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【祝映画化】アガサ・クリスティー『ねじれた家』の原作を紹介!

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日はクラシックミステリーの映画化情報をお届けします!

 

なんとアガサ・クリスティー作品から『ねじれた家』が映画公開されますよー!

クリスティーの自信作!70年の時を経て初の映画化だよ!

映画は4月19日(金)公開!今回は映画『ねじれた家』の原作について紹介していこうと思います!

【祝映画化】アガサ・クリスティー『ねじれた家』の原作を紹介!

今回は映画公開されるアガサ・クリスティー『ねじれた家』について紹介していきます!

 

映画化ということで書店では特設コーナーもできているようですよ!

映画公開が待ち遠しい!まずはいつも通り内容紹介をしていきます!

『ねじれた家』あらすじ紹介!

ねじれた家に住む心のねじれた老人が毒殺された。根性の曲がった家族と巨額の財産を遺して。

 

状況は内部の者の犯行を示唆し、若い後妻、金に窮していた長男などが互いに疑心暗鬼の目を向け合う。

 

そんな中、恐るべき第二の事件が…マザー・グースを巧みに組み入れ、独特の不気味さを醸し出す女史十八番の童謡殺人。

最近『オリエント急行の殺人』や『アクロイド殺し』といったクリスティーの有名作品が立て続けに映像化されています。

 

ただし、今回の映画化のニュースを聞いた方で

ねじれた家?聞いたことない…。

となった方も多いハズ!

 

冒頭から『祝映画化!』とか『70年の時を経て初!』とか色々と紹介してきましたが、ミステリーが好き!特に海外ミステリー古典作品が好き!という方以外、あまり聞きなれないタイトルなのではないでしょうか?

 

それもそのはずで『ねじれた家』はノンシリーズ作品。

 

クリスティー作品でおなじみの名探偵ポアロやミスマープルは登場しません!

大富豪が毒殺された。遺された莫大な富。そして起こる殺人事件…。

ノンシリーズ作品では『そして誰もいなくなった』の知名度にはなかなか勝てませんが、だからといって面白くないということはありません!

 

あのクリスティー自身が『自作の探偵小説の中で最も満足している2作のうちのひとつ』と評価している作品なのです!

ちなみにもう一つの作品は『無実はさいなむ』だよ! 

そして本作の特徴の一つはクリスティーの代名詞ともいえる『マザー・グース』。

 

マザー・グースが登場するクリスティー作品は『そして誰もいなくなった』、『五匹の子豚』、『ポケットにライ麦を』などが有名ですが、本作もその一つです。

 

タイトルはマザー・グースの『ねじれた男』に由来しています。

クリスティー×マザー・グースで構築されるクリスティー独自の世界観! 

これまであまり注目されてこなかったためネタバレリスクの低かった本作。真相は自分で知りたい!という方は、注目の集まるこの機会に原作を手に取ってみて下さい! 

まとめ

映画『ねじれた家』の原作について紹介してみました!

 

クリスティーも大満足の一作!これまであまり注目されてこなかった傑作ということで、どのように映像化されているのか気になります!

 

映画は2019年4月19日公開!映画見に行くよ!という方も、ぜひ原作も合わせてチェックしてみて下さい!

最後に!クリスティーのシリーズ作品についてもまとめています!合わせてチェックしてみて下さいね!それではー!

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