ、お疲れ様でした。 pic.twitter.com/PUjxJLQHYS
— 小橋めぐみ (@megumikobashi) 2016年11月9日
まさに『壮絶』!気持ちのいい話ばかりじゃないけど、巧妙な伏線から真相が明らかになった時の衝撃は控えめに言ってヤバかった…!
本シリーズは三部作で完結しています。
どれも本当にクオリティが高く、面白い(ただし読後は色んな意味でポカーン…となります)ので、長期シリーズ化を期待していただけに、三部作完結と知った時は落ち込みました…。
完結しているので今後シリーズ作品が増えてごちゃごちゃになることはありませんが、これからシリーズを読み始めようと思う方は読む順番にだけ注意してください!
このミス1位で有名だし、その上初邦訳は『その女アレックス』なのでまずこちらから読み始めてしまいがちですが、実はシリーズ2作目の作品です!
焦らず落ち着いて、まずシリーズ第1作『悲しみのイレーヌ』から手に取るようにしましょう!
ピエール・ルメートル『傷だらけのカミーユ』(文春文庫)。『その女アレックス』のヴェルーヴェン警部シリーズ最終話。痛い!ひどい!可哀そう!でもやっぱり超面白い!警部ごめん! というわけでタイトルに偽りなく警部が気の毒すぎるので、やっぱりこのシリーズはこれで終らせてあげて下さい…w
— ♪akira (@suttokobucho) 2016年10月17日
とても残念ですがこれ以上カミーユを『悲しませたり』、『傷だらけ』にするわけにはいきませんね…。三部作を思いっきり楽しみましょう!
【ピエール・ルメートル】『カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ』順番とあらすじ!
今回は『カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ』で、全3作品をリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
悲しみのイレーヌ
若い女性の惨殺死体が発見された。パリ警視庁のヴェルーヴェン警部は、裕福な着道楽の部下ルイらとともに捜査を担当することになった。
殺人の手口はきわめて凄惨で、現場には犯人のものと思われる「おれは帰ってきた」という血文字が残されていた。 やがて過去の未解決事件とのつながりが浮かび上がる。
手口は異なるものの、残虐な殺人であることは一致していた。これは連続殺人なのだ。そして捜査が進むにつれ、犯人は有名なミステリ作品に登場する惨殺死体を模して殺人を繰り返しているらしいことが判明した。
その女アレックス
おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。
孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。
傷だらけのカミーユ
アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。警察からカミーユに電話がかかってくる。アンヌの携帯の連絡先のトップにあったのがカミーユの電話番号だったからだ。
カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、事件を担当することにする。しかし強引なうえに秘密裏の捜査活動は上司たちから批判され、事件の担当を外されるどころか、刑事として失格の烙印さえ押されそうになる。
カミーユはいったいどのようにして窮地を脱し、いかに犯罪者たちを追い詰めることができるのか。
以上、3作品です!
まとめ
ピエール・ルメートル『カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ』の順番紹介でした!
現代フランスミステリーの超人気作家さんが贈る三部作!表紙が怖くて読んだらトラウマになりそうですが、読まず嫌いはいけませんよ!
読み始めたら至福の時間が待っていることをお約束しますので、シリーズ第1作『悲しみのイレーヌ』からぜひ手に取ってみて下さい!
本シリーズ以外のフランスミステリについてもまとめています!ぜひ合わせてどうぞ!それではー!