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【東京創元社】全5巻!『世界推理短編傑作集』の順番とあらすじを紹介します!【江戸川乱歩編】

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こんにちは、あべし(@honjituno)です。

今日紹介するのは、東京創元社から出ている江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』です!

あの江戸川乱歩が編纂した傑作短編集がリニューアルで登場!まだ読んでいない過去の名作に出会えるかも…!?

今回は、江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!

【東京創元社】全5巻!『世界推理短編傑作集』の順番とあらすじを紹介します!【江戸川乱歩編】

今回紹介するのは江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』

 

江戸川乱歩編だけど『乱歩作品の短編集』ではありません!

 

19世紀半ばから第二次世界大戦後の1950年代にかけて発表された世界中の推理短編作品から選ばれた傑作集です!

 

推理小説の祖であるエドガー・アラン・ポーや、ウィルキー・コリンズ、コナン・ドイル、バロネス・オルツィなどの推理小説黎明期に活躍した作家から始まり、

 

チェスタトン、ルブラン、クロフツ、クリスティなどなどそうそうたる作家の短編がセレクトされています!

定番作品から隠れた名作まで思う存分短編を楽しめる夢のようなアンソロジー!

今回の『世界推理短編傑作集』はこの度初めて誕生したわけではなく、過去に出版されていたものが新版としてリニューアルされたものです。

 

旧版とは微妙に収録作品が違っていたり、新しい訳になっていたりするため、一度読んだ方が読んでも楽しめる内容になっています。

全5巻!総収録短編は48作品にもおよびます!1巻から年代順になっていますが、目次をみて気になる作品が収録されている巻からぜひ手に取ってみて下さい!

【東京創元社】『世界推理短編傑作集』順番とあらすじ!

今回は『世界推理短編傑作集』で、全5作品を刊行順にリストアップしました!

 

また各巻に収録されている短編のリストも合わせて掲載しています!(※収録短編リストは東京創元社サイトより引用させて頂きました!) 

 

それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!

世界推理短編傑作集1

  • 「盗まれた手紙」エドガー・アラン・ポオ 丸谷才一訳
  • 「人を呪わば」ウィルキー・コリンズ 中村能三訳
  • 「安全マッチ」アントン・チェーホフ 池田健太郎訳
  • 「赤毛組合」アーサー・コナン・ドイル 深町眞理子訳
  • 「レントン館盗難事件」アーサー・モリスン 宇野利泰訳
  • 「医師とその妻と時計」アンナ・キャサリン・グリーン 井上一夫訳
  • 「ダブリン事件」バロネス・オルツィ 深町眞理子訳
  • 「十三号独房の問題」ジャック・フットレル 宇野利泰訳

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

 

本書はそれらの傑作集の中から、編者江戸川乱歩の愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。

 

第一巻は巻頭に編者の「序」を配し、推理小説の祖といわれるポオ「盗まれた手紙」に始まり、コリンズ「人を呪わば」、ドイル「赤毛組合」、フットレル「十三号独房の問題」など8編を収録し、最初期の半世紀を俯瞰する。

世界推理短編傑作集2

  • 「放心家組合」ロバート・バー 宇野利泰訳
  • 「奇妙な跡」バルドゥイン・グロラー 垂野創一郎訳
  • 「奇妙な足音」G・K・チェスタトン 中村保男訳
  • 「赤い絹の肩かけ」モーリス・ルブラン 井上勇訳
  • 「オスカー・ブロズキー事件」オースチン・フリーマン 大久保康雄訳
  • 「ギルバート・マレル卿の絵」V・L・ホワイトチャーチ 中村能三訳
  • 「ブルックベンド荘の悲劇」アーネスト・ブラマ 井上勇訳
  • 「ズームドルフ事件」M・D・ポースト 宇野利泰訳
  • 「急行列車内の謎」F・W・クロフツ 橋本福夫訳

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

 

本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。

 

本巻には、“奇妙な味”の短編「放心家組合」をはじめ、英米以外の作家であるグロラー、ルブランの作品などを収録した。

世界推理短編傑作集3

  • 「三死人」イーデン・フィルポッツ 宇野利泰訳
  • 「堕天使の冒険」パーシヴァル・ワイルド 橋本福夫訳
  • 「夜鶯荘」アガサ・クリスティ 中村能三訳
  • 「茶の葉」E・ジェプスン&R・ユーステス 阿部主計訳
  • 「キプロスの蜂」アントニー・ウィン 井上一夫訳
  • 「イギリス製濾過器」C・B・ベックホファー・ロバーツ 井上一夫訳
  • 「殺人者」アーネスト・ヘミングウェイ 大久保康雄訳
  • 「窓のふくろう」G・D・H&M・I・コール 井上勇訳
  • 「完全犯罪」ベン・レイ・レドマン 村上啓夫訳
  • 「偶然の審判」アントニイ・バークリー 中村能三訳

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

 

本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。

 

本巻には、フィルポッツの「三死人」からバークリー「偶然の審判」まで、1920年代の読み応えある佳品10編を収録した。

世界推理短編傑作集4

  • 「オッターモール氏の手」トマス・バーク 中村能三訳
  • 「信・望・愛」アーヴィン・S・コッブ 田中小実昌訳
  • 「密室の行者」ロナルド・A・ノックス 中村能三訳
  • 「スペードという男」ダシール・ハメット 田中小実昌訳
  • 「二壜のソース」ロード・ダンセイニ 宇野利泰訳
  • 「銀の仮面」ヒュー・ウォルポール 中村能三訳
  • 「疑惑」ドロシー・L・セイヤーズ 宇野利泰訳
  • 「いかれたお茶会の冒険」エラリー・クイーン 中村有希訳
  • 「黄色いなめくじ」H・C・ベイリー 宇野利泰訳

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

 

本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全5巻に収録し、併せて19世紀半ばから1950年代に至るまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。

 

本巻には高評価を得た「オッターモール氏の手」をはじめ、“奇妙な味”や傑作や、本格の巨匠の作品などが勢揃いした。

世界推理短編傑作集5

  • 「ボーダーライン事件」マージェリー・アリンガム 猪俣美江子訳
  • 「好打」E・C・ベントリー 井上勇訳
  • 「いかさま賭博」レスリー・チャーテリス 宇野利泰訳
  • 「クリスマスに帰る」ジョン・コリアー 宇野利泰訳
  • 「爪」ウィリアム・アイリッシュ 門野集訳
  • 「ある殺人者の肖像」Q・パトリック 橋本福夫訳
  • 「十五人の殺人者たち」ベン・ヘクト 橋本福夫訳
  • 「危険な連中」フレドリック・ブラウン 大久保康雄訳
  • 「証拠のかわりに」レックス・スタウト 田中小実昌訳
  • 「妖魔の森の家」カーター・ディクスン 宇野利泰訳
  • 「悪夢」デイビッド・C・クック 小西宏訳
  • 「黄金の二十」エラリー・クイーン 小西宏訳 

珠玉の推理短編を年代順に集成し、一九六〇年の初版以来版を重ね現在に至る『世界短編傑作集』を全面リニューアル!

 

最終巻となる本巻にはアリンガム「ボーダーライン事件」をはじめ、ベントリー「好打」、コリアー「クリスマスに帰る」、アイリッシュ「爪」、パトリック「ある殺人者の肖像」、ヘクト「十五人の殺人者たち」、ブラウン「危険な連中」、スタウト「証拠のかわりに」など珠玉の名作を収録!

以上、5作品です!

まとめ

東京創元社から出ている江戸川乱歩編『世界推理短編傑作集』の順番紹介でした!

 

知らない作家の作品や、好きな作家でも見逃していた作品に多く出会えるチャンスかもしれません!

 

未読な方はもちろん、旧版で一度読んだことがある方も気になる作品が収録されている巻からぜひ手に取ってみて下さい!

最後に!東京創元社さんはただ今『名作ミステリ新訳プロジェクト』を実施中!過去の名作が新訳版で続々登場していますのでぜひ合わせてチェックしてみて下さい!それではー!

www.abelog-plus.com

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